バッドガイズのレビュー・感想・評価
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オマージュたっぷりのバッドガイズスタイル
『カリオストロの城』のサスペンションの動きをさらに進化させたエモーショナルなドリフトをマッスルカーで決める。マスタング風のマッスルカーに乗っている面々は、BEASTARS風のアニマル。もうこのシーンだけで元とった気分。
若干、中だるみがあったものの、ラストは思わず声が出てしまうダイナミックなシーン連発で、大興奮。
オマージュたっぷりだけど、しっかり咀嚼されていて、バッドガイズスタイルといってもいい。
今週のアニメ版の本命。迷ったらおすすめ。
今年298本目(合計573本目/今月(2022年10月度)12本目)。
結局「吹き替え版」でみました。字幕版も大阪市にはあるのですが、「他の映画に接続ができないような」時間に入れる(実質的な選択権がなくなる)のはやめてほしいです…。この手の映画は「資金回収の観点」があることは理解しますが、そのために選択権(字幕版か吹き替え版かということ)を事実上与えないのはまずいかなぁ、というところです(最悪、日本語吹き替え版を強制するのか?という話になる)。
ストーリー的には他の方も書かれている通りで「バッドガイズ」がひょんなことから「グッドガイズ」になるの?ならないの?という趣旨のお話です。
登場するキャラクタが比較的多く、元になっている動物のその性質を生かすような描写が多いのも特徴かな…と思います(このことはこのキャラクタでしょ、という点はだいたいそうなっています)。
この吹き替え版で見る場合、今度は映画内の表記(BANKがどうだのSTOREがどうだの)がどうなっているのか?という点がきになりますが、基本的に「主人公たちの移動領域」はそんなに広くはないので、出てくる看板や注意書きその他も翻訳されているものもあればされていないものもあります。ただされていないものも、大半は「町の看板、注意書き」(この先、立ち入り禁止とか、駐車禁止とか)なので、どうみても英検2級あれば足ります。
ストーリーとしてはひねりはあるものの、子供の方といかれるアニメ枠という観点では深い前提知識は要求されないし、迷ったらおすすめというところです。
それにしても、「この手の映画」での「日本語字幕押し付け」は何とかならないのでしょうか…。
ダイアン知事が魅力的だった
天才的スリのウルフ(尾上松也)、金庫破りのスネーク(安田顕)、変装の達人シャーク(長田庄平)、オナラの強烈なピラニア(河合郁人)、天才ハッカーのタランチュラ(ファーストサマーウイカ)の5人による怪盗集団・バッドガイズは、これまで大きな盗みを次々と成功させてきた。次のターゲットは伝説のお宝、黄金のイルカ、と定めたが、あと一歩のところで失敗し逮捕されてしまった。逮捕された5人はマーマレード教授の指導のもと、グッドガイズに変える実験に参加させられることになった。協力すると見せかけて裏をかき、次の盗みを企むバッドガイズだったが、ダイアン知事の計らいもあり・・・さてどうなる、という話。
ストーリーは単なる怪盗だけじゃなくドンデン返しもあり面白かった。
変装名人のシャーク、って見た目ですぐわかるだろ、と突っ込みたくなったが、まぁヨシとしよう。
ウルフ、スネーク、タランチュラ、ピラニアと個性有って楽しかった。
1番良かったのは、ダイアン知事で、アクションも素晴らしく色っぽくて声優の甲斐田裕子も良くて魅力的なキャラだった
楽しめた。
大丈夫か、Dreamworks
AIに脚本書かせたらこんな感じになるんだろうなと思いました。アニメだからといって何でもアリなんて間違えで心がついていきませんでした。
世界観がわからない。動物を擬人化して全員動物かと思ったら普通にヒトもいる。 スネークが嫌われてるなんて言うんだけど、そりゃそうだよね。ヘンだもの。主要キャラだけが動物なので展開が読めるのも完全にマイナスでしょ。普段、悪いことしてる奴が少しいいことすると、なんかとてもいいことした様にみえる、トンデモ理論がまかり通るアタマの悪い世界に完全に子供騙しでゲンナリしました
おもろかった。誰でも気楽に見れる
ウルフ スネーク シャーク ピラニア タランチュラ の悪党5人組の連携が素晴らしい
タランチュラが1番押し。蜘蛛の8本足でタイピングは超激かわいい
どの役も声に違和感が無く、集中して見ることができました。
スネークのツンデレなところもよかった。シャークにアイスをあげたところはスネーク自身も良い行いだとわかっていなくてやっているのがびっくりした。最後は裏切ってからの単独行動が味方のためだったことが解り頭良すぎて感激!!!
