劇場公開日 2022年9月1日

「ノレるノレないは観る人次第」ブレット・トレイン シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ノレるノレないは観る人次第

2022年9月16日
iPhoneアプリから投稿

伊坂幸太郎原作だけど、新幹線に何人も殺し屋が乗ってくる設定だけ生かした、いわば原案作品ですね。日本を舞台にしているけど、リアル感は皆無で、むしろ異次元ファンタジーと思っとけばOKです。とは言え、ゆるキャラの車両があったり、看板やモニター画面など細かい所まで作り込んでます。次から次へと現れる殺し屋とのアクションもてんこ盛りで、リアルでエグいシーンばかりなのに、どこかトボけた感覚で笑えるけど、この独特のノリが好きな人にはハマるけど、ダメな人も結構いそう。あんまり突っ込まず流して観るのがいいかも。主演のブラピは、相変わらずうまく、修羅場の中でのヘタレ振りが笑えます。殺し屋の一人のアーロン・テイラー・ジョンソンもキャラの作り込みがすごかったです。

シネマディクト
pipiさんのコメント
2023年4月18日

まさに仰る通りですねー。

最初っから異次元とか近未来とか打ち出して「現在の日本ではない設定」にしてあればいいのですけれど、あくまで日本が舞台だから「そうじゃない感」が凄い。

アーロン・テイラー・ジョンソンと真田広之のおかげで、なんとか最後まで突っ込まずに流して観ることが出来ました〜(笑)

pipi