さかなのこのレビュー・感想・評価
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珍妙な雰囲気がひたすら続く 子役は素晴らしい
ミー坊の半生を描いた物語です。
まず、言いたいのはタコを叩きつけたり、魚を踏みつぶしたりする場面は、不快でした。
物語にメリハリがなく、ひたすら珍妙な雰囲気が続きます。ストーリーは長く、もう一つかなと思います。
のんの演技は流石ですが、さらに子役の西村瑞季ちゃんの演技が素晴らしいです。
とにかく長く感じる映画でした。
楽しい! 今年見た邦画で1番!
のんちゃんドハマリ役です。多分、見た人全員思ったんじゃないかな?
さかなくんさんの半生+オリジナル設定って事だけど、みー坊の半生って思えばしっくりくる。さかなくんさんの帽子を奪うお父さんが唯一の暴力シーンかも。終始クスクス。でも大人の目線で見れば、理不尽な世の中や好きな事をやり通す難しさも出ててこの映画にしかない魅力でいっぱい。子役や他の俳優さん達も演技上手くて、のんちゃん扮するみー坊の性格や行動に振り回されながらも助けてあげる感じが見終った後にほっこり感を覚えます。カップル・家族・もちろん個人でみても楽しい映画。小さい子供はストーリーが間延びするので飽きちゃうかもね。敢えてのおすすめはバタフライナイフです! 会社や学校で嫌な事があった人はとにかく映画館に見にいこう。
横道世之介に軍配。
好きに魅せられました!
ミー坊が愛おしくて、愛おしくて仕方がありませんでした。お魚さんへの愛、熱がとにかく冷めなくて、一途で、時に皆からの?にも動じないLOVEがそこにはありました。
だからこそ母の包容力、父の心配な気持ちにすギョイほど涙しました。
ミックスソフトのように時にミー坊への母、父の気持ち、愛が上手く紡ぐことができないことがあってもそれが子育てであり、人生。139分の中でとても考えさせられました。
それでもミー坊はずっとお魚さんに向かってLOVE注入。ブレない姿に微笑ましかったです。
さかなクン扮するギョギョおじさんの存在感も絶大で、ミー坊との絡みが大好きでした。お魚さんという共通の好きがこんなにもハーモニーを生み出すのだと、友達の不思議そうな目、父の心配を振り払ってギョギョおじさんへと向かう天真爛漫なミー坊。
心の中でその調子!と応援している自分がいました。母、ミチコの気持ちはこうなんだと、痛いほど分かりました。
そして、総長や籾山、ヒヨとの絡み。一見凸凹だけどミー坊のその雰囲気で逆に圧倒しているイマジネーションに心温まりました。
大人、社会人になってミー坊も、私たちも色々と大変になって現実に悩まされるけども‥。"好き"はやっぱり不思議なパワー、周りを惹き込む胸熱な何かを持っているのだと。やっぱり最後はこれに尽きました。改めてそう思わせてくれたミー坊はギョ立派。
演じたのんさんの唯一無二なミー坊として魅せる言葉では表せないすギョさ。のんさんの今後の演者としての道を共に歩んでいきたくなりました。
井川遥さんの温かく我が子を見守る母像にも癒され、涙し、包まれました。大人になったミー坊に会うシーンは涙が止まりませんでした。
さかなクンになれなかった男
「男でも女でもどっちでもいい」(うろ覚え)
のんがさかなクンを演じることについてはまったく違和感がない。男役の設定で男装しているのに女そのものであるにも関わらず、だ。
さかなクンの半生を描く映画なのだから男であることは必須に思えるが、実際はさかなクンの半生を叩き台にして「好きなものを好きであり続けること」を描いた映画と言った方が正しい。であれば男でも女でもどっちでもいいのである。主人公が男でなければストーリーがおかしなことになってしまうから男装させているだけだ。
のんがさかなクンを演じていることがとかく目立つが、さかなクンが不審者を演じていることもこの作品の特徴である。というか、私はそれが肝だと思う。
あのハコフグ帽子を被り道行く小学生に「お魚は好きですか~?」と声をかける姿は、我々がテレビで見るさかなクンそのもの。しかしさかなクンが存在しない世界では不審者そのもの。
あれは好きなものを好きであり続けた者の末路である。
小学生には「ギョギョおじさん」とあだ名を付けられ、保護者からは変質者扱い。財産を食い潰し定職にもつかず魚を眺めて暮らす。もしさかなクンがテレビに出ていなかったら……世間に認められていなかったら……というifの人物。
一方、のん演じるミー坊は魚を好きであり続けた結果、チャンスを掴み仕事も名声も得ることとなるのだが、この差はなんだろうか?
