劇場公開日 2022年9月1日

「日米のアクションがミックスされて新鮮」ブレット・トレイン Ken@さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0日米のアクションがミックスされて新鮮

2022年9月24日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

【はじめに】
原作は未読ですが、予告で気になって鑑賞しました。内容はあっさりした物になるだろうと全く期待してなかったですが、自身が思っていたよりも満足することができました。それに加え、他の作品では味わえない不思議な感覚を味わいました。

【感想】
ハリウッドで表現された日本は独特な光景となっており、少し違和感を感じる部分はありましたが、逆にそれがいい味を出している面白い表現となっていました。
新幹線内で繰り広げられるアクションは、デッドプールの爽快に進んでいくテンポと無限列車編の和風アクションを組み合わせたような新鮮なものとなっており、2時間ジェットコースターに乗っているようなスリルがありました。
登場キャラはみんなで個性的で、特に日本人俳優の真田広之演じるエルダーが敵を倒していく姿に興奮しました。ブラッドピッド演じるレディバグも、見た目は冴えないがどこかお茶目な一面もあって、個人的にそこが可愛く見えました。
また、日本の挿入歌も沢山流れてきて嬉しかったです。

【気になった点】
登場人物が多すぎて情報の整理が追いつかなかったことです。初めこそはなんとなくでも理解できましたが、話が進むにつれて彼らの関係が複雑になっていき、途中から敵味方の区別がわからなくなることがありました。個人的には、もう少し丁寧に説明して欲しかったなと感じました。

【注意点】
今作では、血が噴き出す過激な描写や下品なセリフが多く出てきます。私は特に問題なく見ることができましたが、人によってはきつく感じる可能性があります。そのため、これらのシーンが出てくることを承知した上で見てください。

【総評】
日米の良さが詰め込まれたノンストップで展開されるアクション映画となっていました。
頭を空っぽにして新幹線内のアクションだけでも楽しめるので、気軽にストレス発散したい人にもおすすめです。

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Ken@