さかなのこのレビュー・感想・評価
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「のん」さんがさかなクンさんにそっくり!心温まる名作。
本作は見る者をほっこりした気持ちにさせる良い作品です。
ただ一つ問題点があるとすれば、序盤にさかなクン本人が登場するのですがこれが本人役でなく架空の役なのです。序盤にこのキャラを出してしまったせいで「ああこの作品は伝記映画でなくフィクションとして作っているんだな」と感じてしまったこと。
さかなクンさんをあの役で登場させること自体は素晴らしいアイデアなのですが、あまりにも序盤に登場させたため、その後も伝記映画ではなくフィクションにしか思えなくなってしまっているとこ。後半に登場させるのはアリです。
あと現実とは異なる不良集団との友情など…。
さかなクンさん本人の生き方が映画よりも映画らしく面白いのだから変に事実でない内容は入れない方が良かったと思います。この映画に関しては事実以外の内容を入れることはマイナスです。
「映画なんだから事実をドラマチックに作り変えた方が面白くなる」と普通は思うでしょうが、さかなクンさんに限りは違います。
でもこの映画自体は素晴らしい映画ですので見たことない人は是非見てください。
レビューが良かったので
アマプラで鑑賞。レビューが良かったので、期待してみましたが、あまり共感できませんでした。コミカルで嘘くさい演出やストーリーが、テンポ悪く続いて、最後は急に終わった感じでした。残念。
のんのさかなくん
道なき道をひたすら突き進んでいるのか、それとも、ひたすら道を極めようとしているのか、よくわからんかったが、好きを貫くその姿は、人の心を動かした。のんしかできない役どころだったのでは。魅力的なおさかなのカットも含め、ええ感じの映画だった。
ほっこり 心がポカポカ(*^_^*)
本でさかなくんのお母さんの゙素敵な子育ての゙エピソードを知り、映画にも興味を持ちアマプラで視聴。
すごく良かった!
さかなくんをいつも信じてありのままを受け入れるお母さん。
本当に素敵で偉大だと思った。
好きな事をずっとやり続け、周り人たちもその一途さにどんどん引き込まれていって…
心がほっこり ポカポカしっぱなしでした。
めっちゃ良かった!
元々海とか魚とか水族館とか好きなんで見てるだけでも楽しい映画でした
あそこまで好きになれるのって凄いなぁ
才能やと思う
さかなくんもいい味出してるし(まんまやったけど)
原作も読みたくなってきた
ユルイ多幸感、垣間見える人生の冷たさを感じられる
自宅にてアマプラ鑑賞。
さかな、こども、ごはん等ほのぼのとしたシーンが続き、癒されます。
「極端に魚好きでありおかしい」のですが、直接的にイジメられるシーンは殆どありません。
「変わり者」をこんな感じで見守ってあげられる社会であると嬉しいですね。
所々のふんわりとしたギャグ要素も面白いです。タコをパパがシメルシーン、「おじさんを任意同行しないでください」、原付ラップシーン等など。悪役も悪役に見えない笑。
のんさん演じるミー坊の軽くでたセリフにも、結構考えさせられます。「でも本当の勇気ってこういうことじゃないと思うよ」とかとか。。ユルく見えて、こちらを見られているかのような感覚に陥ります。
しかし、「何となーく」描写しているワンシーンの設定に人生の大変さを感じられます。
冷たい人生の中でも、「好きを続けることの大切さ」を感じられる良作です。(2度見るとより言葉の深みや設定されている背景をより楽しめます)
めっっっちゃ良い映画!!!心が温まる!
何かを好きでい続ける気持ちって本当に大切なんだなって思ったし尊いものだなって思いました!!!
なかなかここまで夢中になれるものを見付けるのって簡単じゃないというか、貴重なものだと思うから。それこそ才能というものなんだろうなと感じました。
そんなさかなクンでも色々な苦労があったんだなって知れたし、お母さまやご友人の方々の支えあっての今なんだなと思うと本当に周囲の理解や人間関係が温かくてほっこりしたし、そうやって見守り支えてくれる人たちがいるのってやっぱ本人の人柄によるものだと思うから、そう思うとますます心がポカポカしました!!!
