ロックン・ロール・サーカス

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ロックン・ロール・サーカス

解説

ザ・ローリング・ストーンズが「ロックンロールとサーカスの融合」を目指して企画・製作・ホスト役を務め、1968年12月に撮影されながらも諸事情により1996年までお蔵入りとなった音楽映画。

歴史的名盤「べガーズ・バンケット」をリリースしたばかりのストーンズは、ミック・ジャガーが傑出したパフォーマンスを見せる「悪魔を憐れむ歌」など6曲を披露。リーダーでギタリストのブライアン・ジョーンズは本作を撮影した半年後に27歳の若さで急逝し、これがストーンズとしての最後のパフォーマンスとなった。さらに、本作のためにジョン・レノンがエリック・クラプトン、キース・リチャーズと組んだバンド、ザ・ダーティ・マックをはじめ、ザ・フー、マリアンヌ・フェイスフルら豪華ミュージシャンたちが参加。映画「ビートルズ レット・イット・ビー」のマイケル・リンゼイ=ホッグが監督を務めた。19年に制作された4Kレストア版で2022年8月に日本初劇場公開。

1996年製作/66分/イギリス
原題または英題:The Rolling Stones Rock and Roll Circus
配給:オンリー・ハーツ
劇場公開日:2022年8月5日

スタッフ・キャスト

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(C)2019 ABKCO Films

映画レビュー

4.0夢のような現実

2022年10月30日
iPhoneアプリから投稿

生まれる前の世界。背景は詳しく知らないけれど、こんな共演があったなんて…夢のよう。

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SS&D

2.0反応まちまち

2022年10月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

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いぱねま

3.5ひとことReview!

2022年10月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

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極東新天地

4.0ジョン・レノンとオノ・ヨーコと、エリッククラブトン、キース・リチャ...

2022年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ジョン・レノンとオノ・ヨーコと、エリッククラブトン、キース・リチャーズらがこの収録のためだけのバンドを組んで演奏するという、驚くような映像がさりげなく含まれた本作。この収録のすぐ後に亡くなるローリング・ストーンズの初期メンバー、ブライアン・ジョーンズの楽しそうな表情など、数え上げれば切りがないほど貴重な映像が多数収録されているのに、当時は公開されることなく、長らく「お蔵入り」となっていた作品でした。

『サマー・オブ・ソウル』(2021)や『アメイジング・グレイス』(2021)など、当時何らかの事情で公開されなかったライブ映像作品が、後年になって公開されるという例は決してないことはないのですが、本作のゲストメンバーの豪華さを見ると、なぜ未公開になってしまったのかと思わず首をかしげてしまいます。ザ・フーの見事なパフォーマンスと較べてストーンズの演奏が見劣りすることをミック・ジャガーが不満に思った、などいろいろと言われていますが、真相は判然としません。

ただ実際の映像を観ると、「サーカス」というコンセプトが演奏と噛み合ってなかったり、結局のところこれだけ豪華なゲストメンバーをストーンズの前座扱いにしかしていない、テレビ用に撮影したためか、レストア版でさえも画質が厳しい(同時公開の『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』と比較しても顕著)などなど、ショーとしての完成度の低さが目立ち、仮に当時公開されていても、残念ながらそれほど話題にならなかったのでは、と感じました。

というイベント部分に関する問題はさておいて、これだけ重要な映像と音楽が現存していて、しかも今この時代に4Kレストア版を大スクリーンで鑑賞できるよう努力してくれた関係各位にはひたすら感謝!

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yui