「それまでお達者で」仕掛人・藤枝梅安2 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
それまでお達者で
池波正太郎生誕100周年で映画化された仕掛人・藤枝梅安の第2弾で、梅安と彦次郎が京の都に向かう道中、彦次郎の嫁と子の仇と出会い巻き起こる話。
冒頭、京の都で6人組の浪人と、すれ違う2人の侍から始まり、程なく旅の途中の梅安&彦次郎。
そして彦次郎が仇と思しき男を見つけ…。
彦次郎の過去をみせたり、梅安の過去を見せたりしつつ、仇と思しき男の正体に迫ると共に、呼び込んでしまった梅安に因縁を持つ男。
と、一応仕掛人としてのお仕事はあるけれど、何だかついでの様な感じも。
前作も「因縁」はあったけれど、今作はそれがかなり掘られていて悲しいドラマが強い印象。梅安は悲しくもないか。
仕掛け、というか格闘?はもちろんだけどドラマが面白かった。
一応今回は企画で2作がつくられた訳だけれど、又暫くしたら更に続編を制作してもらいたいものです。
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