さかなのこのレビュー・感想・評価
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ビックリするくらいピュアですてきな映画
とても不思議な映画です。でもしっかり心に残る、笑顔満載で、元気が出る映画です。最初はどうかなと思って観に行きましたがが、予想を裏切る想像以上の映画でした。もし、この映画がこけたりしたら、もう本当にもったいなさ過ぎで、みんなに見て欲しい。どうしても先入観が強い部分があると思いますが、純粋な日本映画として、ぜひ見て欲しいと思う映画でした。のんさんの演技もすごいですが、やっぱり脚本や監督さんをはじめ、映画制作のスタッフさんの力ですね。今年の私の一番の映画でした。
男か女かはどっちでもいい
とにかくお魚が大好きで、朝から晩までお魚のことばかりを考えているミー坊。
将来の夢はもちろんお魚博士。
その夢は大人になっても変わらなかった。
様々な人との交流を通して、ミー坊は社会の荒波に揉まれながらも自分の好きという気持ちを貫き通していく。
「これは私の映画だ」
そう言える映画が毎年1、2本ある。
去年は「街の上で」、そして今年は「さかなのこ」だった。
閉館時間ギリギリまで水族館でタコを眺めるミー坊。
そんなミー坊にお母さんはずっと付き合ってくれて、最後には図鑑を買ってくれる。
「また来ようね」
まさに自分も同じだった。
幼い頃、生き物が大好きだった自分を休みの日になると博物館や動物園、水族館などに連れていってくれた。
魚や恐竜を通り、最終的に自分は昆虫に興味を持った。
家では色々な虫を飼ったし、自由研究もずっと昆虫。
学校では昆虫博士と呼ばれる虫漬けの毎日。
だからこそ小学生のミー坊はまさに自分の小学生時代だった。
ミー坊はその好き・得意(特異)を突き通したけれど、残念ながら自分は突き通すことができなかった。
思春期に突入した私は昆虫の趣味に恥ずかしさを覚えるようになった。
女の子にカッコつけたいとか思い始めれば更にこの趣味が邪魔をするのだ。
そして、もう一つの障害が受験。
小学生の頃は「虫の研究でノーベル賞をとりたい!」と本気で思っていた。
でも今思えばそれってものすごく大切な感情だったのかもしれない。
「ノーベル賞はともかく理系に進みたい!」
そんな純粋な私の思いは数学という怪物によっていとも簡単にぶち壊された。
今はきっぱり文転し、博物館の学芸員資格を目指すべく歴史を部屋する大学生だ。
「普通って?」
ミー坊の何気なくも真価を問う発言が胸に刺さる。
私みたいに好きの感情だけではどうにもならなかった全ての人へ。
私みたいに勉強が出来ず夢を諦めざるを得なかった全ての人へ。
ギョギョおじさんとして友情出演したさかなクン本人は成れの果ての姿なのかもしれない。
時代も人も変わる。
でもミー坊だけはずっと変わらない。
やっぱり環境なんだと思う。
場所と人に恵まれればその種は生き残れる。
私も自分の趣味を理解してくれる親と友達に恵まれたからこそ、昆虫の趣味からは少し離れたものの未だに好きでいれている。
実は今では自分に付き合ってくれていた母親の方がのめり込んでいて、地域の保全活動などを精力的に行なっている。
自分が子供を持った時、ミー坊の母親のように寄り添えるだろうか。
それとも捕まえたタコをその場でシメてしまう父親のようになってしまうのか。
まあどちらが良い悪いの問題ではないが……
ミー坊になりたいとは思わないがミー坊のように生きられたら。
最初はさかなクンの自伝的映画をのんが演じるというイロモノ作品だと思って少し鑑賞を躊躇っていたが、やはりそこは流石沖田監督とのん。
絶対に観ておくべき映画。
劇場で観れてよかった。
沖田監督ということで、期待しすぎてしまったからか、少し物足りなさと...
沖田監督ということで、期待しすぎてしまったからか、少し物足りなさと長さを感じてしまった。くすっと笑えるシーンもあって面白かったのだが、単調に感じてしまったのも否めない。
のんさんを使ったという点で、大傑作!!!
