ボイリング・ポイント 沸騰のレビュー・感想・評価
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チャレンジそのものがテーマ?
「1917」のようにワンテイク風ではなく、実際にワンテイクで撮影した作品。クリスマスシーズンのロンドンで人気のレストランのメインのシェフとレストランの裏側の人間関係、葛藤の90分間。90分なので結局どうなったのかまでは描かない。したがって、レストランの大変さ、キッチン側(現場)とホール側(表側)の溝は伝わって来たが、ストーリーとしては何が言いたいのか不明確。終始バタバタしていてある意味テンポが良く、つまらなくはないが、隣の席の人は寝ていて終映に気づかなかったようだ。
宣伝過多では?
たまたまレストランであっただけ
組織で働けば、そこにはいろんな人がいる、それぞれに個性があり、バックグラウンドがあり、個人的に悩んでいることもあったり。かといって、全ての組織で大事件があるわけでもない。
か細い糸でつながって組織は動いている。
この映画はそれがたまたまレストランだったということだろう。それぞれの面ズラとその裏の思いをうまく表している。
レストランドラマというより人間組織ドラマというべき映画かな。
だめだこりゃ(ちむどんどんしない)
フライヤーのデザインが良くて、俳優さんの顔もみんな好きなタイプで、邦題も沸騰なので、すごく期待しておりました。アオラレのラッセル・クロウやミスターノーバディーのボブ・オデンカーク並みにキレまくるのかなと期待していたわけです。
忙しすぎて息子の表彰式にも出てあげられない可哀想なお父さんの話しなんだろうけれど・・・電話が長い。
最初から観ているのがツラい。
誰か助けて~
オーナーシェフではなかった。
フロアチーフの女性の父親がメインオーナーで、前にいた店の先輩シェフも出資している様子で、いわば共同出資の雇われシェフ。
アル中はだめですね。共感しにくい。白いボトルは洗剤の容器にしか見えず、寝不足でわけわからずに洗剤飲んでるのかよ?なんて思いましたよ。あとの方ではコカインだが、ヘロインもやってたし。
監督、主演の重圧も感じてしまいました。エグゼクティブプロデューサーの多いこと。ぶら下がられて、そりゃ過労死するしかありません。南無阿弥陀仏。
全然楽しくない。
せめて腕がいいことを示すエピソード場面とか、スタッフの素敵な一面を示す場面とかあればいいのに、何もなかったような。
偶然が重なり、真面目、不器用、人に任せられない性格がどんどん災いする話しではなく、なるべくしてなる話しなので、全然面白くないのよ。
空腹で観たもんだから、なおさら腹が立ったのかも。
二枚貝をさばく素人の兄ちゃん。あんなに包丁で愛撫されたら貝柱ボロボロでお客様には出せないよ!
イシガレイは旨い。けど、イシビラメなんて知らない。
厨房のチーフのお姉さんのキレっぷりがピークだったような。
それを言っちゃおしまいよ❗
迷惑千万なだけで辛い
黒人だからあからさまに態度違うという以前に最初に挨拶しといて勝手に担当代わるとか、忙しい忙しいという割に私語が多いとか、料理人やたらと鼻やら耳やら触るとか、味見したスプーン何度もボールに直接入れるとか、救急車任せで終わるとか(そもそも事前に客が情報出してるのにスルーしてるとか)仕事中というのに電話かけてきてプレッシャーかけまくるとかもう耐えられない杜撰さでストレスたまりまくりました。人生ワースト作品になりそうです。
崩壊。
観たいなーって言ってる友人がいたから、観に来ました。
・90分長回し
・レストランの一夜
という事前情報のみで。
お仕事あるある、なトラブルが少しづつ少しづつ重なっていって、息が苦しくなる。
一つの鍋の中で、グツグツと茹っていく感じを体感して苦しかった。
最後の最後に、命綱だったカーリーから見放される瞬間は見事。
絶望と、落下感が凄かった。
(おそらく彼はこういう人間関係を繰り返しているのだろうな、という寂寥感も一気に来て苦しさが凄かった)
(我が身も振り返った)
(大事にしたい人間は、大事にしなければならない。とか)
(でも、それを出来ない人間もいるのだ、とか)
(中盤薬物に手を出す環境、に想いを馳せさせておいて、あのラスト)
(苦しさしか無い)
(つらい)
良い映画でした。
長回し以外に見どころが笑
冷房が全然効いていないヒューマントラストシネマ有楽町で汗だくになりながら観ました。ある意味4DX体験でした笑
有名医療ドラマ「ER」の第一話冒頭のワンショットを思い出しました。あれは大病院でしたが、本作の舞台となるレストランはそこまで広いレストランではないので同じところを行ったり来たり。目が回る!笑
長回しという構成上、登場人物を掘り下げるということは難しいとは思いますが、やっぱり労働環境の悪さや人種差別の描写などの色んな要素がストーリーの進行に絡まず表面的に終わり、90分一発勝負という緊張感とエネルギーは感じましたが、それ以外は特に印象に残ることはなかった。
やる気のないスタッフ、シェフと対立するオーナ、評論家等の関係性や描き方もステレオタイプなので、新鮮味もあまり感じなかった。
観客を突き放すような救いのないラストだけは意外でした。
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