劇場公開日 2022年10月21日

「予想可能なよくある結末を描くのに3時間はお腹いっぱいすぎる」RRR そよぐ桜並木さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0予想可能なよくある結末を描くのに3時間はお腹いっぱいすぎる

2022年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

TOHO系では上映されないようなので他所の映画館へ行きました。
インド映画を人生で初めて見た。国が違えば映画作りも違うのか。
日本なら端折るものをそのまま描いたので3時間になりました。って感じ。

社交パーティーで当時の白人女性全員がインド人に惚れるなんて流石にないわな笑

おじさんW主人公は立場ゆえの正義と正義がぶつかりあうが大義は同じ。反英。
1920年当時の左翼、現代のインド右翼の映画。
トップガン2より面白いは言いすぎだ。なぜならラストに驚きがないから。
でもどちらも本国国民のナショナリズム形成には一役立っているという点では同じ。

1920年ゆえ人が頻繁に死に、拷問シーンも結構あるのでお気をつけください。
ビッグマックを一度に3個食べるようなボリューミーな豪華娯楽映画を見たい方はどうぞ。
恋愛要素はほぼないですが家族愛、民族愛はたっぷり描かれています。

そよぐ桜並木