木樵
劇場公開日:2022年10月14日
解説
岐阜県飛騨地方を舞台に、現代の「木樵」である林業にスポットを当てたドキュメンタリー。
同県で木樵の父の背中を見て育ちながらも林業不況の中で跡を継ぐことを断念した過去を持つ宮崎政記が監督・撮影・編集を手がけ、高山市滝町で約50年にわたり木樵として生計を立ててきた面家一男さんと弟の瀧根清司さん、その家族と弟子たちの日常を、1年間にわたって記録。移ろう季節の中で美しくも厳しい山々を護りながらひたむきに生きる姿や、林業がその土地と深くつながっている様子、山の暮らしを次世代へと継承していく姿を映し出す。
俳優の近藤正臣がナレーションを担当。
2022年製作/81分/G/日本
配給:平成プロジェクト
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2022年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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秋田県大館市にある昔ながらの単館映画館「御成座」さんにて鑑賞しました。
林業に関するドキュメンタリーであるということは知っている状態での鑑賞です。
結論ですが、面白かったけど……マジで何も起きない。映画的な山も無くオチも無く盛り上がりどころが全くない。仕方ないことだけど。
ドキュメンタリーというよりも、衰退をしている林業の模様を後世に残すための記録映像的な意味合いが強い映画なので、カットや字幕などの編集も必要最低限です。他のドキュメンタリー映画のような作品を期待して観に行くと肩透かしを食らうかもしれません。
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岐阜県飛騨地方で林業を生業とする男たちの様子を撮影したドキュメンタリー。50年間林業に携わる面家さんとその家族、そして弟子たちの日常を1年に渡って取材ている。時代の流れによって衰退を辿る林業のリアルを切り取った作品。製作・監督は、自身も同県で木樵をしていた父を持ち、林業の不況によって後を継ぐのを断念した経験を持つ宮崎正記。
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林業を題材とした映画と言えば、先日鑑賞した『ウッジョブ! -神去なぁなぁ日常-』を思い出します。ウッジョブの方は、林業に挑戦する若者を主人公とした誇張表現も多いコメディ映画でしたが、本作『木樵』は誇張や編集を極力排除し、徹底的にリアルにこだわった映画になっています。本作を観ていると、なんだかNHK観ているような気分になります。NHKに自然の情景をナレーション付きで流している番組ありますけど、あんな感じです。
リアルにこだわっていると言えば聞こえはいいですが、盛り上がりどころが全く無いんですよね。何の事件も起きないし、BGMもほとんど無いし、ナレーションも最低限だし、木を切ってるシーンと飯食ってるシーンが上映時間の8割。たった81分の映画とは思えないくらい長く退屈に感じました。
出演者さんたちが私にとって馴染みのない方言でぼそぼそと喋るもんだから、何言ってるのか聞き取れないシーンが結構多かったです。標準語の字幕とか編集で入れてほしかったというのが一番の不満点ですね。
しかしながら、つまらない映画だったかと問われれば決してそんなことは無く、少なくとも「興味深い」映画だったとは思います。『ウッジョブ!』を鑑賞していたので林業に対しては最低限のリテラシーと興味はありましたので、リアルな木樵の仕事風景を観ることができて良かったです。
2022年11月1日
Androidアプリから投稿
冒頭の語りにある通り、現代の木樵の今を記録した作品。
木を伐り、メシを食い、木を運び、語り合う。ホントそれだけ。山場や盛り上がりはないが、今の林業従事者の営みがわかる。
国産材が売れないとか後継者がいないとか、そういう話で日本の林業の危機を訴える内容では一切なかったのは意外だった。
余談だが、視聴後に岐阜の白草山に登る途中で木樵たちが木材の運搬に使うワイヤーの実物が拝めて一人で盛り上がってしまった。
2022年10月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ただ木切ってるだけじゃん、
って言われたらそれまでなんだけど、
なんか良かった
2022年8月22日
Androidアプリから投稿
北島三郎氏にコメントもらってるのはエライ!
「与作」ってことでしょう?