「血湧き肉躍る映画」RRR ゆり。さんの映画レビュー(感想・評価)
血湧き肉躍る映画
RRR?どんな話か想像できない。評判いいの?でも179分は無理。と断念した。だけどアバターはどうしても観たくて観た。だったらRRRも観れば良かったよ。
と思った人が多かったらしく、再上映の会場は満員でした。年配者が多数。観られて良かったです。
インドが大英帝国に支配され、人々が虐げられてきた歴史を踏まえているので、イギリス人は完全に悪者扱いですが、本作はイギリスでも大ヒットしたようです。
内容は、妹をまるで品物のように連れ去られ、必ず取り戻すと誓ったビームと、その英国に仕える警察官で、出世の為に日々努力していたラーマが出会ったことで、運命が変わっていくという話です。
ミュージカルもバトルも盛りだくさん。出演者も演出も濃い。でもそれが面白く、時間の長さが苦にならなかったです。
どう面白いのか説明しにくいですが、人間に例えると、水木一郎さんと藤岡弘さんとパパイヤ鈴木さんが圧倒的な熱量で迫ってきて心をわしづかみにされた感じです。観ないと分かりません。
でも胸焼けしなかったのは、説明が上手くてしつこく感じなかったからだと思います。
あと、ワイヤーアクションが多用されますが、俳優の体幹が強いからかポーズがビシッと決まっていて、アニメみたいですごくカッコ良かったです。
Mさんコメントありがとうございました。観る前は濃すぎて苦手かもと思ったんですが、楽しく鑑賞したし、インド映画に興味を持ちました。前にテレビで観たライオンという映画もインド映画と気が付かなかったんですが、それも良かったからもう一度観たいと思っています。
「水木一郎さんと藤岡弘さんとパパイヤ鈴木さんが」に笑いましたw
昔、「吉幾三(に似たおっさん)がインドではキムタク以上のスーパースター」だとの情報を聞き、「ムトゥ 踊るマハラジャ」を観に行った事を思い出しましたwww