セミマゲドンのレビュー・感想・評価
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合成感がすごいです
セミが襲ってくるB級ホラー。
もうセミのフォルムがおかしいし、飛び方もハチみたいだし、色々おかしい。
単純に凶暴化したセミが人類を襲うだけでなく、何故か落ちぶれたメジャーリーガーのドラマも絡めています。
CGはまぁ安っぽくて、全体的に合成感がすごいです。車も走ってないし。
チャチいながらもゴアはしっかりしており、ホラーの自覚はあるようです。
でも何でしょう、エンドロールを見ると何だかすごい和みました。
CG時代のC級映画
脚本、演出、演技のどれをとっても褒められたものではない。
パニック映画なら、人間への警告みたいなメッセージがほしい。
コメディ映画なら、もっと笑いがほしい。
CGでかなり誤魔化しているが、よくこんな映画を世に出せたと思う。
Z級リラクゼーション
良い映画を見すぎて疲れたときなどにこういう映画をつまみ食いすると本当に落ち着く。私にとってはある種のリラクゼーション映画ですらある。地中を掘るセミのCGが本当に素晴らしい。切り抜きが適当すぎて脚部が不自然に途切れている。サメ以上にマヌケな面をしたこの生き物たちは集団戦法で人々を殺戮して回るのだが、首をもいだり爆発させたり、超能力としか形容できないミラクルパワーで人類を圧倒する。人類も負けじと古今東西のバカを寄せ集めたCICADAバスターズを結成するが、彼らのリーサルウェポンが落ち目の野球選手というのがまたバカバカしくて笑ってしまう。彼の場外ホームランに喝采を送るように空中のセミたちが一斉に爆死していくラストシークエンスもかなり雑でよかった。全編を通してふざけっ放しの低予算映画にもかかわらずスタッフロールが8分近くあるのは一体どういうことなんだ。ただ、NGシーン集で演者たちが楽しそうに談笑しているのを見て、私がもし映画系の専門学校か大学に行ってたら絶対こういう映画で卒業してえ、と思った。
エログロナンセンス馬鹿映画
とんでもなく低予算のお馬鹿映画。
首ちぎれたり体がバラバラになったり頭爆発したり、ヌードシーンが無駄に多かったりと、タイトルのイメージよりもしっかりエログロしてます。
子供には色んな意味で見せちゃいけませんw
この映画見ると、いかにシャークネードが良くできているか分かりますw
セミ&ヌード
原題Cicadaはただの蝉、邦題はセミに世界の終わりのハルマゲドンをくっつけたのでしょう、こんなタイトルにしたら馬鹿々々しくて常人なら引いてしまうでしょう、それでも観る人は余程のもの好き、あとは自己責任でということでしょう。
予想に違わずひどいお馬鹿ぶり、子供向けの昆虫パニックものかと思ったらポールダンサーがおっぱい晒しまくり、流石、B級映画の真骨頂、セミ・ヌードの駄洒落ですかね。巨大セミに襲われると何故か頭が爆発、体を裂かれたり、血しぶきドバーでエロばかりかグロさも酷いから、子供には見せられませんよ。
巨大セミは公園に撒いた芝生の化学肥料で突然変異したらしい。肥料がかかった職人も泡を吹いて悶絶だから謎の化学物質ですね。
大きいだけでバットで簡単に打ちのめさせられるので数匹ならさほどの脅威ではありません、問題は無数に羽化したこと、軍も警察もお手上げ状態というのは盛りすぎでしょう。なんでクリーチャーがセミなのか分かりませんがCGでなく操り模型で済むあたりが予算上のメリットなのでしょう。
人間ドラマの方も落ち目の元野球選手に彼女のポールダンサー、友人のバーの主に昆虫オタクの4人がエンストしまくりの韓国製自動車で逃げ回るだけ、野球選手が彼女を友人に託して孤軍奮闘するあたりが多少男気を感じさせますが基本、コメディでしょう。
大きくてもセミだから一週間もたてば自然にお陀仏、次のパニックは17年後と臭わせてTHE ENDでした。
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