「映画館で笑って見れました」さかなのこ Ryunoshin Nakamoriさんの映画レビュー(感想・評価)
映画館で笑って見れました
評判が良いので見てきました。映画館で見るべき映画って、迫力のある作品もそうですが、こういう、みんなで笑って見れる作品も良いですね。
のんちゃんはさすがに演技がうまくて、挙動、表情、セリフの全てで、明らかにそこにさかなクンがいる、という感じでした。
お醤油と魚の良さでヤンキー君たちと言い合いになるシーンが肝かな、と思いました。確かに、お醤油というのも、いかに魚をおいしく食べるかという目的で、長年職人さん達が頑張って作ってきたものであり、この映画がさかなクンマンセー映画では無いという表明かと思います。そして、魚(ミー坊)とお醤油(周りの人)とのマリアージュで、後半いろいろな奇跡が起きるのだと考えました。
気になったシーンはやはり、怪しいおじさんの家に子供を一人で行かせる所ですかねぇ。これ、結果が逆に出ることだっておおいに有りうるので、ちょっと怖いです。子供に教訓として語る為に、この後、両親が言い争いになり、最終的に離婚に繋がったくらい描けば良かったと思います。
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