ブレット・トレインのレビュー・感想・評価
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吹替で観て大正解◎
テンポよくて笑えるし爽快!
真田広之(cv井上和彦)が違和感まったくなく、めちゃくちゃカッコイイ。日本刀がなんと似合うことか…!!
タンジェリン(cv津田健次郎)&レモン(cv関智一)兄弟の応酬がいい。だんだん愛着湧いてきちゃって、最後の方には2人のスピンオフ観たい!やってくれよ!位に好きになってました。
ちなみに、事前にTwitterで「きかんしゃトーマスのキャラ、名前と性格くらいは知っとくといい」っていう情報を見かけて意味がわからず「どういうこと??」と思ってたけど、確かに正解だった笑
細かい気になる点は多少ある(銃刀法違反の人がそんな堂々と駅にいられないでしょとか、車内に日本人少なすぎだろとか、駅員どこにいるのよとか、駅のホームにしちゃカラフルすぎるだろとか、富士山どこにあんのよとか) ものの、まぁそんな細かい点は気にせず笑って没頭して楽しんだ方がいい気がします。
日本原作&舞台でこんなおもしろい映画作ってくれてうれしい限りです。
映画だからなんでもアリ
最初から最後までムチャクチャ。
新幹線風だけど寝台?東京→京都なのに遅っ!距離の感覚がアメリカ大陸仕様なのか?弾丸列車とは?
車内販売の人は金髪だし、日本ではあまり見かけない低性能な自販機とか、ツッコミどころ満載だけど、そこ乗り越えて、おバカなアクションコメディとして観たら面白い。
グロ描写はあるものの、あまりリアルな感じはしない。
ブラッド・ピット主演にあぐらをかいてんじゃないかと思うほど、分かりやすい伏線をこれ見よがしに張って、分かりやすく回収する。これを観て何か得るかというと特にない。ただヘンテコ映画を楽しんだというだけ。
なんとなくだけど、コロナ禍で日本に旅行に来られない日本マニアの外国人の方が、あそこがおかしい、これは間違いとか文句言いそうな映画。
これは『ロストシティ』の姉妹作品という扱いなのかなぁ。
別の意味で不思議な映画
特に日本人からするとあり得ない事だらけで漫画以下ですが、不思議と許せて最後まで鑑賞できました。
車内の作り、東京-京都間一晩かかっちゃう、血だらけの服で車内歩いても違和感無し、非常ボタン押してるのに平常運転、あんな人達平気で通す京都駅、名古屋超えての富士山、弱っちそうなラスボスとか。その他登場人物の行動も?が多かった。小説から映像になった時点で様々な変更があるのは仕方ないけど、ポップで明るい作風は好みで、何よりブラピが見れてよかった。やはり存在が絵になる男です。トムとブラピはカッコいいですねぇ。
世界で一番運の悪い男
ほんの少し前までは「世界一運の悪い男」の称号は
『ジョン・マクレーン』の独壇場だった。
何故か行く先々で事件に巻き込まれ、
「なんで俺がこんな目に・・・・」とぼやき
身体もボロボロになりながら事件を解決する。
その数、実に五回。
しかしこれからは、その呼称を本作の主人公
『レディバグ(ブラッド・ピット)』に譲らなければならないかも。
長年の殺し屋家業の果てに精神を病み、
復帰後第一回目の軽い仕事しとして請け負った運び屋のハズが
なぜかしら世界中の殺し屋が次から次へと襲い掛かって来る。
しかもその舞台は、停車駅の少ない弾丸列車の中。
果たして主人公は、目当てのブツを確保し、自分の身を守りながら、
身に覚えなく襲われる謎を解明できるのか、と
三重のスリルを孕みながら物語りは(列車同様)疾走する。
『ヒッチコック』お得意の、所謂{巻き込まれ型}にカテゴライズすれば良いか。
本来であれば巻き込まれるのは罪の無い一般人だが、
なに、殺し屋が巻き込まれても問題は無かろう。
そして、薄皮が剥がれるように真相が顕わになる度毎に、
死体がごろごろと転がり出す。
しかしそれらのシーンにシリアスさや悲壮感は皆無。
ほぼほぼギャグさながらのシチュエーションで、
彼等・彼女等は排除されて行く。
そうした場面にBGMとして流れるのは、
1970~80年代のご機嫌なナンバー。
冒頭の『サタデー・ナイト・フィーバー(1977年)』を思わせるシークエンスを筆頭に、
日洋混交の楽曲群は、懐かしいと共に、
なんてその場にジャストフィットなのだろうと感心しきり。
中には『カルメン・マキ』の〔時には母のない子のように〕まで入っていたりで、
よく発掘してきたものだ(1969年だけど)。
また全体を貫く、キッチュさも堪らない。
意図的なB級っぽさ全開で、
しかし要所要所にお金を掛けているのは明白。
なんてったってスタジオ内に、日本の駅を再現しちゃうんだから。
列車の車内も、間違った日本語の無い
しっかりした出来。
走行線路が時に左側と右側が入れ替わったり、
富士山の位置関係がおかしかったりとの難はあるけれど、
多少のコトは目を瞑ろう。
それほどテンポの良さに、全体が満ち満ちている。
一駅だけのミッションだったはずなのに、
中途の停車駅で降りるに降りられなくなるシチュエーション造りと、
幾つもの伏線が最後に綺麗に回収されきるさまは、
観ていて気持ちが良いもの。
これは偏に、原作者の『伊坂幸太郎』の功だろう。
元々、こういった構成が上手い人だから、どの作品でも。
全てがシュール過ぎた作品(笑) 本年度ベスト!
