「あの感動をもう一度、最高のインド映画!」RRR ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
あの感動をもう一度、最高のインド映画!
映画館で観た時に大興奮!Blu-rayの購入を即決した大好きな一本です。
でも、長かった〜。やっとの発売で再鑑賞となりました。
ホンっと面白い!
先ず、理不尽な少女強奪から始まって、大暴動の中に乱入して目的を遂行する警察官ラーマ、森の中で虎と素手で戦う男ビームとつかみはOKの場面に魅せられる。
そして、この二人の出会いとなる、少年を救うシーンがまた素晴らしい。こんなの有りかよって思うほど見事なアクションを魅せてくれる。
二人が親交を深めていく様子も、微笑ましい。
友情溢れるシーンの連続から、中学生かよって思われるような淡い恋心も描かれる。
そんな中でのナートゥ、すっかり惹き込まれます。インド映画には定番の、突然のミュージカルシーンではあるのですが、本作に関しては普通の流れとして受け入れやすかった。ホンっと熱くなるダンスシーンです。
でも、この二人、実は敵対する間柄。少女を奪還するために街に忍び込んでいたビームと、それを捕まえようとする警察官だからね。
複数の猛獣を従えて、少女奪還のために屋敷に突入するビームなんだけど、ラーマの手によって捕まってしまう。
【ネタバレ】
ここでインターバルになるんだけど、その後は怒涛の展開が続いていく。
ラーマが、なぜ執拗に警察官の執務に従事するのか、その理由が明らかにされた。沢山の銃を手に入れるために、警察官での地位を上げようとしていた。
そんな中でビームの鞭打ち刑が執行される。跪かないビームの姿が大衆に訴えかける。
よくよく考えると、なぜそこで歌うって、ツッコミたくもなるが、感動的な場面です。
大事を成すために、自分の納得できない執務にも従事してきたラーマだったけど、心動かされちゃうんだよね。
今まで築いてきた地位を捨て、少女とビームを逃がすんだけど、彼にその真意が伝わらなかったのがもどかしい。
逃亡を続けるビーム達は、運命というか出来過ぎの展開でラーマの恋人に出会い、彼の真意を知ることになる。
そして、ビームは捕まっていたラーマを助け出し、共闘となるんだけど、これがスゴい。
たった二人で、一個師団?ほぼ全滅に追い込んじゃう。こんなだったら、銃、集めなくてもいいんじゃないのって思うくらい、強い、強い。
悪の親玉も、最期を迎えるんだけど、メチャクチャ憎たらしい連中だったから、爽快感も半端ない。
いや〜、ホンっと面白かった。
エンドロールは、敵味方入り乱れての陽気なミュージカルになるんだけど、これってどうなのかね?
すみません、↑↓こんなコメントにご丁寧にお返事をいただきましてありがとうございます😊
本編での歌♪とダンス💃の花一もんめみたいなシーン、🇬🇧女性が🇬🇧男性を蹴散らかすところも大好きです。
これはやはり映画館でしょうね。迫力が違ったでしょうね。