同じように魚を好きな気持ちを持ち続けて生きてきたというのに。
この二人の対比こそがこの映画の見所だろう。
好きな気持ちを持ち続けることの危うさ、好きを認めてくれる親や友達と環境……ちょっとした違いで成功者にも町の名物不審者にもなってしまう。
この辺をユーモア交えて描いているので説教臭くなくてよい。
好きなものを好きな気持ちを持ち続けることは大事だ。だが、ちゃんと勉強しないとギョギョおじさんになっちゃうぞ。
和製フォレスト・ガンプみたいな
前提として「さかなくん」は好き、原作未読。
その上でつらつらと。
魚好きで頓狂な主人公がのびのび生き、周りの人に助けられながら、なんとか生きていく話。
学生の頃の絆は大事みたいな感じで、ヒヨや総長、籾山が大人になった時に助けてくれるのは凄く良かった。柳楽さん、磯村さん、岡山さんの演じる憎めないおバカなキャラクタ有ってこその本作。
のんさんはイキイキと演じられていて眩しいくらいだけれど、客寄せ以上の意味は感じられなかった。
上映時間が内容に比せず長いので、モモコのくだりは全カットで良い。社会人挫折パート長過ぎてダレる。
母親のみー坊全肯定にはどうにも賛同できない。
子供のやりたいことだけをやらせるのは教育では無いし、社会と自らを擦り合わせる事が出来ない社会人は悲惨である。
ぎょぎょオジサンの所に一人で行かせるのとかネグレクトを疑うレベル。
父親の倫理観こそ正常なのだが、みー坊の親権は何故か手離していて悲しい。
総評:コメディにもドラマにもエンタメにも振り切れずどっちつかずな印象。
もっと明るく楽しい話を期待してたんだけどなぁ。
9月は未だ5日なのに、ぱるる出演作品2本目!
ほっこり、時にハッとする秀作
どの場面も愛おしく、丁寧に描かれている。軽い気持ちで観に行ったら想定以上に話に引き込まれて気づいたら泣いていた。
コミカルな場面も多いが、固定観念や偏見をぶっ飛ばす母の愛情、友情、主人公のまっすぐさに心揺さぶれる。主演のんは勿論、母役の井川遥、愛すべきおバカたる磯山、岡山、また柳楽の芝居も最高。
さかなクン役を役者のんにオファーした方に金一封差し上げたい、と思えるほどに適役だと感じた。
さかなクン本人が別人?として特別出演した場面はカットしてもいいんじゃないか?と一瞬思ったが、主人公との対比やサプライズ的要素として奏功しているかもと思い直し、個人的には好き。
こんな・・・・
こんな笑ってしまう作品とわ・・思わなんだ‼️
「私を・・」「Ribbon」っと意欲的な作品を送り出している、のんさん主演・・の知識しか無く、「さかなくん」の自伝的作品⁉️❓❓
「やっちまったかな⁉️」っと思いながらも劇場へ
オープニングの「男か女かはどうでもいい」のテロップ❗️ なるほど、のんさんのユニセックスな演出が強力に活きている❗
最近は「福田雄一」的コメディばかりが目立っていたが、久々にクドさの無い「間」の上手な演出コメディ❗
笑えます‼️
そして、先の展開が読めない・・・ましてラストの着地どころなど想像出来ない作品、初めてです‼️
ここ2ヶ月、恐竜❗未確認飛行物体❗新幹線内の争奪戦❗っと興味の向くまま観た中・・一番面白く、映画であるソレを充分に堪能、楽しめた‼️
そう言えば 、このテイスト・・「純喫茶磯辺」で味わった様な・・・
イメージと違ったな!
予告のイメージとかなり違ってましたね。のんさんがさかなクン役ということで、ジェンダーを軸にしたヒューマン作品だと思っていたが、
かなりのコメディでしたね😃
不思議なさかなクンを不思議なのんさんが演じる。普通ってなに?こっちが思う。
さかなクンは一歩間違えたら、かなり社会不適合な方向へ行ってたかも。それでも夢を叶えて現在は魚博士になってることは、本人の何より魚好きと真っ直ぐな性格があったからこそ。周りの人達もそんなさかなクンに魅了され、理解して応援してくれたんだと思う。ヤンキー学校でも全然いじめられないし、男女関わらず好かれていたんだろうな。たぶん。
やはりこの役はのんさんがピッタリだったと思います。ヤンキー役の柳楽優弥、磯村勇斗、岡山天音が生き生きしてた。母親役の井川遥だけが年齢を重ねたメイクになってくのが気になったが、子供を絶対に信じる芯のある演技でした。さかなクン以外の家族が実は魚嫌いだったことを知るシーンは最高のオチでした。
のんちゃんが巡り合った奇跡
「男か女かはどっちでもいい」。このテーマが裏タイトルになってるのが作品全体を引っ張って行ってましたね。こんなにハッキリパッキリ堂々と宣言した沖田監督。なんかすごくかっこいいテーマでした。そしてのんちゃんがこの作品の主演をはったという奇跡。いろいろあったけど、ついに巡り合ったと印象でした。
おめでとうございます。のんちゃんの代表作になったのでは?
