ブレット・トレインのレビュー・感想・評価
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思ったよりも笑えた
弾丸列車悪くなかったです。
伊坂幸太郎先生のファンであり原作「マリアビートル」も大好きで、鑑賞前に再読して挑みました。所々伊坂先生らしいキャラたちの会話や場面におぉっ!となった。アメリカンなキャラ改変とツッコミ満載の設定に気後れしつつ、まぁいいかと受け入れられる程度の楽しさ。なによりブラピの情けない声と困り顔が可愛い。そしてアクションはピリッとパンチのきいた格好良さ。真田広之さんが冒頭から出てきたのもファンとして嬉しい。剣戟もさすが。日本人キャラのカタコトの日本語もそこまで目くじら立てるほど酷くは感じなかったかな。
天道虫(レディバク)が頭脳的にレモンやミカンの追っ手をかいくぐっていくシーンは原作の方がクールでスマートで格好良かった。原作の天道虫こと七尾は忍者っぽくて、映画のレディバクは力業が目立っていた感じ。映画は派手さを重視したのかな。銃を使わないのはそのままで良かったし、携帯を車内で使ったミカンに対してレディバクが「日本では車内での携帯電話はマナー違反ですよ」と言っていたのが凄く好き。ちょっとずつ日本らしさがちりばめられていたのがいい。
ラストの激戦にもっていくために、原作では死んだり動けなくなったキャラが動いていたのは違和感があったけど、仕方がない。
日本で撮影したかったと言っていたブラピ、コロナ禍で断念したけど、ここまでなんとか日本っぽさを引き出してくれたのは嬉しいし、有難いかぎりです。思ったよりも笑っていた自分、楽しい鑑賞時間でした。
小ネタを楽しむ映画
ライアンレイノルズが出てきた時は爆笑しましたw
役的にもピッタリすぎるw
話はともかく、小ネタが多く映画好きなほど楽しめる映画だったかなと思います。
それにしても海外からの日本のイメージはネオン街なのかなぁ
舞台は日本だけど、配役は海外活動多い人ばかりだったかな。
これでいいのだ
今年ベスト級!!(原作との相違が許せるなら)
文句なしのおススメ映画です!!
伊坂幸太郎ファンです。その中でも特に本作の原作にあたる『マリアビートル』は伊坂作品最高傑作だと思っています。高校時代、かぶりつくように一気読みした記憶があります。今も本棚にはすりきれてボロボロになった『マリアビートル』が並んでいます。
本作『ブレット・トレイン』。確かにあちこちに「誤った日本描写」がありますが、
それでもそれを補って余るほどに「サイコー!!」な映画でした。
起承転結、どこをとっても退屈なシーンがありません。
それもこれも「終点まで止まらない新幹線の中で殺し屋たちが殺し合う」という、ちょっとやそっとのことでは面白さが損なわれることのない強い構造があるからだと思います。
新幹線が進むと同時に、否応なしにストーリー自体も前に進むために物語が停滞することがないのです。スカッとするという目的で見る映画として、これは強い。本当に面白く、これから何度も見返すことになるアクション映画だお思います。
ただ、ケチをつけられる点もあります。中盤までは基本的に原作のストーリーライン通りに進む本作ですが、クライマックス以降、明確に原作とは違った方向に話が進んでいきます。
この『改変』を許せるか許せないかで本作の評価は変わるでしょう。
原作から抜けている重要な要素や、各登場人物たちの結末等。変わってしまっている点を許容できる人、あるいはそもそも原作未読な人にとっては良質なエンターテイメント映画となるはずだと、自信を持ってお勧めできます!!
軽快なコメディ(血みどろ)
この映画の味付け(テイスト)ってもう少しなんとかならなかったのでしょうか!?
表題通りです。
ここ最近、見たい映画がなかったので、映画の番宣をみて衝動的に見に行きました。で、この映画の味付け(テイスト)ってもう少しなんとかならなかったのでしょうか!? というのが素直な感想です。全体的な味付けがギャグテイストなんですよね。シリアス テイストだったらかなりよくなると思うのですが、それは無理だったのでしょうか!? 残念です。
突っ込みどころ 多数あり
①列車名:ゆかり←ひかりのギャグテイスト?
②名古屋~京都 間では富士山は見えません
③夜行の新幹線はありません。→というか運行速度が遅すぎ
④京都を超えても線路がなくなることはありません。→大阪の人が怒りませんかね!?
