「エネルギーに圧倒される1本」RRR あぶるさんの映画レビュー(感想・評価)
エネルギーに圧倒される1本
去年公開だけど、間違いなく今年観たベスト3には入るであろう映画。
平たく言ってしまうと信念と友情を中心に据えた反体制のストーリー。
異なる背景を持つ2人の主人公それぞれの視点を丁寧に、しかし簡潔に描いていた。
印象的だったのはダンス(ナートゥ)のシーンと鞭打ちのシーン。
人の心を動かした2つのシーンだが、「誰の心を動かしたか」「どうやって動かしたか」に圧倒的な対比が込められており、思い返して心臓をつかまれたような感覚を覚える。
終始エネルギーに圧倒されて目が離せなかった。素晴らしい映画だった。
関係ないけど気になったところ
・戦うシーンに「それはないやろ」的な笑える展開がちょこちょこあったけどあれはウケ狙いなんかな、本気なんかな。
・ビームだと思ってたら急に字幕がビーマになった。あれは謎。
・ちゃんと映画館で観てるのにスタッフロールの文字小さすぎて読めない。笑った。
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