RRRのレビュー・感想・評価
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迫力!感動!余韻。もっと早く知っていれば!
普段あまり映画を観ないのですが、ダンスシーンの盛り上がりをワイドショーで観て、軽い気持ちで観に行ったら、ダンスシーンだけでなく迫力のアクションシーンや、ラーマとビームの友情と使命との葛藤、ストーリー全てに圧倒されました。
3時間!見逃せないシーンの連続に肩に力が入って見終わるとヘトヘトに疲れたのだけど、帰ってからもその余韻にずっと浸っていて、日が経つごとに余韻が膨らんでいって、2週間後に再鑑賞しました。1月末で大きなシアターでの上映が終わっていて(どうやら再上映だった)、探したら町の小さな劇場での上映が唯一残っていました。
1回目では見逃していた細かい伏線も2回目に気がつき、ストンと腑に落ちる場面もあり、長いながらも筋道立てて構成されてパート分けされているので分かりやすく、奥が深い作品だと思いました。
2回目観終わって、もう帰る頃にはまた観たい欲求にかられていました。私の地域では上映がもう終わってしまうので残念です。
もっと早く作品のことを知っていればと悔やまれてなりません。
え?そんなに人気あるんだ。でも、踊りも少ないし。
混んでいる。何故?
隣の奴がポップコーン!それだけで、駄目だ。何故この映画こんなに人気あるの?
ネタバレあり
初めて経験した。クレジットが流れるエンドロール中に、立つ奴が一人もいなかった。
始まりに例のカメラが逃げるシーン(盗撮ダメよ)は無し。で、最後のエンドロール、ピタッと終わって、ものの3秒で明り!
凄い!コストパフォーマンスがやたら高い。
でも、ガンジーが泣いているかもね。
そんな事、どーでも良いね。
ネタバレあり
追記 最後は死んだ人まで復活!でも、振り返って思い出せば、指動いていた。
題名から『R指定』と思っていたら、違うんだ。イギリスではR指定じゃないのか?日本軍だったら、日本ではR指定でしょうね。
主人公強すぎ!そして、いろいろぶっ飛んでるけど面白すぎ!
インド映画は、きっとうまくいく以外見たことなかったし、ミュージカルっぽい映画があんまり得意じゃなかったから、観に行かないかなって思ってたけど、、テレビで特集されてるの見たり、一度終映したはずの映画館で上映が復活してたり、話題になりすぎてて、気になって観てきた。
話題になるのもすごく納得、めちゃ面白かった‼︎
主人公の2人どう考えても強すぎるし、設定とかもかなりいろいろぶっ飛んでるけど、面白い。途中から笑いそうになるくらい、やっぱり2人が強すぎるけど、面白かった!笑
いや、本当に強すぎるよね、キングダムの信とかの比じゃなかったもんね。
2人が共闘する展開あたりからが激アツだったなぁ、ほんとよかった!
3時間の長編だけど、あっという間に感じた。
歌って踊ってるシーンはワンシーンだけで、そこまでミュージカルみたいなセリフとかもなくて、私には観やすくて良かった!
マイナスポイントを強いてあげるなら、、出てくる男の人の顔の判別が難しかったかな笑。最後まで主人公の2人ですらヒゲでしか判別つかなかった。まあ、完全に私の顔識別能力の無さのせいだけど、そこだけが難しかったなぁ笑。みんな顔濃い、同じに見えた。
それにしても俳優さんの身体能力の高さには脱帽だった、あれは凄すぎるな。
画もめちゃくちゃ迫力がある映画だったから、映画館に観に行って良かった!インド映画に少し抵抗ある人にもぜひ観てもらいたいな。
これぞインド映画
人気のRRRようやく見ることが出来ました!30年ほど前のことですが、インド旅行に行ったとき、映画をみたのですね。もちろん日本語字幕もなく、詳細ストーリーは意味不明。
ただ、映画館は満員で、途中に踊りがやたらとあって、見ている人が楽しそうで、思わず体を動かしてる人もいる感じで、終わったら拍手喝采で。でも、エンドロールの途中でわさわさ人が動き出して、余韻を楽しむことはしないのねって思いました笑
映画って、作品の内容も、また鑑賞する人も、お国柄があるんだなって思いました。そんなインドの映画が日本でこんなにも愛されているとは、驚きです。
このRRRはハラハラドキドキで、ストーリーもしっかりしていて、ダンスやアクションのレベルも高くて、ってことなのだと思います。
ただ僕は、ああインド映画はこんな雰囲気やったよなぁ~っていう懐かしさいっぱいに、こんなのアリかぁ~って笑いながら、ほんとに楽しませてもらいました!
