さかなのこのレビュー・感想・評価
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のん(能年玲奈)と堤防は間違いなかった
さんざん言われていること
じぇじぇがぎょぎょに!!
何番煎じでも、今しか言うときないから!
のんさんと海ってなんて相性がいいのかしら。
朝ドラあまちゃん、最初は海人さんになって海潜って後半はアイドルしてましたね、、ええ、潮騒のメロディ、懐かしいですね。
思えばあの時から、海の豊かさ、津波の恐ろしさを表現していて、海への造詣の深い当時の能年玲奈(のん)さんのミー坊役は大正解ですね
なんとなく
国民の心象心理にぼんやりとのんちゃんと海のイメージ持ってますもん
意図的か、そうなってしまったのか、監督の遊び心か
あまちゃんオマージュぽさもあり、特に最後堤防から海にダイブするシーンはまぁ確信犯と思います
男か女かどうでもいい!!
ちょっとニュアンス違ったかもだけど、最初にババっとでます
そうなんです、性別なんてどうだってよかった、だってさかなのこですもん。魚の性別、あんまり気にする人居なくないですか、せいぜい子持ちししゃも食べる時くらいじゃないですか。本作は大海の中のちっちゃなハコフグちゃんの話なので性別はあんまり重要ではない。
最初若干混乱しますが(ミー坊は男か女か)すぐに違和感なくすっと浸透してきました
ここからネタバレですが!!
なんと!あの!!
さかなクンが出ます!!(本人)
しかも、街のやべえおじさん役で!!笑
スクリーンに映った途端、会場内どよめきました、余りにも不審だから笑
でもとってもいい出方で、序盤に出てきてくれたことでさかなクンがしっかり携わっているんだなと認識出来てなんだか安心しました。
※半自叙伝的な作品なので、本人ノータッチだとちょっと嫌だなと思ってしまうので。
ミー坊を取り巻く環境について、とにかくいい奴が多い!!と観て思いました
これは言わば、作品内ではミー坊フィルターを通しているからではと感じる(実際間違いなく良いやつではありますが)。と言うのはさかなクン(ミー坊)の楽観的で性善説な思想と他人に無関心(魚に没頭するが為)であまり干渉しすぎない機分がそうさせていて、言い方は悪いが自分に都合の良いところだけを抽出してみている、ような気もする。
しかし、上記のフィルター自体が本作のCMなどにも度々切り抜かれている「普通って何?」という台詞の通り、他人の価値観やものさしは重要でなく、アイデンティティをどれだけ確立させるか個性を伸ばすか、のような本作の主題テーマの要因になっていると思う。
というのも、映画を観ている視聴者目線で気づかせる演出がとても多いと感じた。それはミー坊以外の登場人物は余白部分がとても多い、特にお母さんはミー坊に完全な理解のあるぐぅ聖の1人なのだが、夫と別居離婚している(明言はない)、しかも長男は父親の下にいってしまっている、女でひとつで育てているため恐らく水商売系で働いている(明言はない)などの描写が視聴者に気づかせる演出になっている。これらはミー坊の視点でも、もちろん気づくこと逃れられないことであるのだが、一見ちっとも気づいていない風なのである。
しかし、話が進んで行くにつれて実は目の奥に母親の苦労や愛をしっかり感じとって滲んでいることが分かる。
これは結局アイデンティティの確立、唯一無二の個性は自ら一人で得たものではなく、周りの人の支え、協力、理解があって成し遂げたことであり、孤独の天才でなく人気者になれた事、恩を受けている事を心の奥にはきちんと留めている描写にグッときて涙が出た。
好きこそ物の上手なれ
という言葉がありますが、ほんとにそうと思う
好きなことに没頭せい!と
突き詰めた先に、じゃあそれで生活できんのかという壁もある
夢を追う人、応援する人
さかなクンの半生
原作の一魚一会という言葉がほんとぴったしだな
タコをしめるシーンさえ無ければ
まあまあいい映画でした。小学生時代は演じている子役の女の子が可愛らしくて明らかに女児なので、ももちゃんとの仲のよさを、エロいと男子たちにはやしたてられるシーンは女同士なのになぜ?と感じました。高校生になったのんは学ランも自然と似合い、なぜか髪が長いけど男か女かどっちでもいい自然な感じで見れました。