嬉しくなるとお尻フリフリ&ひれフリフリが出るのは少し羨ましいですね
人間にもそういう機能があったらいいのに。。。
はじめと終わりにミスター・ウルフが私たちに向かって話しかけるところはびっくりしたけど、新たな映画の形だったのでよかったです。
バッドガイズ
見た目の固定概念は捨てること
10ヶ月待った甲斐があった、三連休はこれ見よう、三連休じゃなくてもこれ見よう。
昨年12月にアメリカで告知された時から待機していた者です。
春にこの映画が上映していたのはくやしかったです。
この時から待っていたのでちょっと思いを初日上映から一気にまとめるにはちょっと大変なのでストーリーの核心を避けてレビューします。
主人公はミスター・ウルフ率いる悪役にされがちな動物の集団で、
「動物キャラ版ルパンを突き詰めたらどうなるか?」というのを見られる怪盗アニメ。上映前に客層が似ているゾロリの予告を流していたのもGOOD。
主人公のミスター・ウルフに惚れた人には是非公式が出してる「ウルフと自撮りできるインスタのエフェクト」で遊んでみてほしい。夢の扉が開く。
たのむみんなどうか見に行ってほしい。
これの興行次第で次回のドリームワークス作品の上映に関わってくる。
(詳細はややこしくなるけど、ドリームワークスは配給会社が数回交代した影響で6年間日本だけ未上映になっていた)
純粋に大作アニメ映画としてクオリティが高いんだ。
これで凪にされてしまったらめちゃくちゃ恨むかもしれん。
この作品に次回があるかはわからないが、「この映画で盛り上がった」という実績を日本の映画史にも刻み込んでほしい。頼む。
かっこいいケモノキャラ。日本よ、これがケモナー歓喜だ。
もしかして‼️❓ベストガイズ‼️❓
最初は、期待値ゼロで、次の映画までの時間調整で観た。
出だしが、あれ、アニメがチープで、ドタバタしてて、なにこれ、大味なアメコミの嫌な予感。
でも、だんだん、センスの良いストーリーとセリフに引き込まれる。
ああ、これはシナリオがアカデミー賞レベル、吹き替えのセリフも同様。
あらすじだけからしたら大味な展開なんだけど、セリフが泣かせるもんのオンパレードだから、凄いよ、セリフ一つ一つがバズるレベルの高品質。
それで吹き替えの声優が神レベル、安田とか、凄いぞ。
これなら、大人も子供も楽しめそうだ、痛快なアメコミだ、心も頭もからにして、是非。
大好きなサム・ロックウェル × ケイパーもの = アイスクリームくらい大好物!
あんた、もっと近くに来い
好きと好きの組み合わせなので、ちゃんと尻尾振って字幕で見てきました。ポンポンとテンポがいい!冒頭の長回し的ワンカット(イメージは『パルプ・フィクション』のパンプキン&ハニーバニーからの『アウト・オブ・サイト』みたいな?)から、展開早くポップに弾けるアニメーションと気の利いたスマートな展開に魅力的なボイスキャスト!たくさん笑えて、家族みんな楽しめるような心温まるメッセージもある快/良作だった。
サム・ロックウェルの演じるウルフが本当に彼まんま、ヤンチャ感全開に彼でしかないキャラクターでよかった。ザジー・ビーツも合っていた。オークワフィナも好きなので、ウェブスことタランチュラ役うれしかった。ちなみに彼女は『オーシャンズ8』も出ていて、言ったら今回はそこでリアーナが演じていたエイトボールみたいな役割を一味の中で担う。
ちなみのちなみに個人的には洋画沼にハマるキッカケになった重要作(&シリーズ)が『オーシャンズ11』で、ソダーバーグ監督&ジョージ・クルーニーの一派が大好きになり、そこから早い段階で中古DVDで買ったクルーニー監督『コンフェッション』でノリノリなサム・ロックウェルを知り好きになった経緯あり。もちろん作品自体もすごく良かった。そして本作の中では思いがけないタイミングでクルーニー兄さんの名前も出てくるという粋さ。
tinkle of goodness ←スパイダーマンNWHのやつ
Go bad or go home.