何か最後はさかなクン、本当に良かったねえ…っ!って感動してついホロリとしちゃいました笑
登場人物の中ではヒヨと総長とカミソリ籾が特にお気に入りです!!もちろんお母さまや学校の先生方や海人の店長などなど、ミー坊を理解して支えてくれた優しい人たちはみんな好きですが!
映画館で上映していた時は都合がつかず結局観に行けなかったのでやっと見れてしかも思ってた以上に面白かったので大満足です!!!
原作も読みたいなと思いました!
脇役たちが良い
小学生時代が冗長。
50分くらい経って磯村勇斗たちが出てくると面白くなるのでそこまで我慢。
磯村勇斗は相良を完全に封印したヤンキーで、その演じ分けに脱帽だ。相良は狂犬を通り越してマシン化したヤンキー、こちらは普通に人の心を持ったヤンキー。
柳楽優弥たちの学ランがまたオマージュっぽくて今日俺ファンには嬉しい。
のんが何故主演?と思うが、単純に水に入るシーンが多いからと、天然さで選ばれた感じ。設定を中性的にするためにも女性のほうが都合良かったのだろう。
アマプラで流し見くらいがちょうどいい。
のんちゃんが素晴らしい
好きを貫いた半生、さかなくんの自伝的原作をあまちゃんのヒロインのんちゃんが好演。
波乱に満ちたという程ドラマチックでもなく、社会の荒波に揉まれて悩むでもなく、ひょうひょうと好きな道を歩んでゆく姿を外連味のないエピーソードを繋げて描いています。
さかな好きといっても愛でるだけでなく食べるのも好きという設定が秀逸。
父母は離婚したように見えたが掘り下げていないので家庭の事情が曖昧なのは気になったが、ミー坊の純粋さに水を差す雑味になると思ってあえて踏み込まなかったのでしょうね。
キャスティングの妙でしょうか、井川遥さんの愛情深い母親役、助けてくれる友人や仕事関係のわき役さんもいい味出していましたが、なんといっても、のんちゃんが素晴らしい、癒されるし元気をもらえる良作でした。
普通?フツーってなに?
さかなクンと云うキャラも、のんと云う女優も好きなので、バイアスかかってると思うけど、良い作品でした!
ただ、どうしても疑問に感じるのは……冒頭初っ端に注意というか、宣言というか…始まりの前に刷り込まれてたので、無視して観ようと心がけたけど……。
ストーリーの流れとして、やはり無視出来ない気がしてならない……。のん、だからこそ成立出来てたのかもしれない。
どっちでもいい、のかもしれないけど……少し引っかかりが残る…。
世間に流されない一途さ、いくら好きな事でもそこまで出来るのは異常であり偉業だ。
ドラマティックな起伏こそ無いものの、飽きずに観ていられた。惜しむらくは、映画館で観られなかったのが残念…。
少しあざとさが目立ったけど、のんだから不快は無かったのかも。
昆虫博士になりたかった純な思い出…幼少期の私を思い出しました。文句なしの★5です。
あじのほねはおいしい
ほんっと美味しいよね!骨煎餅!あとね、煮付けの骨にお茶かけてスープにするのも美味しいんですよ。
もといです。
いやぁ~久しぶりにいい映画を観せてもらいましたね~。本当にありがとうございました!って感じです。
私もね、幼い頃は昆虫博士になりたいって夢があったの。
「お年玉貯めてヘラクレスオオカブトムシのいるブラジルに行くんや!」って豪語してたのよん。
生前の母が、それをよくネタにして笑ってたっけ。
そんな無邪気で純心無垢な夢があったことを思い出させてくれた、愛おしすぎる作品でした。
なのに俗世の垢で、汚れつちまつた今の私ときたら…( ͒ ́ඉ .̫ ඉ ̀ ͒)
スクリーンで観ていなかったことを激しく後悔しました。
ってか、フライヤーコレクションに綴じていなかった作品だから、そもそも地元の劇場では公開されていなかったのかも。くそう。なんでなんや。
そして、パンフレットがどーしても欲しくなって。
メルカリでやっと見つけたけれど、出品者さんがどーやら利用制限中のようで入手できなさそうなの。くそう。なんでなんや。
そんな文句なしの★5いや★10はあげたい作品ですね!
