バッドガイズのレビュー・感想・評価
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悪役たるもの
海外アニメ映画を作る会社の中でもドリームワークスは超好きな会社なので全米公開から約半年待ちましたが日本で無事公開されて何よりです。
今作、とにかくスピード感がありました。アメコミ仕込みの迫力のある画がたっぷり用意されていてとにかくボルテージが上がりまくります。カーチェイスをしながら仲間たちとスマートに合流していき、現実では不可能な量のアクションを怒涛の勢いで見せてくれるので早速目に栄養が補給されます。
テーマも見た目で判断される事を受け入れる自分と、それを受け止めなくない自分との葛藤を強く描いています。特にウルフはその傾向が強く、褒められる事で尻尾を振りまくってしまうくらいの根の良さを持っており、他のバッドガイズ達も大小あれどその思いを持っています。
バッドガイズからグッドガイズへ変貌を遂げるためのプログラムを受けながらも、ウルフ以外のメンバーは色々と懐疑的だったけれど、ウルフだけは実直に良い事をした結果、メンバーとの亀裂、首謀者の企みに惑わされたりと、ウルフには困難の連続のようなものが続きます。
終盤で彼らが分裂したりしながらも、仲間を想う心で再集結し、全員である種の勝利を勝ち取るという華々しいラストが最高でした。小ボケをかましまくるのも笑えて良かったです。しっかりと刑期を終え、元の格好になって再び街に出ていくシーンがこれまたスタイリッシュでした。
吹き替え声優陣もとてもハマっており、特に長田さんの声の変幻自在具合はお見事としか言いようがありませんでした。チョコプラはコンビ揃ってエゲツないです。ドリームワークスの次回作がこれからも楽しみですし、バッドガイズの続編やスピンオフがあっても面白そうだなとワクワクが広がる快作でした。
鑑賞日 10/7
鑑賞時間 18:20〜20:10
座席 G-12
スカッとした♪
オマージュたっぷりのバッドガイズスタイル
今週のアニメ版の本命。迷ったらおすすめ。
今年298本目(合計573本目/今月(2022年10月度)12本目)。
結局「吹き替え版」でみました。字幕版も大阪市にはあるのですが、「他の映画に接続ができないような」時間に入れる(実質的な選択権がなくなる)のはやめてほしいです…。この手の映画は「資金回収の観点」があることは理解しますが、そのために選択権(字幕版か吹き替え版かということ)を事実上与えないのはまずいかなぁ、というところです(最悪、日本語吹き替え版を強制するのか?という話になる)。
ストーリー的には他の方も書かれている通りで「バッドガイズ」がひょんなことから「グッドガイズ」になるの?ならないの?という趣旨のお話です。
登場するキャラクタが比較的多く、元になっている動物のその性質を生かすような描写が多いのも特徴かな…と思います(このことはこのキャラクタでしょ、という点はだいたいそうなっています)。
この吹き替え版で見る場合、今度は映画内の表記(BANKがどうだのSTOREがどうだの)がどうなっているのか?という点がきになりますが、基本的に「主人公たちの移動領域」はそんなに広くはないので、出てくる看板や注意書きその他も翻訳されているものもあればされていないものもあります。ただされていないものも、大半は「町の看板、注意書き」(この先、立ち入り禁止とか、駐車禁止とか)なので、どうみても英検2級あれば足ります。
ストーリーとしてはひねりはあるものの、子供の方といかれるアニメ枠という観点では深い前提知識は要求されないし、迷ったらおすすめというところです。
それにしても、「この手の映画」での「日本語字幕押し付け」は何とかならないのでしょうか…。
ダイアン知事が魅力的だった
天才的スリのウルフ(尾上松也)、金庫破りのスネーク(安田顕)、変装の達人シャーク(長田庄平)、オナラの強烈なピラニア(河合郁人)、天才ハッカーのタランチュラ(ファーストサマーウイカ)の5人による怪盗集団・バッドガイズは、これまで大きな盗みを次々と成功させてきた。次のターゲットは伝説のお宝、黄金のイルカ、と定めたが、あと一歩のところで失敗し逮捕されてしまった。逮捕された5人はマーマレード教授の指導のもと、グッドガイズに変える実験に参加させられることになった。協力すると見せかけて裏をかき、次の盗みを企むバッドガイズだったが、ダイアン知事の計らいもあり・・・さてどうなる、という話。
ストーリーは単なる怪盗だけじゃなくドンデン返しもあり面白かった。
変装名人のシャーク、って見た目ですぐわかるだろ、と突っ込みたくなったが、まぁヨシとしよう。
ウルフ、スネーク、タランチュラ、ピラニアと個性有って楽しかった。
1番良かったのは、ダイアン知事で、アクションも素晴らしく色っぽくて声優の甲斐田裕子も良くて魅力的なキャラだった
楽しめた。
大丈夫か、Dreamworks
おもろかった。誰でも気楽に見れる
ウルフ スネーク シャーク ピラニア タランチュラ の悪党5人組の連携が素晴らしい
タランチュラが1番押し。蜘蛛の8本足でタイピングは超激かわいい
どの役も声に違和感が無く、集中して見ることができました。
スネークのツンデレなところもよかった。シャークにアイスをあげたところはスネーク自身も良い行いだとわかっていなくてやっているのがびっくりした。最後は裏切ってからの単独行動が味方のためだったことが解り頭良すぎて感激!!!