You're such a good boy.
よくある話かと思いきや…
二転三転のラストが楽しめるノリノリな作品だった。ミッションインポッシブル的なアクションで突き進むのかと思ったら精神改革論になったり、カーチェイスに登場するバイクとかもカッコよい。バッドガイズの面々や周りのキャラも魅力的。ひねりが効いててなかなか面白かった。
安直なイメージやレッテルへの反発
吹替え版を試写にて。
まず有名人の吹替えについては、誰がキャスティングされてるのかほぼ情報を入れずに観たせいもあって、特に違和感を感じる事がなかった。聞いていて唯一分かったのが安田さんぐらいだが、かなり達者な方だと思う。
お話的には、身も蓋もない言い方をすればケイパー版『ズートピア』といった感じ。見た目とイメージによる固定観念や、善悪という二元論で評価するのは如何なものかという教訓になっている。主要キャラを動物に、その他モブキャラを人間にしたのは、観る者、特に子供に分かりやすくする為の配慮なのだろう。
ただ、そもそも見た目が悪人(悪動物?)と見られるのなら、お望み通りに悪事を働くというバッドガイズの行動原理が、ちょっと無理あるかな…と。このあたりは『ズートピア』と比べると、あまり功を奏しているとはいえないかな。
ただ、ケイパーものだけあってアクションやカーチェイスは観ていて楽しいし、何よりもキツネのフォクシントン知事が、甲斐田裕子の吹替えも手伝ってか妙に艶めかしかったのが良かった。ついでに吹替えといえば山口勝平の演技は流石の一言で、エンドクレジットを観るまで全く気付かなかったほど。
続編が出来たら、普通に観たいと思える一本。
お子さま向けだと思います…声優陣は違和感なし!
試写会にて鑑賞してきました
・悪役主人公の心の葛藤
・ラストに向けて絡み合っていく仲間の友情
・意外な黒幕
などなど見せ場は色々あり
それなりに楽しめました!
しかし
心動かされるほど楽しめたかというと
私的にはそうでもありませんでした💦
すり替えのレトリックを字幕で丁寧に説明してくれたり
お子さんが劇場内で笑う声が上がったりしていたので
本作品お子さま向けかなあと感じました
吹き替え版を観ましたが
声優陣は皆さんはとても上手で
全く違和感なく見ることができます
特に市長役の高橋真麻さんは
ハマり役だったなあと思いました(^^)
星の数は
子供さんが楽しめるであろうという期待値で…
大人の方は期待は禁物なので
マイナス1を
バッドガイズかわいい
バッドガイズと聞いてクールでタフなやつだと思いましたが?!真面目で人を憎まない純真さがかわいい!!ミスターウルフにハート盗まれました!!ミュージカル観てるみたいでスピード感ありどっから見ても楽しい!!信頼性ある窃盗団はハート盗まれても可愛いすぎて憎めない今度は一緒にハート盗みに行きたいなぁwwwです(^^)
安定のドリームワークス作品
舞台挨拶付き特別試写会にて鑑賞。
劇中のチョコプラ長田のラップとA.B.C-Z河合郁人の歌が意外と良かった。
安定のドリームワークス作品、テンポが良いのであっという間でした。
見た目だけで判断するなよ!
試写会に参加することが出来ました!TOHOシネマズさん、いつもありがとうございます!!