豪快な設定と緻密な脚本
伊坂幸太郎さんの小説マリアビートル、東北新幹線が舞台の裏稼業群像劇をハリウッドが映画化
世界の皆さん、ホントこうだと思ってんじゃないかという、例のギラついた禍々しさ満載の日本観大爆発の中、東京から京都までの東海道新幹線に乗り合わせる殺し屋たち
話の都合上ひかり号並みに停まるとか、車輌の横っ腹に大穴あいてんのにドンマイドンマイ走り続けるとか、銃器刀剣がまる見えの一団がホームで待ち伏せとか、まぁまぁその辺は大体でっていう割り切りが凄い
また、原作に対するリスペクトに溢れてそうな緻密で巧妙なプロット、読んでないけど多分構成絶妙なんじゃないかな、散りばめられたアレコレがカチカチと嵌っていく感じが実に心地よい
日本人目線でみるなら、オイオイそこはそうじゃないよとかひっかかるところだらけだけど、寧ろあっち側に寄せた方がわが国のソフトパワー上がる気がする (知らんけど)
トンチキジャパン
かなり楽しみにしていた作品。IMAXで鑑賞してきました。
とにかく突き抜けてぶっ飛んでいた作品でした。やや派手な日本、大袈裟なくらいの出血量、とにかくド派手に人が死ぬ、デビッド・リーチ監督が大暴れしていて、キャストもそれに通ずるように暴れ回っていて最高でした。
戦闘シーンと会話シーンのバランスが絶妙で、コメディしている時はとにかくコメディに全振りで、シリアスな時はしっかり話を聞かせ、その中でちょこっと笑いを混ぜる、いいバランスで進んでいくので全くダレませんでした。
仕事人の双子の殺し屋、ナイフ使い、毒使い、殺し屋集団、日本の総大将、演技上手ウーマンと、一つの電車の中にカオスな人物たちが続々と乗車してくるので、絵面がとにかくカラフルです。
不幸な殺し屋レディバグはずーっと不幸に見舞われて、任務完了したはずなのに、中々降車できないレディバグが面白いです。日本のトイレを堪能する姿は可愛らしいですし、律儀に日本語でお礼を言ってくれますし、割と呑気なのも面白いですし、超強いはずなんですけどそれを感じさせない緩さが良い味を出していました。
タンジェリンとレモンの双子もずーっとピンチな目に遭っているのに結構くぐり抜けているのも面白いです。レモンとレディバグが電車の座席で殺し合いしようとしているのも楽しいです。座席で煩くしてはいけませんっつってるのにずーっと座席をぐるぐるぐるぐる、銃をカチャカチャしてます。好き。タンジェリンも車外にしがみついて意地で窓ガラス割って乗車してくるタフネスです。
ウルフも恋人を殺された(その毒殺での出血量が口から血をドバドバ吐くというコメディかい?という内容)恨みをその場にいたレディバグと勘違いして殺しにかかって逆に殺されるという残念っぷり。死体は超様になってた。ホーネットは着ぐるみに入り込んで襲ってくるけれど、逆に毒入り注射を刺されて血をドバドバしながら死ぬのも景気が良いです。
京都駅が戦場の舞台になりますが、最初の爆発でとりあえず何人か爆散しますし、新幹線の上に乗っかった人は車内からの攻撃や、障害物に体を真っ二つにされたりで殆ど死ぬのもまた良いです。真田さんのカッコいい斬撃や、レディバグとレモンがタッグを組むシーンはシンプルに熱いです。いや〜カッコよかった。
最終盤にプリンスが銃を構えた瞬間にレモンが何故か生きててその勢いで軽トラに乗って轢き殺すという展開にはドッと笑いが起きました。
京都の街がもう訳わからない事になっていましたが、それでもいいやと思えるくらい楽しい作品でした。トンチキジャパンが私は大好きみたいです。
鑑賞日 9/2
鑑賞時間 18:00〜20:20
座席 L-9
某アニメ作品
バッカーノのオマージュ?パロディ?
