「ただただハラハラドキドキを求めて」エクスペンダブルズ ニューブラッド Yutes79さんの映画レビュー(感想・評価)
ただただハラハラドキドキを求めて
シリーズ4作目。前作や前々作まで出演していたシュワルツネッガー、ジェット・リー、ブルース・ウィリスの出演がなくなり、レギュラーメンバー以外での超大物はアンディ・ガルシアくらい。それでもすごいのですが、これまでがミッキー・ローク、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、メル・ギブソン、ハリソン・フォードと凄まじかっただけに、毎回注目されるキャストのド派手さは落ち着いたかんじです。
ストーリーは相変わらず大味。唐突に現れる登場人物の元恋人で傭兵。急にいなくなる主人公。世界のパワーバランスを無視した兵器の登場などなど。アクション映画ですからそれで良いんです。むしろ本シリーズはそれも売りでしょう。とはいえ、過去作になく大味だったと言えるかもしれません。
一方でアクションは前作よりも残虐性が増し、一般よりもコアなアクションファンを狙った作り。血生臭い肉弾戦が繰り広げられます(R15+)。
正直シリーズを通してどれもB級テイスト溢れるストーリーですが、この豪華キャストですし、何も考えずにただただハラハラドキドキすることを期待して観に行ってしまうシリーズ。前作を除けば、どれも1時間45分弱という尺も気軽に見られる良ポイントです。
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