「さすがのインド映画」RRR じんさんの映画レビュー(感想・評価)
さすがのインド映画
1つの映画に、娯楽映画の要素を全部乗せの楽しさ。さすがインド映画。日本映画のような心の機微を描くことはないけど、どの映画を観ても楽しめる。
唯一の難点は尺が長いということ。計3時間、2時間で休憩の表示が出てくるがそのまま上映。しっかり席に着く前にトイレを済まして置くことは必須。
英国統治時代のインドで、総監に連れ去られた村の娘を取り戻そうとする男と、この男を捕らえようとする警察官の男の物語。ふたりとも重く深いバックグランドを持ちながら、対抗しながらも、友情を深めていく。この葛藤がこの映画の背骨。
音楽もダンスもわざとらしくなく、映画のストーリーのなかでうまく溶け込んでいる。さすが!
最後のカーテンコールも文字が小さく、音楽とダンスが画面いっばいに広がり、最後の最後まで、楽しめた。
照明が着いたあと、急いでトイレに駆け込んだのは、言うまでもない。
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