MAYONAKA

劇場公開日:

MAYONAKA

解説

ニューヨークで生まれ育ち、これまでミュージックビデオやドキュメンタリーを制作してきたロバート・カプリアが、東京・新宿を舞台に撮り上げた初長編作品。歌手になることを夢見ていたクミは、いまは夢も居場所も失い、ネットカフェで寝泊まりしながら、誕生日の夜に処女を失うか、自殺するかという考えにとりつかれている。一方、会社の歯車として日々仕事に追われ、疲弊したサラリーマンのアキラは、仕事を辞めることを決意するが、その前に屈辱の源である上司と対峙しようという思いに駆られている。そんな2人が偶然、新宿駅で出会い、真夜中の終わりまでを一緒に過ごすことになる。親密で感情的な時間の中で、2人は次第に心の距離を縮めていくが……。ネオンがきらめく夜の新宿、歌舞伎町などでゲリラ撮影を敢行。主演は、和楽器ヘビーメタルバンド「KAGURAMUSOU」のボーカリストとして活躍する暁月ななみと、「涯てへの旅」「屋根の上の赤い女」をはじめ数多くの作品に出演してきた高城ツヨシ。

2022年製作/77分/アメリカ
原題または英題:Mayonaka
配給:last.train.films
劇場公開日:2022年5月21日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0迷い道

2022年5月23日
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悲しい

21歳の誕生日、処女を失うか自殺するかの2択を自身に科す女性と、上司に避けられていると苦悩し辞職を決意をした中年サラリーマンが出会う話。

拾ったスマホで自分を撮影しながら、SNSで相手を探してカラオケボックスで歌う女と、部長の帰宅を待ち伏せし、酔って対峙し話を聞いて貰おうと付き纏う男。
そんな2人が出会い夜のデートをし…。

2人とも言っていることとやっていることがチグハグ、というか本気が感じられず、本当の思いはどこにあるのかというところ。

伝わるものはあるけれど、公園に行くツマラナイ男も、長いストーキングも、オッサンの長い昔話も、その後の部長もいらなくて、半分の尺で良かったんじゃないかな。

それとビッグアップルから来た男とスマホ紛失の設定は、柔らかくするのが目的かも知れないけれど、ファンタジーっぽくなっちゃうからいらない気がした。

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Bacchus