X エックスのレビュー・感想・評価
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元気に老いるのが何よりです‼️❓迷惑をかけなければ‼️❓
アメリカにしては銃での殺し合いでないのは珍しいです。
ホラーにしては、仕込みが足りない、省エネ殺人です、アメリカならいるかも、意外性は無い。
ポルノも殺害の動機も、人物造形も中途半端です。
ある意味、コメディ的な物語何で、退屈はしません。
多くを語れるものではありませんが、暇ならどうぞ、ホラーが苦手な人でも大丈夫です。
エックス
ミッドサマーのA24制作ホラー映画。
3部作の第1部。
若者たちが殺人鬼老夫婦に襲われちゃう話。
ある意味ツッコミどころが多くて笑っちゃう所もあったけど、女性としての気持ちに共感出来る部分もあり、これぞ最強の愛だなと思えた映画だった。
性的場面多めなので注意。
胸糞わるいのにお洒落な怪作
A24らしいチャレンジングな映画。
普段ホラーをあまり観ないが、そのジャンルには一口では括れない斬新な企画と脚本だろう。その分純粋なホラーを求めている人にはやや拍子抜けしてしまう内容かもしれない。
さすがはA24、カメラワークやカット割に細部までこだわりを感じられスタイリッシュな映像に仕上がっているが、その中に「性」や「老い」という社会問題にも繋がるテーマをしっかりと忍ばせている。(ただしかなり生々しいのでエログロが苦手な人は要注意)
70年代の映像の質感や音楽もクールで、特にオープニングの小屋の中から出ていくことでスタンダードサイズからワイドに広がるように見せるカットは秀逸。
試写会の上映前に会場BGMでヘビロテしていて耳から離れなくなったが…予告編でも流れているテーマソング、というかスリルを煽る効果音のような曲もクセになる。
全く気づかなかったが老婆を誰が演じているかも注目どころ。
70年代のホラー(+ちょいコメディ)を現代に再現!
「死霊のはらわた」「悪魔のいけにえ」が近年、といっても2000年以降だが、リメイクされ、ぼちぼちヒットしてるようなので、本作もリメイクかと思ったがオリジナルみたいだ。
でもやってることは70年代のノリ。
当時を知る者にとっては「昔は良かった」と懐かしさを、
「13日の金曜日」や「エルム街の悪夢」すら見たことない若者にとっては新鮮な驚きのある作品だと思う。
何しろ、最近の映画には無い「セックス」と「グロテスク」が両方詰まっている。
(更に見たことない、見たくもないセックスシーンまであり、かなり笑える)
まあ、「初めてのデート」で見る映画ではないが、エンタメとして楽しめるのは確か。
そっちか!! やってんな!! けど映画が上手!!
核となるネタバレを感想として述べさせていただきます。先ずこの映画は「そっちか!!」と方向性を変える映画だと言うことです。予告を観る限り、かなり怖い映画を観れると期待値が爆上がりしてしまう“ミスリード”のせいで中にはガッカリしてしまう人がいるのかと思います。本作は流石のA24の映画なので、丁寧なカメラワークと脚本によりしっかりと土台を前半組み上げてくれます。位置関係も相対も、人物背景もバッチリで期待値は最高潮かと思います。本当に映画が上手いです。そして満を持しての殺人。渇きを殺人によるドーパミンで埋め高揚し、血に染ったヘッドライトに照らされさながら絶頂期のダンサーに昇華した老婆のシーンは最高です。しかし、いざ本番となると70年代からのホラー映画のオマージュと意地の悪いギャグの連発によりコメディに姿を変えます。ここで観た人は「思ってたのと違う」と興醒めするか「そう来たか」と楽しめるか二分されてしまうかと思います。テーマこそ「老い」なので重く、手放しに恐怖の対象としていいのか、などと考えてしまいますが。実の所、割と序盤からふざけているので「あれ?そっちか?」と私は更に期待してしまいました。直接的には描かれていませんが“他意のある笑いの連続”が私は最高でした。敢えて断言します。「これはホラーコメディの最高傑作」です。伏線やその回収も後から考えると笑えます。なんだそれはと気になったまだ未視聴の方は是非。監督を含め制作陣に対して“やってんなこいつら”と爆笑して下さい。
えっちだけど、斬新な展開。先の読めないホラー映画。
久しぶりに面白いホラー映画を見た。今から45年前の時代設定にも関わらず、ホラー映画としては斬新な展開。はらはらするようなシーンもちりばめられていて、見ているものをあきさせない。ラストも無理のない展開で終わっている。証拠物件への保安官の最後の言葉「どうせくそホラー映画だ」がサイコーにおかしかった。
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