「好きなことを好きなままでいる」さかなのこ あきさんの映画レビュー(感想・評価)
好きなことを好きなままでいる
子どもの頃好きだったことをそのまま好きで居続けるには本人の熱意ももちろんあるけど周囲の理解も大きい。私にそのままでいいよと言える度量はないな。
そんな深さもありつつ、クスッと笑う軽さもあり、とても満足。そしてカブトガニの散歩がシュール。ヒヨや総長、モミーと味のあるキャラクターたちにのんのジェンダーレスなみー坊が自然過ぎて、そういえばさかなクン本人も性別超越してるなと思ったり。
不審者・さかなクンがみー坊の好奇心を育てて、さらにみー坊がミツコちゃんやほかの魚好きの子どもたちの好奇心を延ばしていく。最後の道端に立つみー坊は在りし日のギョギョおじさんでした。
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