X エックスのレビュー・感想・評価
全138件中、41~60件目を表示
A24が作るアダルト映画製作ホラー
たまたま入った家が殺人鬼の家で…っていう展開はよくある。
でも、70年代の雰囲気とか、当時のアダルト映画製作の雰囲気とか、絵作りに優れているのが、いかにもA24って感じ。
人に薦めていいのか悩む作品。。(内容がね。)
これは…なかなか衝撃的なものを観た……
ホラー映画は、
都会から来た若人と田舎の畑しかないポツンと一軒家の住人とは昔から相性が悪い。
絶対、◯されるに決まってる。
ガソリンスタンドも不穏の象徴だし、道中、◯体があったらもうほぼ100%の確率で全員やられてしまう。
鑑賞前に“ま、どうせ今回もそんなホラー映画さ!”
なんて思って観てしまったら最後、
“な、なんだこれはーーーっ(汗)”となる。
そして、終盤になるとさらに、
“な、何をみせられてるんだ(焦)”となり直視できない。笑
映像の合間にたびたび飛び込んでくるテレビの演説放送。
その伏線が最後に回収されたときは普通にびっくりした。
入れ込み方が上手い!
なかなか特殊な作品だが、ちょっと変わったのが観たいと思う人はぜひ一度鑑賞してほしい。
裸オーバーオールがすごいキュート
今度公開する「Pearl」が気になってたんですが、その前作があると知って慌てて観てみました。
7〜80年代ホラーのテイストをリミックスしたような、何というか実にA24らしい作風なんですね。
特に昔のホラーとポルノが背中合わせみたいな感じにしたかったのが良くわかります。あと「ブギーナイツ」の匂いもしますね。
基本的なホラーの要素はキッチリはめ込んでいて、変な言い方すると安心感があるんですよ。
そんなクラシックなホラーに、現代のフックをいくつか仕込んでいて飽きさせません。
物語は“殺人老夫婦の家で起こる惨劇”なんですが、何処かコミカルな可愛らしさがあります。レスの要素とかやたら効いてますしね。
可愛らしいといえばミアゴスの裸オーバーオール、あれはすごいキュートでしたね。
あとエンドロールで気づいたんですが、一人二役だったんですね?これも凄い。
そう思えば少し不思議な伏線がありましたね。
怖いというのと少し違いましたが、とても楽しめた作品でした。
次作も楽しみです。
A24のHシーンは笑わさなあかんのか?
前半サスペンスチックなし
後半ホラー感なし
なんでこんな映画見てるのか?
時間が気になった。
ミキサーの女の子
清純そうだったのにビッチに変身!
ババアおそらく特殊メイクだろうが
行為がおぞましくしかし
ミアゴス脱出シーンは笑ってしまう。
50点
1
Tジョイ京都 20220712
老人ゆっくりホラー
ヨボヨボの爺さんと婆さんがゆーっくり人を殺す
まったりホラー
設定はまんま悪魔のいけにえと少々悪魔の沼って感じでNetflix作品のウェンズデー役のジェナオルテガも出演してますが
指は〇〇するわ最後は〇〇だわ散々で良かったです
あとミアゴスが昔風の風貌で設定されてる時代からでて来たのかってくらいハマってました
しかし後々ジェナオルテガとミアゴスが出てたホラーって言われるようになる未来がみえますね🔮
続編のパールは前評判でホラーで初のアカデミー主演女優賞取るんじゃないかってザワつかれているそうで
7月の公開が楽しみなんですが
予告を見たらX以前の若い頃のパールの話という事に一切触れて無いから
知識無い人は単にパールが女殺人鬼の単品のホラーだと思うんじゃないかな
ちなみにパールは7月7日に観に行くので
そのあと感想書きます!
コワい老夫婦
何が怖いって、目が覚めたら隣でお婆さんが添い寝してたら、そりゃあ、驚く、悲鳴あげちゃうよ。しかも身体触られてたら。ゾワゾワ。おまけに爺さんまで現れて〇〇始めちゃったらびっくりですわ。
来客の若さに嫉妬し、むかしの若かりし頃を懐かしむお婆さん。妻の要求に応えられないお爺さんはどうやら泊まりに来る客を次々にお婆さんに与えてた様子。いやいや恐ろしい。
6人の撮っていた映画もヤバイけど、この爺さん婆さんもかなりヤバイ。それにしても見た目と違い元気すぎる。
どうやら続編もあるらしいけど、観るだろうな。
マイルドなホラー映画
はい。よく私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。
これも今更ながらでございます。
時代は1979年、場所はテキサス。いかにも「悪魔のいけにえ」の影響を感じますね。
ここで唐突ですが、私の持論を語らせて貰います。それは・・・
バック ステージものにはずれなし!