⑤etc
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
タダのB級おバカ映画です
ウケた!
理解出来たら‼️❓必ず‼️❓最高の映画だとわかるはずだ‼️❓
ポイントは二つ‼️
この原作は、映画化不能と原作者が拒否してきて、今回、奇跡的にハリウッドが映画化して、伊坂幸太郎の映画化最高作品となる記念碑となる映画🎬🎞🎦
私は、伊坂幸太郎の作品は全て読破して、映画化は全て観る、そして、原作者はインタビューでこの映画が原作再現度最大作品だと明言している。
だから、複雑化したストーリーを最大限再現してるから、字幕ではネイティブくらいで無いと、理解不能だと思う、映像の細部に伏線があるから、観てないだろ、低評価の人。
それから、最大のポイント。
この映画は、日本を知り尽くし、それで外している。
知らないで、作るタランテイーノなんかを遥かに凌駕してるのだ。
例えば、最後の京都のシーンは東寺と清水寺といろんなところのハイブリッドだし、東京のコインロッカーとか、実は再現度が高い、実物では無いが、ハイブリッド。
だから、知る人ぞ知る、映画なのだ、日本を知らない人ほど、この映画を日本を知らない映画だと思うだろう。
そんなことで、この映画は、吹き替えで、できれば原作を読んで観てほしい。
今年最高の映画の一つだと理解で生きるだろう、ボンボヤージュ。
沢山殺し屋が出てきて、マクガフィンをとりあう、コメディーです。 凄...
沢山殺し屋が出てきて、マクガフィンをとりあう、コメディーです。
凄く下らないのに、ブラピと出番少なめのサンドラ・ブロックも出ていて、撮影にもお金がかかってそうです。
止む終えず吹き替え版を見たせいもあり、何を話しているかさっぱりわかりません。途中で、殺し屋の来歴が描かれますが誰が誰だがよく分かりません。でも、そんなことわからなくても、ストーリーを追うことは可能です。なので、後で配信になってから見直そうなんて思う必要がありません。その場で目に入ったものを楽しんで、くだらねーなと思い、笑うといいと思います。
R15になっている通り、結構残虐行為が行われており、出血もしているのですが、戯画化されているので、気になりません。
日本が舞台なので、いやな予感がしませんか?
しかし、日本人役はわりと日系人を採用しているようで、違和感は少ないです。福原かれんさんも、あの制服で登場し、大満足です。出てくる日本語のテキストも間違ってはいないし、あのカラオケ店の看板の配色も正しいです。でも、出てくる世界は日本ではない別のどこかです。不気味なラインが絶妙なため、フィクションとして楽しめます。わざとこの塩梅のプロダクションデザインをしたのであれば、立派です。
新幹線の型番はよく分からないけど、キャビンの短さや荷物置き場からするとスキーに行くヤツに見えるけど、京都に行くんだよね?オリンピックのゆるキャラとのコラボのラッピング車両には、ガチャガチャもある。新幹線なのに夜行列車だよ。
静岡駅を出ると、富士山に最接近するし、朝日は北や西や南から昇っている。
京都駅のホームは木製で、誰もいないし。みかんはみかんじゃないし。
ぜったい、わざと適当にやってます。間違い探しをしながら、見ると楽しいと思いますよ。
運の悪い殺し屋ブラピ様のアクションコメディ
弾丸特急(各駅停車)
ブラッド・ピット
1963年オクラホマ生まれ
ジャーナリスト志望だったがやがて
俳優に興味を持ちロサンゼルスへ
銀幕へは1987年から端役でデビュー
90年代前半に知名度を上げ
「インタビューウィズバンパイア」
「セブン」
で日本でもブレイク
2000年代頭には
「スナッチ」
「オーシャンズ11」
等で不動の大スターの座を確立
その後はプロデューサーとして
製作も積極的である
個人的には麻薬中毒者など
情緒不安定役に関しては
天下一品のイメージである
あたかも本当に…いやなんでもない
今作はヒット作「ファイトクラブ」
で組んだデヴィッド・リーチ監督と
伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」
を元に映画化
そのため舞台は日本だが
ステレオタイプのへんてこ日本の
光景が拡がっています
こういう舞台だと例によって
こんな日本はおかしいと言った