お母さんの教育方針とかすでにネットで知っていたので、ネットに出てないことを描いてて欲しかった。あの帽子は皮膚の一部だと言い国会でも脱がないほど被る事にこだわっているのはなぜなのかとか。本人は自分の性格に悩んで困ったことがなかったのか?いわゆる発達障害の人は生きづらさに悩むことが多いですが、そういうことはなかったのか?もう少し内面に切り込んだ描写が見たかった。あとタイトルにも書きましたが、お父さんがタコを締めるシーン、グロすぎて残酷すぎてトラウマになりそうです。何度も何度もフラッシュバックし、最後まで気分の悪さが残った。大人も子供も楽しめる映画とあるけどとんでもない!あんなシーン必要ないです。ショックなことにあのシーンを面白かったと言ってる意見が複数ありびっくりします。鮎の釣り堀で釣った魚の口からかぎ針を抜いて丸焼きにするだけで、女児が「かわいそう、食べたくない、帰る〜!」と泣き叫んで親が困っていたのを見たことがあります。今回のタコを殺すシーンはそれの比較にならないほど残酷でした。みー坊がアジをしめて、これは殺したんじゃないというシーンも残酷だけど、丁寧な手つきで捌く様子は魚への敬意が感じられてまだマシでした。
ほのぼの楽しい
さかなクンの誕生秘話
全体的にほのぼの楽しい
父親のタコ扱いや、不良同士の乱闘も楽しい
さかなクンを「のん」が演じているが、天真爛漫な演技でハマり役だと思った
脇を固める俳優たちも、変なオジさんとして登場するさかなクン本人も素晴らしい
子連れも多かったが子供は楽しめたかな?というのと、少し時間が長めなのだけ気になった
のんちゃんの目がとても綺麗でした
男とか女とか関係ない
ほのぼの話のようで、魚を締める場面もきっちり描くなど、実はいろいろ”攻めた”一作
さかなクンの自伝的な物語を、性別を変えてのんが演じるほのぼのドラマかと思ったら、さかなクン本人が登場するなど(しかし役柄…)、いろいろなところに観客側の世界線、つまりメタ的視点をふんだんに織り込んだ作品でした。
物語そのものは、ミー坊(さかなクン)の成長物語として素直に鑑賞できる作りになってはいるものの、作品の構造を未見の人に説明しようとしてもちょっと言葉が詰まるほど、虚実様々な要素が組み合わさっています。仲の良い友人と鑑賞して、物語と現実のピース合わせをしても楽しいかも。
もちろん本作において暴力描写など皆無に近いわけですが(不良集団は登場するけど、ミー坊の言動に真面目かつ真っ当な理屈で反応するという、”新機軸” の不良像でした)、釣った魚を締める場面もはっきりと見せていることには驚かされました。ハリウッド映画などでは動物保護の観点から、絶対に描かないような場面ですね。恐らくさかなクンや制作陣の、魚たちを単に愛玩的に描くのではなく、食べる対象としての側面も見せる、という真摯な姿勢の表れなのではないかと思います。これは表現規制の圧力が強い昨今の映画制作において、実はなかなか攻めた態度ではないかと思いました。ここに強く好印象。
日常生活を描いた場面は、それほど照明効果を意識させない自然な見せ方に徹していて、時折挿入される短いけど印象的な水中場面との美しい対比となっています。登場人物は誰もが基本的に”いい人”として描かれているんだけど、一番ミー坊に理解があって、でも人物像としてちょっと平面的に思えていたお母さんに、ちょっとひねりを入れてくるという味付けの仕方が良かったです。
魚を締める場面は一切観たくない!とか悪党同士の派手な銃撃シーンが観たい!という人以外は誰でも、楽しめる作品です。後者の人には本作の代わりに『ヘルドッグス』がおすすめ。
素敵で楽しいファンタジー
スキップしたくなった
ほんわか
「ふつうって、何?」
さかなクン×のん、きっと何かミラクルなことが起きているのではという期待があって、何とか劇場へ行く時間をとりました。ぼんやりと期待していたものがしっかり描かれていて、納得、得心の出来映えでした。幼少期のミー坊(西村瑞季)や子供たちのとっても自然な演技が微笑ましくて、ずっと見ていたくなりました(劇場でも、結構笑いがおきてました)。それと、ギョギョおじさん役でさかなクン本人が出演していて、ギョギョッとしました!(笑)。しかも、本人が他人の役というややこしい設定にもかかわらず、物語にしっくり馴染んでいて、なかなかすばらしい脚本でした。個人的にツボだったのは、幼馴染みヒヨ役の柳楽優弥。大事な彼女をエスコートしていたレストランでの一コマでみせるさり気ない優しさに、グッときました(涙)。原作にはないモモコ(夏帆)との会話にある「ふつうって、何?」に、今の時代に突き刺さる肯定的なメッセージを感じました。のんさん、サイコーでした!!