冒頭に出る「男か女かはどっちでもいい」というメッセージ。企画・制作・配給を担当したテアトル東京の面目躍如という感じだ。自分はこういうところが好き。
主人公をのんさんがやるということ。半年前くらいから始まっていると思う予告編の段階から、「さかなクンの映画か。それを主人公のんさんで?!」と思ったが、次の瞬間から「なんか、あってそうな感じ。というか、さかなクン以上にさかなクンらしくない?」と興味深々。ようやく観ることができた。
ずっと魚が好きで、魚を絵に描くことが好きで、いろいろな職業を経て、大学の先生にまでなった "さかなクン" の半生を描いた話。
…なのだが。 まず、俺はのんさんファンで(も)あることを伝えておきますね。そしてファンにはたまらなく楽しい映画だった。のんさんはとにかくハマっている。素なのか演技なのかわからないが、さかなクンを見ているというより、のんさんを観ていると、終始感じていた。これは、のんさんの映画なんだと思う。
そして、のんさんを取り巻く友人達がいい。特に、高校時代の友人たち。格好といい、演技といい、この上なくぬるいヤンキー達だが、のんさんと話したり関わりあったら、さもありなん。そう思わせて、ぬるいんじゃなくて、めちゃ楽しい〜と感じる。そう、のんさんがいることで、すべては童話の世界のように思えてくるのだ。
総長も、副長も、赤鬼青鬼も、カミソリモミーも、もちろんマッドドッグ(ひよ)も、最高だよ。
特に、アオリイカのシーンがいい! のんさんの活躍でアオリイカを捕まえることができて「これから、刺身で食べられる」と皆が目を輝かせている中。青鬼が「また俺の自慢のバタフライナイフが使われるのか!? またまた、この上なく臭くなるのか?!」と悟った表情、俺は見逃さなかったよ!! 最高メンバーの中でも最高演技だよ、青鬼!
アオリイカの前に、総長が釣ったサバをみーちゃん(主人公ね。のんさん)がさばくシーンからの一連は、ぜひ観てほしいなあ。みーちゃん節というか、のんさんのセリフ、たまりませんよ。
ああ、すごくいい時間だった…
----- 以下はセリフなのでネタバレだから、お気をつけください -----
・ ジャーナリズムが暴力に屈するのはよくないって言ってたよ
ー イヤだって言ってるヤツの声を聞かないで書くのはいいのかよ
・ でもホントの勇気ってこういうのじゃないと思うよ
・ 殺したんじゃないよ、シメたんだよ。総長だって、シメるでしょ?
・ お前、自分のナイフ持ってないの?
ー 持ってるよ。持ってるけど、臭くなっちゃうでしょ。臭くなるのは、誰だってイヤでしょ
…しかし、ひよにあれだけ「お前、魚のこと、やりたかったら、ちゃんと勉強しなきゃダメだよ」って言われたのに、結局勉強しなかったなあ。マイペースだなあ。
おまけ
ひよ、眠気防止のそのやり方、怖すぎるからやめて!
おまけ2
頭から魚を食うと、骨は後ろに伸びてるから、喉に刺さらないのか。ひとつ利口になったよ。
おまけ3
のんさんの男子高校生姿、似合う! 思い出したのは、「エースを狙え」で藤堂たちが3年生の文化祭で、藤堂、尾崎、千葉の3人に岡ひろみを加えた4人で「男性コーラス」という出し物をやった時の、学生服姿の岡ひろみだ。
大島さんが小さいのか、のんさん大きいなあ、と感じたせいもあるかもしれないが、あらためてみるとのんさんの顔は、美形な男性が女装した際の顔にも見え、中性的な美しい顔なんだなあ、と感じた。
映画である事の重要性
逆に言うと映画でないと、のんが主演を、はれないない日本の閉塞感が哀しい。
詳しくないけど、画面のフォーマットも、映画のではなくてTVではないかな?が、TVでは流せないのに
映画は、可もなく不可もなく、流石の役者さん達の演技は流石で、ストーリーも良い感じあるが、お金払っても見に行くべきかは、自信を持ってお奨めできない
さかなクンが世に出るまでの話
明るく元気なさかなクンだけど、今に至るまではいろんな苦労と本人、家族、特に母親の頑張りがあった。
また周りの人や友達も面白おかしく描かれていて、楽しく見せてもらいました。
他の人のレビューにもありましたが、さかなクン本人が出てくる演出はなくても良い映画になったと思います。
違和感のない「のん」
【鑑賞のきっかけ】
「さかなクン」がテレビに登場したのは、1990年代初頭ですが、以後、気がつくと、ずっとテレビ番組に出演し続けていて、好感の持てる人物でした。
