「何このモヤモヤ」ブレット・トレイン ミーノさんの映画レビュー(感想・評価)
何このモヤモヤ
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タランティーノみたいな作品にしたかったのか?(だって「ヘイトフル・エイト」でもサプライズでチャニング・テイタム出てきたよね。)でもキルビルにあってこの映画にないものはなんだ?キルビルから15〜20年経って日本のイメージも変化しているだろうに、この粗末な描き方って何よ。タランティーノのように作家性がなく分かりやすいため、一般受けはするかもしれない。だが日本人でこの作品にモヤモヤを全く感じない人はいるんだろうか?
という負い目があって、ブラピは作品中に他の俳優が口にしていない「ドウモアリガトウ」を何度か言い、来日プロモーションでも最高の愛想(サービス)を振り撒いてくれたのではないか、と勘繰っている。
見ていてつくづく思ったのは、始めから終わりまで日本が舞台なのに何故撮影の誘致をしなかったかということ。日本で撮影してもらえたら少なからず経済効果もあっただろうし、技術やスキルもゲットできただろうし。もちろんラストの方など日本での撮影は無理かもしれないが、終始「なんか違う」日本を見せられる悲しさ。ラスト、三丁目の夕日みたいな風景だった。
私達が見ている外国が舞台の映画も、現地の人はそう思っているのか?いや、現地でロケをしていればここまでてはないはず。
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