古くは「雨に唄えば」記憶に新しい作品だと、「ドライブ・マイ・カー」「カメラを止めるな!」「ハケンアニメ!」「映画大好きポンポさん」
ねっ、面白い映画ばかりでしょ?
ただねパンフレットにも書いてましたが、「ブギー・ナイツ」の影響が多大。ポルノ映画のバックステージもので切ない話しです。少しだけ語らせて下さい。
かなり言いづらいんですけど前半から、ドブロック的な大きなイチ◯ツの話しが出てくるんですよ。いわゆる振りってやつ。途中何回も擦られて・・・最後はドーンと・・・
開チン! 文字通りな!
しかしモザイクで見えん。いやねドブロック的なものは別に見たくないんですが、それってオチだろ!
ダウンタウンの松本人志も同じこと言ってたしね。ギブミー オチ。私は映画館に行ったんですよ。円盤だったら諦めが付くんでしょうが・・・
さてと・・・時は1979年、男3人、女3人の6人でポルノ映画の撮影でテキサスに向かいます。
老夫婦が住んでいます。前半はポルノ映画のバックステージものなんですが・・・なんとも不穏な雰囲気。
主役はミア・ゴス。ノーメイクに近くて普通の感じです。どこにでもいる特別じゃない。
まあ可愛いんですけどね・・・
ちょっとHな美新人(ミルキーっ娘)そんな感じ。
明菜か‼️
上半身裸にオーバーオールで一人近くの湖に・・・
不気味な生き物!ワニだー!
この場面はトビー・フーパーの二作目の「悪魔の沼」のオマージュかな。関係ないけど、この頃のホラー映画ってすぐに悪魔って言うよね。悪魔の大安売り。
驚安の殿堂か!
前半はそんな感じでホラー風味は薄いんです。かといってポルノ風味も薄い。
すまし汁か‼️
後半は予定通りに一人、また一人と血祭り!
監督さん!言ったでしょ。裸足で外に出ちゃダメだって。裸足でいいのはアベベだけだって。
古すぎるよ‼️
隙間から覗いちゃダメでしょ。言ったでしょ。
聞こえてねえわ‼️
老婆!パワーありすぎ!演じるのは一人二役のミア・ゴス。気づかねえよ!フツーは!老婆は休んでろって!
老婆の休日。
くだらねえよ‼️
そしてエンディング。まさかの後日談だったの?撮影終了してるの?単なるトレーラー?
何故の嵐だよ。
はい。今時のホラー映画です。面白いんですが、残酷描写は少なめ。そこまで怖くない。でも「ブギーナイツ」と「悪魔のいけにえ」に対しての愛は伝わりましたよ。
お付き合い頂きありがとうございました。
鑑賞動機:最高齢の殺人鬼8割、A24がまたいい感じの放し飼いの予感2割
「『ミッドサマー』のA24」みたいな惹句はもう飽きた。
やっぱりガソリンスタンド(兼売店)シーンあるんだ。二重にしたり撮り方とかあれこれいじってみたり、小手先の演出大好き。ベッドを上から撮ってる場面とか、最後のセリフとか、『シャイニング』風のシーンとか好き。
愛情表現はスキンシップじゃダメなのだろうか。
『Pearl』まだ〜? ミア・ゴスは脚本にもクレジットされてるねえ。
農場の惨劇!!・・・奥が深かった!!
レンタル派の私が家のTVで観ても、
怖くて面白いホラー映画でした。
監督・脚本はタイ・ウェスト
1978年。テキサス。
農場を舞台に3組のカップル。
男女6人が惨劇に巻き込まれる話です。
冒頭、
転がる死体、そして保安官。パトカー。
はい、そう言う内容と想像は付きましたが、
俳優(老人と妻らしき老婆)
撮影クルー
(監督・プロデューサー、録音係、女優2人、男優1人)
(私には見覚えはあるけれど名前を知らない俳優が殆どです)。
しかし女優3人はトビッキリの美女ではないけれど、
それなりに魅力がありました。
マキシーン(ミア・ゴス)女優。
…………………エロい。薄い眉と目の横のシミやそばかすが、ソソる。
ボビー=リン(ブリタニー・スノウ)女優。
…………………プラチナ・ブロンドのマリリン・モンローのフェイク。
ロレイン(ジェナ・オルテガ)録音係り。
…………………一番若くて清純そうだが・・男を狂わす魔性の女?
彼女たちのパートナーの男たち。
ウェイン(マーティン・ヘンダーソン)
………………敏腕プロデューサー。
ジャクソン(スコット・メスカディ)
…………………ベトナム帰還兵(俳優担当)
RJ(オーウェン・キャンベル)
……………………新鋭の映画監督。ロレインの彼。
(RJはホントにお気の毒。ちょっと同情しましたが、女を区別?)