傑作です。
あっという間の3時間でした
1920年イギリス領のインド。英国軍の過酷な統治が行われていた時代。英国軍に拉致された少女を救うため立ち上がった野生的なヒーローのコムラム・ビーム(N・T・ラーマ・ラオ・Jr.)と、インド警察で内なる怒りを燃やす男ラーマ・ラージュ(ラーム・チャラン)。実在の独立運動指導者を主人公としたフィクションで、監督・脚本のS・S・ラージャマウリのVFXを駆使したアクション、ゴールデングローブ賞で最優秀主題歌賞を受賞した挿入歌「Naatu Naatu」、迫力のダンスシーンも見事で. あっという間の3時間でした。日本公開のインド映画で最も高い興行収入を記録した「ムトゥ 踊るマハラジャ」(1995年)の記録を塗り替えたようです。
残虐シーン多く苦痛だった
羨ましく、誇らしい。勇ましく、全部入り。
好みの容姿も出てこない。
グロい描写はたくさん。
普段、暴力物や爆発、スケール重視は好きでない。
それでも、片時も画面から目が離れる事なく3時間以上。
身体から、心から、有色人種のプライドと誇りが燃えたぎって、アドレナリンが湧き出てくる。
積年の、「有色人種、舐めんな」が晴れる。
有色人種なら必ず感じた事がある、世界の不平等な構図を、思いっきりぶち破ってくれる。
こんな映画は初めてだ。
白人中心のハリウッドではありえない構図だし、日本が作る戦争ものは敗戦国としみじみ感じさせられる。
戦争に勝ちたかったわけではなく、人類平等でいたいだけだが、戦後何年経っても、世界は経済的に白人支配。
スケールだけでも相当なのに、この内容を製作できるインドが、心底羨ましい。
作中でも成敗するが、この作品そのものが、インドが製作資金的にも、軍事的にも、政治的にも、英国に依存していない事を指し示し、過去を成敗している。
同じ有色人種として誇りに思う。
それと共に、心底羨ましい。
日本だったら、アメリカに楯突くようなこんな映画は、まず作れない。
あんなに強いラーマとその部族に武器が渡ってしまったらどうなるか末恐ろしいが、そう思わせるためのあの脚本だろう。
人口も不屈の精神も満ち足りている今のインドに、理不尽な闘いを仕掛けて怒らせたらどうなるか、考えてみろ!という、軍事的な牽制も兼ねていると感じた。
ナートゥダンスを撮ったロケ地、ウクライナのキーエの現状。
反戦意識を煽る方が作るのは簡単。
でもこの作品では、恩赦が入るかと思ったが入らずに、イギリス人統治トップを、インド人の命の価値に使うには勿体無いとまで言わせしめたイギリス製のその銃弾で、撃ち殺す。
「目には目を」と言いたいのではなく、
「なぜそこまでされるのか」
「長年どんな気持ちだったか」
その身になって考えてみろ、と突き付ける。
みんなが言いたかった事、よく言ってくれた。
007もミッションインポッシブルも、大好きだったけれど、いつまでスケールとアクションに頼って心の機微を描かないんだとハリウッド離れしていたところで、RRRがドーン!
これまでのスパイ組織ものの登場人物達の動機は、アメリカVSイギリス、警察VSギャングとかの組織攻防。
実際にあった、植民地支配や隷属化には、動機が敵うはずなど全くない。
ビームもラーマもやっていることは無差別テロリストさながらで、イギリス人の無関係兵士が多数、一瞬で犠牲になっていくのは良いとは思えない。
が、この逆をわんさか、太刀打ちできる武器も充分にないのにされてきた歴史の現実もまたある。
インドは89年間植民地だった。
日本に落とされた原爆は11万人を奪った。
アフリカは1200万人が奴隷にされた。
あくまで作中で、多数がビームとラーマと動物にやられるくらいは、我慢して欲しい。
ほぼ丸腰のビームとラーマが、阿吽の呼吸で、子供を助けたり、歌ったり踊ったり、武装した兵士達を倒していく。テルグ語同士の2人は心がすぐに通い合った。
ビームのコミュニケーション手段は、テルグ語と音楽とリズムとダンス。違う部落に帰還するラーマとこれからも交流できたら。異国異文化のイギリス人の中にもジェニーのように心通う人はいて、同じ言葉なら武力に頼らず円満にできたのかもしれない。
そう考えてのラストの「読み書きを教えてくれ」だったのだろうか?
作品の時代の識字から時が進んでも、州ごとに全く言葉が異なるインドでは、インド内でも他州の者とは英語で話す。でも、経済格差がはっきりあり、英語教育が得られなければ、州の言葉のみを話す=その州の中で人生が進む。学校では英語で話し読み書きを習い、家では親の出身地の言葉で話すため、英語の書きはできても、母州語は読みと話すのみで、書きはできないのが割と普通。
英語も、故郷の言葉の読み書きも、両方大切にできたらいいなと傍目には思っていた。
ビームはテルグ語の読み書きから始めるのかな?