その「さかなクン」を、何と、女優である「のん」が演じるという。
これは、必見!とばかりに劇場に足を運んできました。
【率直な感想】
<まずは、前半の驚きの展開>
本作品で、「さかなクン」は、「ミー坊」という愛称で呼ばれています。
物語は、冒頭、成人した「ミー坊」の姿が映されるのですが、すぐに、時代を遡り、小学生の時代へ。
毎日さかなのことを考えている「ミー坊」のもとに、現実世界の「さかなクン」本人が登場し、私は一瞬カメオ出演か、と思いました。
ところが、それが違うのです。
「さかなクン」は、いつもの姿で登場するのですが、「ギョギョおじさん」という、変わった人物として物語に入ってきます。
さかな好きの「ミー坊」は、「さかなクン」の家に招かれ、言わば、「さかなクン」は魚類研究の師匠のような展開になっていく。
現実の世界の「さかなクン」との違いは、お魚博士を目指していたけど、それが出来ず、貧乏暮らしをしている、という設定になっていて、もの悲しい顔をするのが印象的でした。
<「さかなクン」と「のん」>
「さかなクン」という男性を、「のん」という女優さんが演じる。
最初は、どういうことだろう?と思ったのですが、これが違和感ないのですよね。
よい意味で、お二人とも、「男か女か」という性別を超越した存在だからでしょう。
<現実のさかなクンは…>
現実のさかなクンは、東京海洋大学の名誉博士であり、客員教授でもある。
とても「クン」などと呼べる存在ではなく、現実世界では、「○○(本名)先生」と呼ばれていてもおかしくないです。
また、1975年生まれなので、もう、40代後半ですが、若々しいですよね。
これは、益々、「クン」などとは呼べない。
でも、彼は、ずっと「さかなクン」と呼ばれ続けるでしょう。
こんな親しみのあるキャラにどうやって育っていったのか。
じつは、この映画は、その秘密を明かしてくれているように感じます。
「さかなクン(ミー坊)」は、大のさかな好きで、さかなのことばかり考えている。
もし、彼が、「おさかな」とだけのお付き合いだったら、いくら、魚類に詳しいからと言って、これほどの著名人にはなれなかったでしょう。
最初は、小学生時代を描いていますが、やがて、上級の学校に進学し、不良学生たちにいちゃもんを付けられます。
ここで、自分のおさかな好きを主張するうち、不良学生たちと親しくなっていきます。
この辺りから、「さかなクン(ミー坊)」は、他人とうまく「コミュニケーション」を取ることができるようになり、相手の気持ちを察した行動もできるようになっていきます。
社会に出てからも苦難は続くけれど、おさかな好きは貫きつつ、多くの人と「コミュニケーション」し、助けたり、助けられたりしながら人生を歩んでいく。
魚類について博学なだけでなく、しっかりと「コミュニケーション能力」を身につけていった。
これが、大人気のキャラ「さかなクン」が生まれた大きな要素だと感じました。
【全体評価】
小難しいことをいろいろと書いてしまいましたが、物語展開は、それこそ、お子さんでも楽しめる、明快でユーモアに溢れた作風になっています。
じつに、後味のよい、心温まる作品でした。
どっちでも、よくないこと
のんの映画「さかなのこ」を見た。
公開から1ヶ月。忙しいのもあったけど、何となく機会を逃していた。
ファンだから、観れば満足することはわかっていたし、さかなクンの人生を、のんが演じる。それだけである種の「歩留まり」は確保されている感もある。だからこそ何となく「想定される範囲」の感動かもなと、それも微妙に機会を逃す理由にもなっていた。
「男か、女かは、どっちでもいい」
映画は、そんな宣言で始まる。
黒バックに書かれた言葉はもちろん、さかなクンを女性であるのんが演じることを意識したもの。
どっちでもいい、という言葉は逆に見るものに「そのこと」を強く意識させる。シンプルだけど、複雑な仕掛け。それは監督が作品にハードルを設定するような行為でもあり、あるいはそのハードルを越える事ができる、と確信しての行為とも考えられる。
さかなクン本人を主人公を導く存在(ギョギョおじさん)として登場させる事も含めて、監督は「好きなものだけを追いかけて生きたっていい」的なシンプルなメッセージを、少しだけ複雑な構造(メタ認知的な)にくるんで届けようとしている。(さかなクンが、さかなクンによって導かれるって?)