嬉しくなるとお尻フリフリ&ひれフリフリが出るのは少し羨ましいですね
人間にもそういう機能があったらいいのに。。。
はじめと終わりにミスター・ウルフが私たちに向かって話しかけるところはびっくりしたけど、新たな映画の形だったのでよかったです。
バッドガイズ
見た目の固定概念は捨てること
10ヶ月待った甲斐があった、三連休はこれ見よう、三連休じゃなくてもこれ見よう。
昨年12月にアメリカで告知された時から待機していた者です。
春にこの映画が上映していたのはくやしかったです。
この時から待っていたのでちょっと思いを初日上映から一気にまとめるにはちょっと大変なのでストーリーの核心を避けてレビューします。
主人公はミスター・ウルフ率いる悪役にされがちな動物の集団で、
「動物キャラ版ルパンを突き詰めたらどうなるか?」というのを見られる怪盗アニメ。上映前に客層が似ているゾロリの予告を流していたのもGOOD。
主人公のミスター・ウルフに惚れた人には是非公式が出してる「ウルフと自撮りできるインスタのエフェクト」で遊んでみてほしい。夢の扉が開く。
たのむみんなどうか見に行ってほしい。
これの興行次第で次回のドリームワークス作品の上映に関わってくる。
(詳細はややこしくなるけど、ドリームワークスは配給会社が数回交代した影響で6年間日本だけ未上映になっていた)
純粋に大作アニメ映画としてクオリティが高いんだ。
これで凪にされてしまったらめちゃくちゃ恨むかもしれん。
この作品に次回があるかはわからないが、「この映画で盛り上がった」という実績を日本の映画史にも刻み込んでほしい。頼む。
かっこいいケモノキャラ。日本よ、これがケモナー歓喜だ。
もしかして‼️❓ベストガイズ‼️❓
大好きなサム・ロックウェル × ケイパーもの = アイスクリームくらい大好物!
あんた、もっと近くに来い
好きと好きの組み合わせなので、ちゃんと尻尾振って字幕で見てきました。ポンポンとテンポがいい!冒頭の長回し的ワンカット(イメージは『パルプ・フィクション』のパンプキン&ハニーバニーからの『アウト・オブ・サイト』みたいな?)から、展開早くポップに弾けるアニメーションと気の利いたスマートな展開に魅力的なボイスキャスト!たくさん笑えて、家族みんな楽しめるような心温まるメッセージもある快/良作だった。
サム・ロックウェルの演じるウルフが本当に彼まんま、ヤンチャ感全開に彼でしかないキャラクターでよかった。ザジー・ビーツも合っていた。オークワフィナも好きなので、ウェブスことタランチュラ役うれしかった。ちなみに彼女は『オーシャンズ8』も出ていて、言ったら今回はそこでリアーナが演じていたエイトボールみたいな役割を一味の中で担う。
ちなみのちなみに個人的には洋画沼にハマるキッカケになった重要作(&シリーズ)が『オーシャンズ11』で、ソダーバーグ監督&ジョージ・クルーニーの一派が大好きになり、そこから早い段階で中古DVDで買ったクルーニー監督『コンフェッション』でノリノリなサム・ロックウェルを知り好きになった経緯あり。もちろん作品自体もすごく良かった。そして本作の中では思いがけないタイミングでクルーニー兄さんの名前も出てくるという粋さ。
tinkle of goodness ←スパイダーマンNWHのやつ
Go bad or go home.
You're such a good boy.
よくある話かと思いきや…
安直なイメージやレッテルへの反発
吹替え版を試写にて。
まず有名人の吹替えについては、誰がキャスティングされてるのかほぼ情報を入れずに観たせいもあって、特に違和感を感じる事がなかった。聞いていて唯一分かったのが安田さんぐらいだが、かなり達者な方だと思う。
お話的には、身も蓋もない言い方をすればケイパー版『ズートピア』といった感じ。見た目とイメージによる固定観念や、善悪という二元論で評価するのは如何なものかという教訓になっている。主要キャラを動物に、その他モブキャラを人間にしたのは、観る者、特に子供に分かりやすくする為の配慮なのだろう。
ただ、そもそも見た目が悪人(悪動物?)と見られるのなら、お望み通りに悪事を働くというバッドガイズの行動原理が、ちょっと無理あるかな…と。このあたりは『ズートピア』と比べると、あまり功を奏しているとはいえないかな。
ただ、ケイパーものだけあってアクションやカーチェイスは観ていて楽しいし、何よりもキツネのフォクシントン知事が、甲斐田裕子の吹替えも手伝ってか妙に艶めかしかったのが良かった。ついでに吹替えといえば山口勝平の演技は流石の一言で、エンドクレジットを観るまで全く気付かなかったほど。
続編が出来たら、普通に観たいと思える一本。
お子さま向けだと思います…声優陣は違和感なし!
バッドガイズかわいい
バッドガイズと聞いてクールでタフなやつだと思いましたが?!真面目で人を憎まない純真さがかわいい!!ミスターウルフにハート盗まれました!!ミュージカル観てるみたいでスピード感ありどっから見ても楽しい!!信頼性ある窃盗団はハート盗まれても可愛いすぎて憎めない今度は一緒にハート盗みに行きたいなぁwwwです(^^)
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