「なるほど、みうらじゅん賞」RRR マツドンさんの映画レビュー(感想・評価)
なるほど、みうらじゅん賞
敬愛するみうらじゅん氏が誉めていたので鑑賞。で、楽しく見させていただきました。
一言で言えば『全部のせ丼』。お腹いっぱいになること間違いなし。
アクション映画には詳しくないのですが、ラーマがシルベスタ・スタローンに見えたり、
ビームがパパイヤ鈴木に見えたりしました。
インド人が走れメロスを書くなら、こんなストーリーなんだ、と感心しました。
全く知らない人間の疑問ですが、かつての宗主国大英帝国を、ここまでサディスティックな愚か者として、過去のインド映画も描いてきている?インドがあらゆる意味で自信をつけてきた現在だからこその描き方?
もう一つの疑問は、テルグ語でこの映画が作られているということ。ヒンディーではなく人口の10%に満たない言語を選択したのは、それなりの意味のあること?
改めてインド人はマッチョが好きだな、と再認識しました。そのインドで独立のシンボルとなったのは華奢で非暴力のガンジー。そこも不思議で、インドの奥深さを堪能した気分です。
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