のんさんが、いいのよん♡のんさん、広末涼子と双璧を成すマイ・ベスト・フェイバリット女優なんですよ。
(“のんさん”を敬称無しで書くと、読点をどう打つのかで悩むです・笑)
学ラン姿を見て、えっ?ってなったの。性別どっちよ?と思って。でも、めーっちゃ似合ってたなぁ♡
てっきりジェンダーの子のお話なの?って思っちゃいました。
同級生のモモコちゃんとの絡みもありましたし。(うわっ…エロぉ~♪エロぉ~♪い意味じゃなくて)
それを不思議に思って、鑑賞中に調てみました。
あっ、そうなの。そういう設定なのね!と、膝を打った次第です。
本作、その設定がグッジョブでハマっていました。
こう言うたら失礼かもですけれど。のんさんって、中性的な面持ちが、たまらなく魅力的です。勿論誉め言葉ですよ。
で、いきなりのタコさんの解体&撲殺事件発生ですよガク((( ;゚Д゚)))ブル
あれ、グロかったなぁ。でっかいタコさん、どうやって撮ったのかな?と不思議に思いました。
エンドロールにVFX IMAJICAの文字を見て、納得しました。
同じくエンドロールに「この映画の制作に際し、動物に危害は加えられていません」とは出てこなかったのね(笑)
そりゃそーだわ。のんさん、躊躇なく手際よく〆めて、さばいて、食べていましたもんね。
カミソリ籾がアジの頭踏み潰して鮮血が飛び散るシーンもあったしさ。
「お魚さんが可哀そう!」って「どの口が言うとるんじゃい!」って思ったけれど。
「えっ!友だちなのに、そこは食べちゃうんだ!」とかも思ったんだけれど。
ふと範馬勇次郎の名台詞を思い出しました。
「漫然と口に物を運ぶな。何を前にし、何を食べているのか意識しろ。それが命喰う者に課せられた責任。義務と知れ」ですよ。
ご存じの方も多いんじゃないかな、この台詞。大好きな言葉です。なかなか実践できませんが。
アジのお造り、アオリイカの肝合え美味しそうだったなぁ。
調べてみるとね、アオリイカにもアニサキス棲んでるんだって。←興を削ぐようなこと言うなし!
隠し包丁を細かく入れたり、よく噛むと問題ないらしいですけれど。
もといです。(2回目)鑑賞中、とにかく微笑みが絶えなかったです。
のんさんの笑顔に胸キュン♪とやられてしまって♡見事にノックダウンされたです。君に胸キュン♪キュン♪
目が好きだ!あの吸い込まれるような無垢な瞳が好きだ!(๑♡⌓♡๑)
でもね、観た季節が悪かったよね。寒~く、冷た~いおふとぅんにくるまりながらタブレットで観てたです。
だからね、めっちゃ((( ;゚Д゚))) ブルブルしながら観てたんですよ。
でね、アホ話も聞いてくださいな。
“狂犬”ってなんか見たことあるー!って思ってたら『孤狼の血 LEVEL2』のチンタじゃないですか!村上虹郎じゃないですか!って思い込んでたバカ私がいましたすみません。
柳楽優弥だったのですね。紛らわしいJARO案件。
『怪物の木こり』のフライヤー見て、亀梨和也を佐藤健に見間違うとかさ。本当にバカか?大丈夫か自分…
さかなクンは、しっかっりさかなクンに見えていましたってば!
そこを加藤諒に間違えるほどはバカじゃないもん!