映画を見終わって少し経つ。
のんの映画ではよくある事だけど、何気ないシーンで涙がにじむ事があった。どんなシーンだったかは思い出せない。
「あぁ、こんな風に生きたかった」「こんな風に生きていた時が、自分にもあった」そんな気持ちがふいに胸をつく。
でも一番印象に残ったのは、のんのシーンではない。
それは父親のシーン。大好きなタコをつかまえた幼いミー坊の、そのタコを取り上げて、口から内臓を引き摺り出し、地面に叩きつけて、食べれるようにしてしまう父親のシーンだ。
どちらかと言えば「常識人」サイドとして描かれる父親が狂気を曝け出すようにタコを地面に叩きつける姿、物語的には重要ではないかもしれないけれど、強烈な印象を残した。父親の中にある「さかなクン」的な何か。
監督も早い段階でキャスティングを決めていたと語っているが、まぁそれはそうだろうなと思う。好きな事に殉じて生きるちょっと「普通じゃない」存在。この役は、のんにしかできない。そう納得させてしまうだけの存在感と説得力を彼女はすでに獲得している。
「ribbon」では周囲との軋轢や違和感に苛立つ主人公を演じたけれど、現実の彼女はもはやそんな場所にはいない。
芸能界の矛盾に押しつぶされそうになりながら、それを跳ねのけようと苦闘していた時期を越え、もはや誰も彼女の存在や価値を無視する事はできない場所にまで彼女は来ている。それは途轍もない事のように思える。
「男か、女かは、どっちでもいい」その言葉は彼女にこそふさわしい。
そして映画のラスト、ミー坊はかつて自らを魚の世界に誘った「ギョギョおじさん」となり、子どもたちの前に立つ。
ミー坊が走ると、子どもたちが追いかけていく。まるでハーメルンの笛吹き男のように。そして、それは「普通の人」の側から見れば少し恐ろしい風景にも見えた。
だって「好きなこと」を追いかける人生の先には何も保証されていないから。夢中になって崖から落ちてしまう事だってある事を「普通」の僕らは知っている。そしてその「普通」と「普通でない」ものの境界に監督はこだわる。
ミー坊が好きなように生きる事を肯定してくれた優しい母親だって、普通の「寛容な母親」なだけではなく、どこか狂気を感じさせる演出を監督は施す。高校生のシーン。何の説明も無しに父親と兄は「いなくなっている」
タコの内臓を引っ張り出して地面に叩きつけた父親も、「勉強ができない子がいたっていいじゃないですか」と座った目で訴える母親も、普通だけど、どこか普通じゃない。
「普通って何?よくわからない」そんな台詞もあった。それはよくある「普通に生きなくたっていい」とか「世の中の当たり前を疑う」といったメッセージじゃない。
本当にさかなクンものんも(もしかしたら監督も)わからないのではないか、と。誰も「普通」なんかじゃない。誰も普通ではない。ただただ「そう生きざるを得ない」だけなのだ、と。
いくつかの違和感を作品に仕込んだ監督。映画自体の長さもそうだった。
139分。少し不思議に思った。このシンプル(に見える)物語に、そんなにたくさんの時間がいるのかな、と。
テンポを上げようと思えば、いくらでも上げる事はできる映画だった。だからこそ監督にとってはこの「長さ」に意味があるのだとも感じた。
確かにそうだ。僕は映画を見ながら、ずっと色々な事を考えていた。
決して「マジョリティの普通」を否定して「みんな、さかなクンのように、のんのように生きようよ」と無邪気に訴える映画ではない。
むしろ「さかなクンとして生きる事」を見ている人に体感させ、
「さかなクン/のん」と自分自身との「距離」を考える時間だったように思う。
「男か、女かは、どっちでもいい」
そうだ、そんな事はどうだっていい。
でも、それなら何だろう。
どうでもよくないことって、何だろう?