中3の息子も一緒に鑑賞。「おもしろかった!」とパッキリ言ってくれて誘ってよかったです。出演者みんなよかったなぁ。久しぶりにパンフレット購入。パンフレット購入された方、他にも4名ぐらいいらっしゃいました。珍しい。
パンフレットも内容濃いですね。堪能しました。もう一度みたいな。
良かった!
さかなクンの自叙伝!シンプルに面白かった!
上映時間約140分、観る前に少し長いな!と思ってたんですが時間を感じる事なくあっという間でした。
さかなクンの海の生物に対する愛情が凄く伝わり、さかなクンがさかなクンをやってこられたのも母親の愛情や周りの友人達の支えなんだな!というのもよく伝わりました。
母親の『ミー坊は好きな事をやりなさい!』という貫くスタイル、ホントは魚介類は食べられないにも関わらず子供の為に合わせてあげる優しさなど、子供を思う母親の愛情が凄く伝わり、何か自然と泣けてました。
母親の愛情って奥深いんだな!と思い何かわからないけど親の顔が見たくなっちゃって若干遠回りして映画の帰りに実家の両親の顔見に行っちゃいました(笑)
てかレビュー書く前にさかなクンを調べたら・・子供の頃の夢を叶えて魚博士になってるんですね。
自然と笑えて、泣けていい映画でギョざいました!ありがとうございました。
それでも間合いは学ぶべき
奇跡のシンクロ!って感じでございましたなー。「尺長っっっ!?」と思っていたし、観たあとも「100分位にした方が傑作だったかも…」と思いましたが、終始柔らかい笑顔に包まれている感じで幸せだったのでヨシ!ですね。
それでも「ギョギョおじさん」のシーンは何とも…。だって立派な不審者ですもの。お母さんが折角出してくれた折衷案もダメにしちゃうし、アソコは作り手の思惑とは違って「純粋なだけじゃだめですよ」なシーンになっちゃいましたね。案外大胆なお父さんとヒヨには、何かにつけ側に居て欲しかったなというのが率直な感想。
「さかなクン」当人も出だしは「あーーー、なるほどね(苦笑)」な印象でしたが、キチンと社会に揉まれた感が出てきてからはバランスが上手くなりましたからねぇ。そう、最低限のバランスはやっぱり大事なわけです。それでも「岩をも穿つ」一念は素晴らしかったと、嬉しい気持ち一杯で劇場を後にしたので、「息苦しさ」を抱えてる人には良い癒しになるんじゃないのかな?なんて思いました。
さかなクンの人生に感動!
さかなクン(のん)の人生を、ほぼトレースしているので、学ぶところ多しです。感じたのは、日本の教育は努力して、頑張って、必死になって、競うことばかり教えていますが、さかなクンの生き方は、本当は一番美しいと思いました。普通の生き方という言葉が作品の中でも象徴的に語られますが、その生き方が本当に幸せかと思うと疑問です。さかなクンを強制的に普通の人間に戻そうとする先生に対して、「この子には好きなことをやらせてください」と言う母親こそ、偉大だと思いました。さかなクンの人生の発端は、水族館で買ってもらった魚貝の図鑑です。そして、絶大なる魚オタクになって生きていく姿に圧倒されます。高校生の時には、その魚愛が、不良たちも含めて周りを幸せにしていくのです。楽しいことは伝染するのは間違いないです。やがて、さかなクンは同窓生の力を借りてテレビ出演をし、博士になっていきますが、そこにたどり着くまでの道のりは側から見ていると苦闘です。しかしそれがあるからこそ、見事に彼の人生シナリオの達成ができた時には、手放しで泣けました。のんはこの作品で男性のポジションを演じていますが、時々女性に見えたりして、その中性的な存在感を醸し出す不思議な魅力には完敗です。
のんがさかなクンで良かったと思える
そんな馬鹿なと思うところも主人公がさかなクンなので普通に思える
TVチャンピオンの宮澤くんが白身魚を食べて魚種をどんどん言い当て誰も敵わなかった!その頃から凄く興味があった🤭
良い友達がいて安心した😮💨出演されてる方も凄く良く!さかなクンの同級生の鈴木拓も出演していてさかなクンらしい!
格闘シーンに鈴木拓が出て本気の強い所も見てみたかった🤣
なんて素敵な人生なんだろう
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