劇場公開日 2022年9月2日

「【”ちゅらさん、ブラック・サスペンスバージョン・・。”DVに耐えかねたヒロインが、心機一転、石垣島で心優しき島民たちと人生再出発!と思いきや・・。ガックリと肩を落として劇場を後にした作品。】」てぃだ いつか太陽の下を歩きたい NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0【”ちゅらさん、ブラック・サスペンスバージョン・・。”DVに耐えかねたヒロインが、心機一転、石垣島で心優しき島民たちと人生再出発!と思いきや・・。ガックリと肩を落として劇場を後にした作品。】

2022年9月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

難しい

ー 私は、映画館で観る映画の25%程度は“凄い面白い!(評点5-4.5)”と感じ、50%程度は”面白い!(評点4.5-3.5)”と感じ、20%程度は”マア、面白い”(3.5-3.0)と感じる、お花畑脳を持つ男である。
  だが、たまに鑑賞作品の選択を誤ってしまう・・。-

◆感想

・今作は、青い空と太陽が印象的なフライヤーを見て、勝手に”DVに耐えかねたヒロインが、心機一転、石垣島で心優しき島民たちと人生再出発!”でハッピーエンドかな!等と思いながら、劇場へ。
そして、前半はDV男の所業に苛つきつつ、ヒロイン(馬場ふみか:頑張ってました。)を心中、応援しつつ舞台は、石垣島へ。

・暗雲が漂って来たのは、ヒロインが”親切な女性”と出会い、彼女が働く店でバイトを始め・・、というストーリー展開の中、”今時、そんな演出をするのかい?”と言う様な、”親切な”登場人物男女が、古臭い効果音と共に、目付きが変わるシーンが多数描かれる辺りからである。

・”何だ、何だ・・”と思っているうちに、橋建設問題や、石垣島マラソンなど中盤で描かれていた事柄は一気にすっ飛ばされ・・。

・ついでに言えば、石垣島の美しい風景がキチンと映し出されていない。全くもう。

<今作はエンドロールを見ると、石垣島の方々が多数エキストラ出演をされているが、この作品を観てどう思ったのだろう。
 ”石垣島には曰く付きの人が多い”。”などと劇中で言われて、あの展開である。
 私が島民だったら、”何だ、これは!島のPRにもなっていないぞ!”と言って卓袱台返しするね。
 けれども、一番悪いのは、事前に少しだけ(余り情報を入れ過ぎると、面白さが半減する。)作品情報を確認しなかった私自身なのである・・。反省。>

NOBU