「ほっこり、時にハッとする秀作」さかなのこ boc000さんの映画レビュー(感想・評価)
ほっこり、時にハッとする秀作
どの場面も愛おしく、丁寧に描かれている。軽い気持ちで観に行ったら想定以上に話に引き込まれて気づいたら泣いていた。
コミカルな場面も多いが、固定観念や偏見をぶっ飛ばす母の愛情、友情、主人公のまっすぐさに心揺さぶれる。主演のんは勿論、母役の井川遥、愛すべきおバカたる磯山、岡山、また柳楽の芝居も最高。
さかなクン役を役者のんにオファーした方に金一封差し上げたい、と思えるほどに適役だと感じた。
さかなクン本人が別人?として特別出演した場面はカットしてもいいんじゃないか?と一瞬思ったが、主人公との対比やサプライズ的要素として奏功しているかもと思い直し、個人的には好き。
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