鑑賞後に心が清らかになって、純粋な気持ちになれる名作
のん(能年玲奈)さんが大好きで、そこからこの作品を観にいきました。
なので、主演重視で「さかなクンは嫌いじゃないけど、内容は別に......」といった感覚で当初いました、私は。
しかし、それは観ていくうちに変わりました。
出演者それぞれの魅力を無駄にする事なく“優しく”且つ“純粋”に描いていくストーリー。
価値観やメッセージ性を押しつけていく説教臭いものではない構成。
笑いや涙を強く誘うわけでもなく、ほのぼのと自然な演出や音楽。
どれも素晴らしいものでした。
【父親は離婚したの?】や【ヒヨの恋人との会食の意味や、その恋人が途中で怒ったように途中退席の詳細は?】はといった疑問点。
【不良にしては理解力がありすぎるし、更生だかなんだかして人生上手くやりすぎじゃね?】といったご都合主義みたいなところ。
こういった弱い点も、当然ながらあります。
そんな弱い点も吹き飛ぶくらい、全編最高な作品なんです。
のんさんの演技は、演技を通り越したような自然過ぎるものです。
本当にちゃんと聞いているのかは怪しいしっかりとした返事や、「ん?」や「へ?」といったリアクションは、見事な間や純粋な目です。
水族館の水槽に落ちても笑顔で手を振っていたかと思えば、落ち込んだ様子で仕事に向いていない事を言われる落差。
コントのそれとは違うし、演じているわざとらしい感じもなく......。
それに、いろいろな思いを抱えたながらも優しく見守る母親役の井川遥さん、とても良かった。
胡散臭さ全開でよくわからない言葉を並べていき、最後は困惑したような表情で退場していく豊原功補さん、なんやかんやで最優秀助演男優賞ものだったと思います。
タイトルを回収する台詞を放つ“鼻の穴が大きいババア”の大方斐紗子さん、怪演でした。
語り出したらキリがないので、この辺で終わりますが......全ての面で、こんな名作に巡り合えるとは思いませんでした!!!
好きが拓いた道
できないことがいっぱいあるけど、好きなものを追い続けることで道がひらけたと言う話がとても好きで、その期待を裏切らない良き話でした。
魚が苦手なのに、夫ともう一人の息子にも魚を食べさせ続けた母は、中々に狂気だけども。
ヒヨや総長や籾が、ミー坊を眩しく思うのと多分同じ気持ちで、ミー坊を見ました。
凡人はミー坊ほど好きなものは見つけられないし、ミー坊ほど好きを続けられない。ひとつのことだけを突き詰めるのは、相応しくないとして梯子を外されたり、自分で諦めたりする。それが多分、統計的に見て妥当なんだよね。でも、そうはしない、そうはできないひとが、自分だけの道を拓いたって話。今から自分はミー坊のようにはなれないし、ならなくていいとも思っているのに、すごく感動するのは、なんでかな?よくわからないけど。
迷ったら、好きな方。
原作未読。
魚博士でタレントのさかなクン自伝ベース。
「好きこそものの上手なれ」って、好きだから上手にできるんじゃなくて、好きだからどんなことがあっても我慢できて続けられる。だと思ってる。
だから迷ったら、好きなことを選ぼう。
好きなことを、大事にしよう。
どんな仕事に就いても失敗する主人公ミー坊に、たった一つだけあった得意なこと(大好きなこと)。
まるでチャップリンの「モダンタイムズ」だ。
さかなクンの自伝なので主人公は男子なんだけど、演じるのはのんさん。けど男性俳優では、あのさかなクンのキラキラした魂を演じるのは難しかったかもしれない。(ぴったりくる俳優さんが浮かばない)
キャスティング絶妙だと思った。
男も女も関係ない
面白かった
なんかほのぼのしていいね
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