神話ではビーマの父は風の神ヴァーユだったはず。水はどこから?と思ったが、ヴィシュヌ神が7番目に化身する姿であるラーマ神は、ラーマーヤナの神話のとおり、弓矢が尽きない弓筒を持つ。ラーマーヤナではさらわれたシータ姫を夫であるラーマが取り戻す話だが、囚われたラーマとマッリをビーマが取り戻しに行く、神話ミックスのような脚本が余韻に浸れてとっても面白い。
この作品のモデルの反英闘争偉人の地に、私は住んでいた。そういう背景をもとにこのトリウッド作品を見られたことが、本当に嬉しい。
特にこれを、インドで見たかった。
インターバルには現地のCMが流れ、再開時間に遅れる観客もぞろぞろ出るが、スクリーンを前に観客が一体化して味わう映画は最高だ。
友達と、家族と、拍手に歓声に賑やかに観たかった!
戻りたい。
日本の平均以上の収入世帯もわんさかいて、物価が安いから、日本とは段違いに良い生活水準で暮らしている。
それでも、本当に、人の心も、質の良い素材にも恵まれ、自然の恵みを衣食住や治療に用いる、根本的にとても豊かなところだった。
友達とサリーを着た日、ヘナでメヘンディを描いた日、ランゴリを描いた日、神々のお祭りの日々、もっとよく知りたくて神々の相関図と神話を読み漁った日、額にビンドゥを付けた日、、限りない様々な思い出の要素が、この映画には詰まっている。
根本的にインドは強い。
それは自然の摂理を深く理解しているから。
愛やエネルギーといった湧き上がる感情を無視せず、自分に素直に向き合うという、日本でなら無理を重ねた後にセミナーとかで開眼する人も多い、「健全な精神」を、ひとりひとりが普通にできているから。
歪んだ政治支配に従ってしまうような、脆い自己が集まった国民性ではない。
大好きです、インドが。
それを深く深く、実感できる作品。
参ったね(^^;
インドルールは世界最強!
お腹いっぱい、超カッケー
とにかく面白かったです。エンドロールまで楽しいです。
久々に『カッコ良すぎて』涙を出して笑いました。力技です。圧倒的です。『圧倒的感謝』的力技です。何でも、凄過ぎると笑いと涙が出てしまうんだと思いました。
登場がいちいちカッコイイし、動きは無駄にキレキレだし、悪役は最高にクズだし。
久々に『てめえらの血は何色だーーー!!』というセリフがピッタシの悪役でした。
お話は単純です。インド映画は気を抜いて観に行くと『ボンベイ』みたいにヤられてしまう作品もあるので、「もしかしてこれも意外な展開に」とか少し思ってましたが、勧善懲悪、超痛快娯楽作品でした。色々と『そりゃないよ~』とツッコミどころ満載ですが、そんなことは些細なことです。
構図が決まっていて、編集が上手くて、構成がとてもシッカリしてるので、3時間という長い映画ですが、ほぼダレ場がなかったのではと思います。歴史的背景を話に入れ込んでいるので説得力もありますし、ネタフリの回収もちゃんとしてくれてますし、ほんと良く出来た映画だと思います。
ジョン・ウー映画、ジャッキー映画、マッドマックス怒りのデスロード的で楽しいなと思って観てました。アトラクション的エンターテイメント映画です。
先日、日本の某時代劇ドラマでのワイヤーアクションに肩透かしを食らって、この映画のワイヤーアクションを見ると長年培ってきたものの素晴らしさが、分かる気がしました。
映画大国だと、つくづく思いました。
CGとの連携の違和感は否めないですが、それは先にも書いた、些細な事と受け入れる事ができる程の、“熱さ”と圧倒的な“力”で麻痺してしまいます。色々な些細なことが“味”に思えてきます。
そして、みんな踊りが上手過ぎ、人海戦術凄過ぎ、色々と濃過ぎ。
個人的にはインターバル前のバトルシーン。特にトラックのあの演出に完全にヤられてしまいました。
強い情熱と強い信念でトコトン遣り切る。
それでお腹いっぱいにしてくれる、そんな映画だと思いました。
エンターテインメントの中のエンターテインメント
結構映画を見ている方だとは思っているのだが、正直ここまで面白い映画は見たことが無い。
イギリス植民地時代のインドの壮絶なる闘いと友情の物語
難しい事は抜きにしても映画とはエンターテインメントであり、
楽しんで見るべきもの、そんな観点で見ても目が離せない。
文化人として1人警察の中で孤軍奮闘し牙を研ぐラーマ。
妹を探し求め、仲間と共に策を練り、牙を研ぐビーム。
2人が出会い邂逅するレスキューシーン。
2人の友情。ビームの恋。
そして「ナートゥをご存知か?」
で始まる伝説のダンスシーンが日本中を沸かす。
立場の違う二人の友情、誤解、対立。
そして壮絶なるラーマの過去。
road!aim! shot!