論調を目にしますがもうね
今やネット全盛期ですから
ちょっとググれば実際の日本なんか
いくらでも出てくるんです
ストリートビューで雰囲気も
わかります
それでもあえてブレランや
ブラックレインで出てきた日本を
思い描いて絵にするんですから
もう「それはそれ」でいいのです
今作の感想としては
もうはちゃめちゃが楽しけりゃ
いいような作品で
たまにはこういうのも
いいんじゃないって感じでした
今年ナンバーワンのおバカ映画に
なるかもしれません
メチャクチャにやりきった
感じはありました
アクションシーンで
「時には母のない子のように」や
スクールウォーズの「ヒーロー」が
流れてきたら笑うしかないでしょう
さてお話はシンプルに言えば
東京から京都まで突っ走る
弾丸特急「ゆかり」にある
スーツケースを奪ってすぐ降りる
任務を「代理で」請け負った悪運男
「レディバグ(てんとう虫)」と
乗り込んでくる様々な因縁を
抱えた殺し屋たちとのドタバタ珍道中
息子が瀕死の重傷を負わされ
祖父「エルダー」にも一喝され
復讐に燃える「キムラ(父)」
キムラがそいつが犯人と教えられ
行ってみると女の子だったが
ホントにそいつで逆にキムラを
操ろうとする女狐「プリンス」
誘拐された
とある人物の息子「サン」
とブリーフケースを京都まで
送り届ける依頼を受けた
幼少期からずっと一緒の
「双子(似てない)」の
「ミカン(本名タンジェリン)」と
「レモン(機関車トーマスヲタク)」
腕っぷし一つでのし上がった
メキシコギャングで最愛の恋人と
遂に結ばれたところで体中から
血が噴き出す猛毒で殺され
犯人が乗っていると教えられ
復讐に鬼となった「ウルフ」
毒殺を依頼されたが
報酬は列車のブリーフケースにある
と言われて乗り込んできた
変装と毒殺のプロ「ホーネット」
なぜこれほどの殺し屋たちが
同じ列車に乗っているのかと言うと
かつて日本の大ヤクザ組織を横取りした
「白い死神(ホワイトデス)」が
京都まで乗ってくるよう仕向けて
いたのでした
これらの殺し屋の因縁と思惑が
停車駅を過ぎるごとに
絡み合っていきます
でこの弾丸特急なんですが
浜松とか米原にも停車するんですよね
こだまですか?
岐阜羽島や三河安城にも止まりそうです
全然弾丸特急っぽくないんですが
そのたびストーリーに展開があるので
わかりやすいっちゃわかりやすい
んですけどね
これは予告段階から思ってましたが
いかにもグリーンバックなどの
スタジオ撮りでほぼいけそうな作りは
やはりコロナ禍真っただ中でも何とか
映画を撮り続けようとした努力の成果
だったのかなと思わされます
そんなら鉄道が舞台なのはうってつけ
なんかキャスティング的には
こないだ公開されてた「ロストシティ」
にも似てるような・・まさか二本取り
的な感じなのか・・
とまあ中の事ばかり気になってしまう
ほどあっけらかんとした映画でしたが
そこそこ楽しめました
まあしいて言えばPG15が示すように
結構ゴアなので注意が必要です
新幹線じゃないですね。
ドーモアリガト
「時には母のない子のように」でふっきれる
これから観る方に忠告しておくとこれはあくまで新幹線をパロったコメディ映画「弾丸列車・ゆかり号」であるということ。どうしても東京駅から新幹線で京都まで‥と思ってしまうといろいろ先入観が邪魔をして楽しめない。名古屋過ぎてから富士山見えるし深夜に出発して明け方京都に着くのだから。ブラッド・ピットも還暦近くなりよれよれ老眼の情けない殺し屋役がはまってきていい感じ。そしておばかな殺し屋コンビのレモンがトーマスフリークでグッジョブでした。いかれた監督のデビット・リーチはブラピのスタントダブルをやっていたとのことで「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」が想起されちょっと感慨深くもある。そしてなによりアクションを盛り上げる音楽が素敵。「ステインアライブ」のノリノリで始まりカルメンマキの「時には母のない子のように」が流れた時には全て吹っ切れてもうどうにでもして‥という映画的非日常の極致へいざなっていただきました。そして麻倉未稀の「ヒーロー」でとどめを刺されます。アーメン。
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