これから公開されるアニメ映画で最も楽しみにしていた本作。誰もが恐れる大悪党、ドリームワークス、ビジュアル、安田顕...と期待できる要素てんこ盛り。さて、どんなものを見せてくれるのか。
うっひょー!!!!こりゃおもしれぇええ!!
超超超好みな最高の映画。
してやられました。アニメだからなぁ、想像は超えないだろうなぁと思っていました。思っちゃってました。予想以上過ぎる品質に驚きが隠せません。
コンフィデンスマンJP、クルエラ、ベイビーブローカーなんかが好きな人はハマること間違いなしでしょう。たまらん。ここまでかとは思わなかった。
圧倒的スピーディーでハイテンポ。
くどくない、飽きない、嫌悪感一切ない。見ていて爽快、ハイテンション。冒頭から観客のツボを見事に抑え、ラストまでカーレースのように駆け抜ける。私の語彙力では、あっという間という安っぽい言葉でしか言い表せないが、あっという間以上にあっという間な映画が本作なのだ。ハイテンポなのに、展開は早過ぎない。演出やら見せ方やらで、強烈的なスピード感を出しているのだ。よく考えられている。すごい。
1ミリ足りとも無駄がない、完璧な構成も本作の魅力のひとつ。ちょっとした会話や動きの全てが雑にならないよう、非常に丁寧にストーリーへと結びついていく。だから、どのシーンも愛おしいし、どのシーンも印象に残る。こんなにも色んな要素を詰め込んでいるのにもかかわらず、ハチャメチャにならずに、なんなら美しく感じてしまう。ドリームワークスの本気、ここにあり。
そして、ストーリーはと言うと、一見すごくありがちで、ありふれた映画のように見えるが、実はそうではなく、かなり斬新で想定外の着地をする普通じゃない作品なのだ。
バッドガイズという、見た目が怖いからが故に世間から嫌われ、悪事を働き続ける大悪党集団。ウルフ、スネーク、タランチュラ、シャーク、ピラニアと言った、確かに見た目からだと嫌われてしまう彼ら。でも、序盤のキャラクター説明から一気に引き込まれ、いつの間にかバッドガイズが大好きに。どのキャラクターも個性的で、最高のチーム。中でもお目当ての安田顕演じるスネークが、最高にいいキャラクターだった。安田顕が超ハマり役。当て書きしたかのような、ぽい性格だし笑
しかし彼らは、とあることがきっかけで成功間違いなしだったはずの任務を失敗してしまう。
そんな中で、芽生える正義と悪の葛藤、仲間の大切さ、嫌われるものの宿命、今後の生き方、生まれ変わり方、悪役の真の姿が描かれているのが本作なのだ。単純な大悪党の騙し騙されムービーだったら★5.0じゃない。かなり、奥深くまでストーリーが掘り下げられており、バッドガイズに降りかかる災難が他人事とは思えず、とてもグッときて考えさせられるものがある。それでいて、社会風刺なんかも垣間見える、娯楽的なエンタテインメント作品としても、ちょっぴりシリアスで深みのある人間?ドラマとしても、非常に上質で見応えがある作品なのです。
他にも、音楽、ビジュアル、台詞、武器や衣装などの美術、どんでん返しなど、うっとりするほどに面白い要素がたんまり。こんなに見ている間も、見終わった後も、気持ちよくて仕方がない映画は初めて。アニメだから出来るのだ!が沢山。ボスベイビー、SING、怪盗グルー、ヒックとドラゴンなどのアニメーション作品の、集大成と言っても過言ではないと思う。そのくらい、素晴らしいアニメ映画の素晴らしい部分を取り入れているのが、本作なのだ。
アニメ映画でこんなにオススメしたくなる映画は未だかつて無い。歴代アニメーション映画、圧倒的1位。公開前からこんなにもハードルを上げてしまっていいのかと、ちょっと不安もありますが、とにかく多くの人に見てほしい作品です。見た目だけで決めつけないで!思わず、この映画に携わった全ての人に感謝を述べたくなるような、脱帽したくなるような映画です。ぜひ、劇場で。公開は10月7日です。
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