ハワード(スティーヴン・ユーア)
………………………牧場主の老人。
(ドント・ブリーズの老人ほどのスキルはない。仕掛けが単純)
パール
………………………ハワードの妻。元ダンサー。欲求不満?
ネタバラシをしたら面白くないと思います。
この映画は予備知識なしで観た方が楽しめると思います。
テキサスの青い空、
裸で仰向けで泳ぐマキシーン。
俯瞰で撮るカメラ。
川には鰐が生息。
しのびよる鰐?!?
やたらと明るいノー天気な歌詞の歌。
A24制作ですが「ミッドサマー」のインパクトにはやはり及ばない。
けれど低予算は工夫で、面白く!!
サム・ライミの「死霊のはらわた」シリーズより、
エグくなくて、ダメージも少ない。
本作は批評家には高評価。
R otten Tomatoesの批評家支持率は94%。
続編と3部構成。
次作を期待します。
アメリカの田舎の怖さは半端ない
あの場所だけでもう怖いのよ
女性陣の演技は素晴らしかったし、
編集とか結構すきでした
こう、ある場面と場面が交互に挟まって
徐々に切り替えるのだいすき
ただこの映画って誤った認識を植え付けるよなとは思っている、そこだけは受け付け難い
しかし「Pearl」は予告の時点で面白そうだ……
続編のパール早く公開してくれ
お婆さん役が主役の女子が二役をなんでやってるのかと思ったら 婆さんの若い頃にソックリで
若い頃の話の続編で同じ人が連続で主役をやれるし
辻褄もあうし そこはよく考えられてますね
ホラー描写は出てくるなあってところで
普通に出てくるからビックリはしないけど
老人て怖いなあってのを上手く演出できてますね
爺さんのオチには大爆笑してしまった
悪魔の老夫婦
良作を発表し続けるA24。
ヒューマン・ドラマの秀作が多いが、意欲的なホラーも印象的。ロバート・エガースの『ウィッチ』、アリ・アスターの『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』…。
本作はA24初の3部作でのシリーズ化が決定。
それには作品の出来映えが伴ってないといけないが、俊英タイ・ウェストの手腕は、ショッキングさとインパクトと斬新さと、何処か映画愛溢れるノスタルジックさを兼ね備えたホラーであった。
舞台は1970年代。田舎町を訪れた若者たちを襲う惨劇…。真っ先に『悪魔のいけにえ』が思い浮かぶ。不穏と異様な雰囲気がまさに。70年代~80年代のスラッシャー・ホラーにもたっぷりのオマージュ。
アメリカン・ニューシネマの影響も。若者たちの退廃さ、無軌道さ。
若者たちの目的は自主製作のポルノ映画。ポール・トーマス・アンダーソンの『ブギーナイツ』を彷彿。
ホラーファンや映画通には堪らない。
ホラー映画の殺人鬼と言うと、怪力と不死身のバケモノ的やイカれた奴らが定番だが、本作は異色。
話題にもなっているが、最高齢の殺人鬼。
若者たちに撮影用の離れを提供した農家の老夫婦。
ホラー映画に登場する老人キャラは強烈インパクト。M・ナイト・シャマランの『ヴィジット』やワンシーンだけだが『IT/イット』。不気味で醜悪で。
本作で老人を殺人鬼に設定したのも、若者は早く大人になりたいと思い、老人は若さに執着する相反する感情から。
加えて本作の老夫婦殺人鬼は、敬虔なクリスチャン。
若者たちの若さと自由奔放なSEXに歪んだ感情剥き出しにする。
老人だから非力…? 否!
不意を突かれた凶行に、一人また一人と血祭りに…。ナイフで首をめった刺し、猟銃で即死。遺体はワニのいる池へ。
途端に欲情に燃え、ベッドイン!
ヤ、ヤバ過ぎる…!
老婆を特殊メイクを施して、主演のミア・ゴスがヒロインと一人二役なのが驚き! ミア・ゴスは前日譚『パール』で同役の若き頃も演じ、絶賛されているとか。(年内公開予定の『パール』にも期待!)
そのミア・ゴスの怪演や『スクリーム』やNetflixドラマ『ウェンズデー』も話題のジェナ・オルテガら新進女優たちも老夫婦殺人鬼に負けじと奮闘。
TVから流れる何かの宗教団体も意味深。ヒロインと意外な関係…!
第2作は前日譚。この老夫婦の秘密が明かされる…?
3部作最終章は『マキシーン』。生き延びたヒロインのその後か…?
A24が仕掛ける新たな惨劇は始まったばかり!