と響き渡る
ここまでで2人の主人公の物語でどちらかと言うとビームが主だと思っていたが、
ラーマが後半凄すぎて、ビームがただの猪突猛進男としか見えない。
ラーマの使命と友情の狭間での葛藤。生き延びる意思
そして、最後の戦い。
ビーム要らねえやん。ラーマ1人で大立ち回り。
いいもの見ました。。
2回見たんで3回目行こうかな。
なんだこりゃ!!!
いやもうなんかいろいろすごかった。
語彙力失わせる熱量ありますんで摂取の際は体調管理にどうかご注意を…笑
はーーーもうなんなの!インド恐るべし!
ハラハラわくわくニヤニヤハラハラしてたら3時間あっという間でした。
あまりアクションものや戦闘ものを観ない私ですが、まったく飽きもせず、いや興奮して見入っておりました。
痛いシーンが苦手なのでしんどい時間も多かったけど、それを凌駕する展開、スピード感、最高なダンスシーン、うーん、すごい。
なんじゃそりゃ!!!の玉手箱。
いや面白かった。
これぞエンタメ、いや、これぞ映画よ。
最高にエンタメだけどそれだけではない、エンタメを摂取しているつもりで大事なことをうっかり学ばされてしまっている、そんな映画としての存在意義が存分にあるのではないでしょうか。
なんて偉そうなこと書きましたけど、まーとにかくすげーです😂
最高!
面白かった!爽快感と充実感がめぐっています。
武力ではなく気持ち、真心が人を動かす。
そして結果も大事だが、それに向かう過程で信念をもって生きる大切さを確認できた。
3時間、全く飽きず。おすすめです。
インド映画がこんなにも面白かったとは!
この作品は、最近観た映画の中でも間違いなく傑作中の傑作です。表向きは、二人の戦う闘士の友情がベースになっていますが、根底は、インドがガンジーによって独立を達成する前の苦しい抵抗運動を、活劇風にソフトに仕上げています。しかし、この作品の端々に、インド国民の苦しみが描かれていて、心が本当に痛みました。画面上では侵略者である英国人が、悪人として描かれていて、割り切って見ているとまさに悪人成敗といった気持ちになり、インド人を手放しで応援したくなりました。事実バッタバッタと英国人が倒れて行きます。もちろんインド人もですが。また、当時の英国人にとっては、インド人は「虫ケラ」に過ぎなかったのが良くわかるシーンが多いです。まさに19世紀の戦争の時代は本当に残酷です。もちろん今でも残酷な戦争は続きますが、憂えているのは私だけではないでしょう。インドの国のために戦うラーマと、家族のために戦うビームの二人のエネルギーが合致して、英国人を撃退する姿はまるで神が乗り移ったようですが、それがインドの持つ魂の力の現れなのかもしれません。作品の中で、インドの激しい踊りが展開されますが、まさに民族のエネルギーここにありと言う感じでした。その明るさは言葉にいい尽くせません。
追記 最後にはラーマとビームがそれぞれ恋人と無事再会できた時には、本当に嬉しかったです。
久しぶりに良い映画と出会えました
これでもかというぐらい次から次へと飽きさせないど派手な展開
テレビでもたくさん紹介されたインド映画。予告編だけでもハラハラドキドキ。
約3時間という長い映画であったが、一旦終わるのかなと思ったら、また次の展開が。派手なアクションで見るものを飽きさせない。
一方で、インド人がいかにイギリス植民地支配で非人間的な扱いを受けてきたのか。イギリス人が見たらびっくりするかも。
抵抗するインド人とイギリス側の警察・軍隊側にいるインド人、この二人の友情と互いに敵同士になってしまう運命。単に娯楽映画としての派手なアクションだけでなく、このインド人の不屈な精神と力強さ、家族・地元への思い。うまい具合に出来すぎたストーリー展開であったが、それはエンタメとして楽しめばいい。
ただ、インドの言葉と時々の英語、その言葉のもつ雰囲気で、アメリカ映画とも違った印象になったかと思う。
最後に、この二人のインド人がダンスを踊るシーンがあるのだが、イギリス人がタンゴやフラメンコを踊れるかと言うに対して、サルサでなく、これだといって彼らのダンスを踊る。サルサはすでに一つのジャンルとして確立しているのだと嬉しく思った。
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