バッカーノ見たことない人は楽しめると思います。
それ知ってるとそっちの方が入り組んでて面白いのであまり楽しめません。
オチはよかったのと知らなければ普通のアクション作品なので星3
と思いましたが実際冷めた目で見ちゃって楽しめなかったので2.5にします。
と思ったけど正直な気持ちとしては2.0なので修正しました。
途中眠くなって無駄な時間だなーって思いながら見てました。
実に痛快でした
日本原作で、日本の新幹線内を舞台にした群像劇。
まぁ痛快です。
同監督作品で例えると「ジョンウィック」+「デッドプール」+「ケイト」って感じでしょう。
原作は未読なので何ともいえないのですが、かなりアレンジされているのではないでしょうか?
そう思うくらい、日本の高速鉄道の扱いがもはやコミックでした。
東京発夜行の新幹線?、新幹線の雑な設備系統(そんな事あったら絶対停車する)、富士山の不思議な位置、誰も乗車しないなど、日本人的にはもう笑いしかない描写に溢れています。
そんな事はさておき、全体的にテンポが良く実に小気味好い。
それぞれにちゃんとバックボーンを描いており、とても入り込みやすいです。
楽曲も良い選曲で、中でも麻倉未稀の「ヒーロー」はかなりアガりました。
ここら辺は良く分かったますよね。
それと日本原作である事からか、真田広之の扱いが別格。
その位置も見せ場も主役級でした。これは格好良い。
ラストはまさに"弾丸列車”で、京都の描写は最早何だこれ?なくらい自由でした。
レビューがめちゃくちゃな感じですが、本当そのままな感じの本作。
実に痛快でした。
因果応報特急列車
ハリウッド味が強いが、しっかり伊坂幸太郎っぽい
私は伊坂幸太郎のファンです。
2009年までに刊行された作品は全部読んでます。多忙になってしまったので、それ以降の作品はほぼ読めていません。本作の原作となる『マリアビートル』は2010年に刊行された作品ですので、残念ながら未読の小説となります。殺し屋シリーズの前作にあたる『グラスホッパー』は読みましたが、世界観が共通しているだけで物語上の繋がりはほぼ無いそうです。
そんな伊坂幸太郎ファンでありながら原作未読の私が、ハリウッドで映画化された本作を鑑賞した感想は、端的にめっちゃ面白かった!!!伊坂幸太郎っぽい伏線や会話劇はしっかり含みつつも、ハリウッドらしいド派手アクションや奇抜な日本描写も盛り込んだ、お腹いっぱいの作品に仕上がっています。
劇中の日本描写などは昔のアメリカ映画にありがちなトンチキジャパンなので、ここに違和感を感じて映画を楽しめなくなってしまう方もいる気がします。ただ、私は結構そういうの好きなので、全く気にせず楽しむことができました。伊坂幸太郎の魅力と言えば、登場人物同士の軽妙な掛け合いと、恐ろしく綿密に練り上げられた構成と伏線にあると私は考えていますが、本作でもそれらの魅力は健在でした。
まだ未鑑賞の方は、ぜひ観てみてほしいです。今劇場で公開されている作品の中では、最もエンタメ性の高い映画です!!
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運が悪く落ち目の殺し屋であるレディバグ(ブラット・ピット)は、「東京発京都行の新幹線に乗り込み、ブリーフケースを盗め」というミッションを請け負う。ケースを盗んで次の駅で降りるだけの簡単なミッションだったのだが、何故かその新幹線には彼以外にも多くの殺し屋が同乗しており、不運が重なりなかなか電車を降りることができなくなってしまった。次々と襲い来る殺し屋たちは、何のために新幹線に乗ってきているのか。そして京都で待ち受けるものとは……。
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伊坂幸太郎の小説は過去に何度も映画化されています。
『陽気なギャングが地球を回す』『重力ピエロ』『オー!ファーザー』『グラスホッパー』『アヒルと鴨のコインロッカー』『アイネクライネナハトムジーク』『ゴールデンスランバー』などなど。
しかしそれらの映画、正直そこまで評価が高くありません。
私個人的には『アヒルと鴨のコインロッカー』とか『ゴールデンスランバー』あたりは結構楽しめたんですが、『陽気なギャングが地球を回す』はこの世の終わりのレベルでつまらなくて、私の生涯ワースト映画です。原作があんなに面白かったのに、どうすればここまでつまらない作品が出来上がるのかと映画を観終わって愕然としたのを覚えています。
「伊坂幸太郎原作は映像化には向いてないのかな」なんて考えていたんですが、本作を観て考えを改めました。「映画的なアプローチをちゃんとやれば、伊坂幸太郎原作をこんなにも面白くできるんだ」と感動しました。
とにかくエンタメ作品としてめちゃくちゃ面白い!!