とてつもなく何でもなかった
ものすごく面白そうに思えた
前半から、割と序盤に間延び感を感じ
あとはダラダラと何でもない展開。
期待しすぎた。
ババアのメンヘラっていう設定だけは
なんとなくアリな要素ではあったけど
あのババアはもう少し可愛くても問題ないと思われる。
美醜の対比にしても
若者が美な訳でもないので
あと15%くらいババアを可愛くして
と、思ったがそれだけでよくなるレベルの映画ではない。
普通につまらなかった。
期待しすぎ
A24製作という事で楽しみにしていた作品でした。
劇場で鑑賞しようとしたけどついぞ都合がつかず、レンタル開始日を心待ちに拝見。
結果から言うとガッカリ。。
始まってから1時間はホント何も起こらず、ただダラダラダラと物語りが進んでいき、漸くホラー展開が始まったかと思えば全くの薄味。悪魔のいけにえやシャイニングへのオマージュ的なシーンなどあったりしたけど、ニヤリとも出来ずにただただ眠たい時間だけが過ぎていく。ワタシはタイ・ウェスト監督とは相性が悪いみたい。ほんと残念作でした。前日譚がパールという事は前から知っていて、3部作?構想みたいだけどもう観なくて良いや。
作品のアイコンにもなっているジェナ・オルテガのスクリーム顔が可愛くてよかった。だけ。
凶暴じいさん色情ばあさん
Ti West監督はホラー専門で2001年からキャリアがある。
目立ったポジションではなかったが、本作Xで注目され、続けてPearl(2022)の成功によって、あちらでは今、時の人になっている。
概説によると、Pearlは悪魔のいけにえ(The Texas Chain Saw Massacre)とオズの魔法使いとメリーポピンズにオマージュを捧げるレトロクラシカルなホラー/スプラッター映画──とのこと。
ベネチア映画祭(79回、2022)で初公開され喝采を浴びたそうだ。RottenTomatoesのスコアで89%と82%。批評家筋からの評価が高く、スコセッシも『映画に対するピュアな愛に支えられている』と褒め称えた──と伝えられていた。(本作ではなくPearlのこと)
Ti West監督の来歴を見たが、人民寺院の集団自殺を題材にしたサクラメント死の楽園(The Sacrament)(2013)をなんとなくおぼえているが、他は未見もしくはおぼえがない。Imdbを見ると過去作の評価は悪くないがアスターやピールのような寵児的扱いはなかったように思う。
そんな彼が今、覚醒したかのような脚光を浴びている。
なお本作XとPearlは連作になっていて現在製作中のMaXXXineはXの続編としてつくられている──との報道があった。
──
舞台は1979年。ポルノ黄金時代。郊外へ撮影にやってきたクルーらが、地主の老夫婦から襲われる──という話。
ポルノ撮影はギミックで、凶暴なじいさんと色情なばあさんにひとりづつ屠られていくのが本筋。そこまでやるかよ──なぶっとび感とジャンプスケアで飽きさせない。
われわれみんながそこ(老人)へ至るゆえに、けっこう失礼で不謹慎な方法論なのだが、老人がホラー利用されるばあいの力点は朽ちた皮膚感──ということになる。
たとえばThe Taking of Deborah Logan(2014)では、ぶきみな老婆がそれ自体でホラーを形成していたが、本作はさらに不謹慎で、老夫婦が殺戮の興奮からやり始める。とんでもねえ悪趣味度。
とはいえ夫婦は何歳になってもやれるならやっていいのであって交合じたいに罪はない。──にもかかわらず、それがこの映画のおぞましい画=ホラー要素の白眉になってしまっているところに問題というか面白さがある。まさに「うわ~やめてくれ~」という感じ。これはどういう種類の悲鳴になるんだろうか。w。
シャマランのヴィジット(2015)のように老夫婦がけっこう強くて襲ってくる──ところまでは考えつく。が、老夫婦が興奮して交合しはじめる──ってのは考えつかない。(よしんば考えついてもじっさいに撮りはしない。)やっぱあちらのホラー作家はアイデア持ってるなあ。──と思った。
ただしTi West監督はわたしのすきなアスターやワネルやピールやミッチェルとちがって、スタイルみたいなものは感じない。スプラッターと奇想でぐいぐい押していく。トビーフーパーのような強引さが持ち味。そもそも構造からして悪魔のいけにえのオマージュでもあった。
この雑味が、傑作の呼び声が高いPearlでどう変容しているのか、見るのが楽しみだ。
センスみなぎるくそったれホラー
個人評価:4.0
エロス、ビッチ、納屋、離れ、湖、男女6人、道中の不吉な出来事。ホラーのセオリーをふんだんに取り入れ、そして新しい。
ミア・ゴスのキュートで健康的なエロスとホラー顔にハマり役な主人公。
若かれしタランティーノが撮ったようなセンスみなぎる作品だ。
タイ・ウェストか。次回作も見なければ。
全138件中、41~60件目を表示