好きを突き詰めた人だけが見る景色。
冒頭のメッセージはインパクト大。言うまでもなく挑戦的なキャスティングです。さかなクンの半生を描くのに演じるのが女性ののんという違和感。どうなることかと思ったけどそんなものを吹き飛ばすパワーがあった。もはやスクリーンののんは男の子だったし、間違いなくミー坊だった。
全てを説明しない潔さとゆるふわ沖田ワールドのバランスがなんとも心地良い。終始かわいいが溢れていた。ひとつのことを好きでい続けるというのは孤独だし時には誰かを傷付けてしまうこともある。それでも貫き通すことは究極の美学の気もする。さかなクンはまさにその最たる存在だと思う。劇中では変態な役柄で残念な退場になってしまったけど、魚だけでなく海洋問題にも精通する偉大な海の博士です。
映画はあくまでもミー坊の物語だけど、もうちょっとさかなクンが有名になってゆくエピソードとか入れても良かったかも。
ファンタジーとして昇華した
さかなクンの自叙伝「さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生!」をベースにしたとのこと。まあ概ねフィクションと言って良いかと。
魚が大好きなミー坊の小学生、高校生、そして社会人になってからのエピソードをユーモアたっぷりに綴っていく。
のんちゃんに当て書きしたのかなぁ。
彼女以外は考えられないほどのハマり役だった。
不良高校生を演じた柳楽優弥くんと磯村勇斗くんが可笑しくてコメディとしても成立していた。
てか、これはファンタジーと言うべきですね。
いい作品!なんだけど見る側が…
これぞ【情報ゼロ】で見るべき作品。
どうしても、
[さかなクン]という存在を
知ってしまっているので、
その自分の中の情報と
照らし合わせながら見てしまう。
純粋に作品として楽しめないのが残念。
完全に見る側の問題。
だいぶ変わった人で、
自分の好きなことに猪突猛進で
周りに迷惑かけまくる
かと思いきや、逆に
みんなをハッピーにしていく
という
不思議な人のお話。
というのを
見終わってから
冷静に振り返ってみて気付く。
さかなクンの存在を
全く知らない外国人とかが見たら
全然違うんだろうなぁ。
いっそのこと
フィクションだと思って見れたらいい。
(難しいけど)
見終わたあとは
なんだか清々しい気分になります。
オススメ!見てみて!
変な人≠悪人
魚に関する知識はあって魚学者になりたいが、勉強が不得意な子の話。つまりサカナくん。
ゆるギャグより。
良い点
・母
・「えろ?」
・「なかなか死なない」
悪い点
・飼育コスト
・海に落ちたがる
・絵は可愛いが子供っぽいテイストで一般に受けるのか微妙なところ
好きな道だからこそ
本当に幸せかも知れないですね。自分の本当に好きなものを大切にして生きて行けるなら。
世間の無理解や好奇の視線はあったとしても。
また、本当に自分の好きな道だからこそ(自分なりの)完成を実感できるところまで行き着けるのだろうと思います。
「人生の羅針盤になるような一作品」と評しても、あながち大袈裟ではないと、評論子は思います。
良かったです。
さかなクンの自叙伝。
どこまで脚本されてるか
分からないが、面白く観れました。
場面が小学校から高校、就職、
社会人新人と、
自分も久し振りにその時代を
思い返して感情移入ができ、
観ていると何回か胸にジーンと
来る物がありました。
家族とのエピソードは
各家庭の独特でありそうな
エピソードでほっこりする。
友達にテレビ関係者が居て、
地域に一人はいそうな
独特のキャラだと、ああ、
こういう風に有名人になるをだな〜と思いました。
女優のんが学ラン着ると
メチャクチャ美少年だった。
キャスト達が美人だ。
さかなクンを初めて
テレビで見た頃を思い出しました。
もう、あれから随分経ったんだな
と思いました。
ムツゴロウさん、
さかなクン。
日本の誇れる生き物
エキスパート。
まあ、観ても損はないです。
私は好きです。
ドラマなさすぎ
メッセージはよくわかるしのんもよかった。しかしドラマがなさすぎる。「変わっている」さかなくんを登場人物たちが最初から最後まで応援している。ヤンキーたちも見た目は恐そうだが、いい子でぜんぜん不良じゃない。両親も離婚したっぽいのだが、あまりにもさらりとしか描かれていない。マイノリティーをとりまく世間の実態はこのようなものではないと思いながら最後まで見た。
今の日本人て、ほんとにやさしさを求めているのだなと感じた。
人それぞれにそれぞれの普通
冒頭に男女云々が出てきたからそういう話かと思ったら、いい大人になっても好きを続けてる話だった。
時間の切り替わりが巧くて、特に最初の海からの切り替わりが動きあって良かった。床屋の人も好き。人それぞれにそれぞれの普通があるを感じた。
おとぎ話でファンタジー
沖田監督の演出が見られる作品。「子どもはわかってくれない」のギャグセンスが満載。
話も分かりやすく、長い時間だが飽きさせない工夫が随所。
のんの男性性もあざとくなくしっくり来ている。
これは御伽話、ファンタジーと割り切れないと違和感ばかり目立つので見る人を選ぶのでは。
100点の映画
すべてが良かったです。
良いところしか見つかりません。
素晴らしい作品でした。
個人的に、少年漫画のような展開で胸が熱くなりました。
誰にでもオススメ出来る映画だと感じました。
涙と鼻水でマスクがダメになりました。
帰りのバスでも思い出し泣いてました。
感動しました。
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