劇場公開日 2022年9月1日

「鬼滅の刃型、お馬鹿によるお馬鹿のためのお馬鹿映画」ブレット・トレイン バソラプンテさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5鬼滅の刃型、お馬鹿によるお馬鹿のためのお馬鹿映画

2022年9月8日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

単純

こまけぇことは一切気にしてはいけない。
新幹線の中でドンパチやっても誰も気がつかないとか、血飛沫血塗れなのに誰も気にしないとか、非常用ドアが吹っ飛んだのに非常停止するどころか乗務員が確認にも来ないとか、運転席に勝手に入れて勝手に発車できるとか、なんでそんなとこに富士山あるねんとか、それ五重塔とちゃうとか、そもそも日本のイメージ完全に誤解してるだろとか、そんなことは一切気にしてはいけない。

高尚なテーマも何もなく、ひたすらにハチャメチャを2時間楽しんで、後には何も残らない、正しい娯楽映画でした。

ちょっと特徴的だったのは、チョコチョコ過去の回想シーンが入って、過去の因縁話を説明してくれるので、ややこしい伏線を一切覚えてる必要がないという、おバカでも理解しやすい親切設計になっています。
鬼滅の刃もそうでしたが、伏線を後から説明して付け加えるスタイルって、ほんとに頭空っぽにして見ていられるので、お馬鹿娯楽映画には合ってますよね。

全体としては、観て損はないおバカ娯楽映画ですが、わざわざ見るまでもないかなと言ったとこなので、星3.5にしておきます。

バソラプンテ