「ユルイ多幸感、垣間見える人生の冷たさを感じられる」さかなのこ ちはやさんの映画レビュー(感想・評価)
ユルイ多幸感、垣間見える人生の冷たさを感じられる
クリックして本文を読む
自宅にてアマプラ鑑賞。
さかな、こども、ごはん等ほのぼのとしたシーンが続き、癒されます。
「極端に魚好きでありおかしい」のですが、直接的にイジメられるシーンは殆どありません。
「変わり者」をこんな感じで見守ってあげられる社会であると嬉しいですね。
所々のふんわりとしたギャグ要素も面白いです。タコをパパがシメルシーン、「おじさんを任意同行しないでください」、原付ラップシーン等など。悪役も悪役に見えない笑。
のんさん演じるミー坊の軽くでたセリフにも、結構考えさせられます。「でも本当の勇気ってこういうことじゃないと思うよ」とかとか。。ユルく見えて、こちらを見られているかのような感覚に陥ります。
しかし、「何となーく」描写しているワンシーンの設定に人生の大変さを感じられます。
冷たい人生の中でも、「好きを続けることの大切さ」を感じられる良作です。(2度見るとより言葉の深みや設定されている背景をより楽しめます)
コメントする