でね、のんさんの方もね、大丈夫なのかな?っていらぬ心配をしちゃったの。
ウニ→クラゲ→ハコフグってお魚さんばっかりじゃん!(ちょっとちがう)
このままじゃリアル“さかなのこ”になっちゃうよ!とか。
リアル世界では「いい加減に本名を名乗らせたれよ!」って、ずーっと思ってるの。
それでもいいんだけれどさ。のんさんをスクリーンで観ることができるだけで幸せ♡
(とか言いつつ『天間荘の三姉妹』は観てないんだけれど…)←ニワカか!
この作品で妙に心に残ってる台詞があったの。
「ジャーナリズムが暴力に屈するような世界はよくない」って。
自由過ぎるミー坊新聞読んでみたいなぁ。“総長のバイク”記事も読んでみたいなぁ。
そんなふうに楽しく鑑賞しさせていただいた、大変素晴らしい秀作でした。
【P.S】
コメントへの返信が滞ってしまい申し訳ありません。
時間を見つけて必ず伺いますので。
さかなくんを育てるさかなくん、つまりサ(カナ)道。
さかなくん原作『さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜』を、『モヒカン故郷に帰る』の沖田修一が監督。
主演はのん。
【ストーリー】
ミー坊(西村瑞稀・のん)は魚好きすぎ少年。
千葉県の海の見える町で、興味の方向がまわりと違うものの疑問を抱くこともなくすくすく育ち、大人になる。
幼なじみたちは恋をして子供や家庭を作り、悩み大き人生を送る中、ミー坊だけはずっと魚好きすぎ少年のまま。
彼らの窮状に一念発起して、ミー坊は自分の力でお金を稼ごうと奮起する。
主演さかなくん役をのんが好演、お気楽でユニセックスな雰囲気を巧くかもします。
ゆるーいコメディテイストで、全体まったりと物語は進行、さかなくんの人生を追うというよりは、さかなくんを主人公にしたまわりの人生劇場という構成です。
というわけで高校生の頃から『TVチャンピオン』でとっくにブレイクしてたじゃんというツッコミは無しでお願いします。
好きなことに猪突猛進、すること全部楽しむあのキャラはメディア向きだなあと再認識できました。
他のキャストもサ道の偶然さんや蒸し男くん、2022冬スペシャルのセンセイなんかも出てきて、さらにはギョギョおじさん役でさかなくん本人の出演。
アオイホノオの柳楽優弥もついてきてくれるし、なんというか、自分の好きなものがいっぱい出てくるドラマです。
さかなくんファンのみならず、全国の魚好きにもおすすめできる映画ですよ。
ほのぼのと前向きに
沖田監督ならではのユーモアがふんだんに盛り込まれていて、見ていてほのぼのとし、かつ前向きな気持ちになれる。そんな素敵な映画でした。
本家さかなくん演じるギョギョおじさんとのやり取りが、個人的なハイライトかな。
どう見ても不審者にしか見えない無職男と、魚に夢中で風変わりな小学生。そんな二人のハートウォーミング(?)な会話には、シニカルな世間の目と監督の優しい眼差しが交差するような、なんとも言えずほっこりする癒やし効果があった。
ただ自分が好きなものを真面目に一生懸命やり続ければ、必ず到達できるところがあるし、周りの人達もそれを見てくれている。「フォレスト・ガンプ」にも通じるようなそんなメッセージを受け取りました。
サカナくんにぎょぎょぎょ😆
私はテレビでサカナくんを知り、作られているタレントさんなのかと最初の印象でしたが、この人マジな人だったと変わったのが印象でした。
そしてこの映画を観て、凄いカッコイイ人に変わりましたねー🤨
母親が前編通して、穏やかで至って普通のお母さんしかし、ミー坊に対しては、サカナが好きと知るととことん好きなことを否定しない母親の愛は痺れました。
きっと、ミー坊に気づかれ無いよう父親の教育との食い違いで、離婚、別居していたのか?素晴らしい親だと思わされました。
ミー坊も、成長し学校でヤンキーに絡まれるんですが、その対応が面白い🤣