ハリウッド仕込みのド派手なアクション・キャラクター同士の軽妙で愉快な掛け合い・ネオン煌めく奇抜な演出・ステレオタイプなトンチキジャパン。最高ですね。
原作から大きく改変されている部分もあるらしいので、原作既読の方はもしかしたらそこに拒否反応を示すかもしれないですね。私は原作未読なのが功を奏して、全く違和感なく楽しむことができました。
キャラクターがそれぞれ個性的で魅力的ですし、しっかり物語上で役割を果たしますし、群像劇として非常にクオリティが高い。ここも伊坂幸太郎の魅力の一つです。私のお気に入りキャラはレモンですね。何でもきかんしゃトーマスに例える子供のような一面を持ちながら、観察眼に優れているため相手の裏の顔を見通す能力を持っている。相棒であるみかん(タンジェリン)との関係性も良かったですね。
私がこれまで鑑賞した伊坂原作映画の中では間違いなくトップレベルの面白さでした。
頭空っぽにして観ても楽しめるエンタメ作品になっていますので、ぜひ多くの方にご覧いただきたいですね。オススメです!!
コミカルだよ
原作既読。けっこう前に読んだので、どんな話かほぼ忘れたが、ハリウッド流にアレンジされてるのかな?
ストーリーは、練られたプロットで伊坂幸太郎らしい。トーマスくんも、伊坂幸太郎らしいなあ。アクションは派手というわけでないけど、カッコいい。ジャッキー・チェンみたいなコミカルシーンも好き。終盤はとんでも展開があるが、ファンタジーと思って突っ込んではいけない。笑
なんちゃって日本の不思議な感じはハリウッドらしいけど、クライマックスに日本のあの歌が使われるのは熱い。
登場キャラも個性的で面白いし、ブラピも、トホホな不運キャラ演じてもカッコよく様になるのであった。わたしはレモンが好きです。
カメオ出演のあの人は「ロストシティ」絡みかしら。
何も考えず観よう
原作ファンとしては複雑な気持ちだけど
原作の殺し屋シリーズ大好きなので、新幹線の中で静かに淡々と進んでいく事件がすごく好きだったんだけど。
ハリウッドー!って感じの仕上がりになってますねw
日本人としては新幹線コウジャナイ感半端無いですよね。米原とか静岡とか実在の駅名が出てくるんだけど。。。静岡過ぎてから富士山通過したりw
夜に東京出発したのに京都着いたら朝でwどんだけ長距離よとか、京都の先に新幹線繋がってなかったりで、まあツッコミどころはあるんだけど。
原作にある、悪人のはずが憎みきれないキャラの味みたいな部分はテイストとして残っているかなと。
レモンとオレンジも結構いい味出してましたね。
映画は2時間半の超大作ですが展開がよくて、飽きることなく終わりまで。
ハンドラーとしてサンドラブロックが出てますが豪華wブラッドもサンドラも好きなので個人的には歓喜ですが。ロストシティのお礼というかお互いに友情出演かなぁ。
エンタメ映画としてみてみたら面白い
へんてこ日本を存分に楽しめる
走行中の新幹線を舞台に
いろんな殺し屋を相手にする男の話。
新幹線という密室で繰り広げられるアクションと
クセ強めなキャラのやり取りが面白かったです!
サプライズ俳優もちらほらいたのもよかったです。
そして何よりへんてこ日本設定が楽しいです。
最初から最後まで日本が舞台の
ハリウッド映画って珍しいですよね。
どのハリウッド映画においても
日本のシーンは完全に日本じゃなくて、
本作はもっと忠実なのかなあと思ったら
同じぐらいのへんてこ日本でした!
心の中でつっこみながら観ました。笑
いつも思うけど日本人役の俳優さんの
日本語のセリフが聞き取りづらくて
字幕つけてほしいです、、
ストーリーはあまり深みはないですが
独特な演出のおかげで飽きずに観れました。
ちょっとグロいので
苦手な人は気をつけてください!
マリアビートルの痛快ハリウッドアレンジ
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