劇場公開日 2022年5月21日

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「どこまで事実でどこがフェイクなのかわからないが」ドンバス りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5どこまで事実でどこがフェイクなのかわからないが

2022年6月12日
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鑑賞方法:映画館

ロシアによるクリミア併合が続く2014年からウクライナ東部ドンバス地方で起こっているロシアが支援してる分離派と、ウクライナ軍の軍事衝突を背景に、ノボロシアの政治や社会情勢を、風刺を交えながら描いた作品。ロシアとウクライナをめぐる歴史的なしがらみや、無法地帯で横行するフェイクニュースや暴力、公権による汚職などの様子が映像で観れるが、カメラで堂々と映している時点で、これはフェイクなのだろうか、プロパガンダなのだろう、と観てしまう。
いずれにせよ、ロシアがよその国にいるロシア人に兵器を渡し内戦を起こさせ、その後今年になってウクライナへの侵攻を始めたのだとよくわかった。
日本で例えれば、韓国人の多く住んでいる所に武器を渡して内戦を起こさせ、勝手に独立国を作らせて、その後侵攻を始めるようなものだ。
絶対許されないロシアの行為を知るには良い作品かも。

りあの