根性が座り切っている人間には、ヤンキーも負けているのがニコニコ😀しながら鑑賞しました。
また、中盤マー坊の台詞で「普通て何?」と言う場面は、なんか心打たれてしまいました。
好きな事を貫くサカナ君が、マジでカッコイイ人だったと感じる素晴らしい映画です。
後半面白くなる
・ストーリー前半は単調だけれども、後半から前半の伏線が効いて面白くなってくる。
・のんさんは大好きな女優だけど、この役には合わないと思った。
・さかなクンがカブトガニの孵化で中学時代に新聞に載った人だったとは。
始まって早々に驚きのシーンが
映画には、さかなクンが扮するギョギョおじさんなる人物が登場する。このおじさんはいつもハコフグの帽子をかぶっていて、見た目も行動もさかなクンそのものなのだけど、子供たちからは気味悪がられ、逃げられる存在だ。そして、登場からほどなくして、児童誘拐の疑いで警察に連行されてしまう。驚いたのは、パトカーに乗せられる直前に、さらっと帽子を取ってミィ坊にかぶせるシーンだ。国会の調査会に参考人として招致された時も、園遊会に呼ばれて天皇陛下にまみえた時も取らなかったあの帽子を取ったのだ。これで、この映画はタダモノではないぞ、と感じた。(2023.12.22 覚え違いがあったので修正しました)
さかなクン(ミイ坊)の役をのん(能年玲奈)が全く違和感なく演じきっていたが、この2人、案外共通点があったのかもしれない。それを見抜いた沖田監督の慧眼に恐れ入る。
沖田監督らしい笑いがそこここにあって退屈しなかった。特に、せっかくミイ坊が捕まえてきたタコをお父さんが、そこまでしなくても... と思うぐらいコンクリートに思いっきり叩きつけるシーンには大笑いした。
好きを貫き通して、いろんな縁に恵まれ、すっかり子供たちの人気者になったミイ坊が、子供に逃げられていたギョギョおじさんとは反対に子供たちに追いかけられるというオチで泣きそうになった。
ミー坊という新しい生命体
「好き」が根底にあるんだろうけど、それだけじゃ足りないんだよね。その先にある「本気」が大事だと思うのよ。
どんなに馬鹿げたことでも本気で取り組んでいるなら応援したくなるものだ。
もちろん馬鹿馬鹿しいと一笑に付す人もいるだろう。それでも折れない「好き」の力強さは計り知れない。
ミー坊の本気さと、それに当てられた人々の物語で、笑えるし、熱いし、実に面白い。
最近は本気になれることどころか、好きなものも興味のあるものもないような人が多くなった気がする。
ミー坊くらいの年代より上だと、程度の差こそあれ何かしら好きなものがあったよね。歳を重ねるにつれそれも薄れていくのだけれど、情熱を持ってた記憶だけは失われないからな。
何でもいいから好きなことがあるというのはいいと思うんだけどね。
もう面白いと書いたけれど、この作品がエンターテイメントとして成功している一番の理由はのんをキャスティングしたことだろう。
ミー坊の持つワンダーを表現できる人を考えた時、のん以上の適任はいない。
しかも、のんに男装させるのではなく、そのまま使っちまったのがスゴイ。
どこをどう見ても女の子だけど、役のミー坊は男性だ。冒頭に男か女かは関係ないとテロップが出るが、本当に関係なかったよね。
なんていうか、ミー坊といういろんなものを超越した新しい生命体のよう。
みー坊の成長物語
のんを主役に据えた、人間というか生物の成長物語。井川遥演じる母親をはじめ地元の不良グループなど登場人物がミー坊をまるっと受け止め尊重する。
柳楽、磯村、岡山の演じる根がピュアなツッパリたちがとても良かった。
一貫してのどかな進行なのは、原作がさかなクンの目を通して書かれたものだからかもしれない。
タコや魚など海洋生物の神秘的な動きが収められていて水族館に行きたくなった。
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