「迫力アクションは観られるが・・・」エクスペンダブルズ ニューブラッド 泣き虫オヤジさんの映画レビュー(感想・評価)
迫力アクションは観られるが・・・
シリーズ4作目。 2、3作目は劇場鑑賞している。が、いずれも内容は記憶にほとんど残っていない。そういう映画だとは思い、大きな期待はせずに観賞。ジェイソン・ステイサム作品はハズレが無いし・・・
【物語】
バーニー・ロス(シルヴェスター・スタローン)は、CIAから新たなミッションを受け、かつての相棒であるリー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)を初め、新メンバーも加えた傭兵(ようへい)軍団エクスペンダブルズを再招集する。
今回のミッションは核爆弾を奪ったテロリストの、起爆装置奪取を阻止することだった。しかし、急行した現場でテロリストを追い詰めるもバーニーの操縦する飛行機が撃墜され、起爆装置は奪われてしまう。
再び招集されたエクスペンダブルズは核爆弾奪還のためテロリストが核爆弾を運搬する船を急襲するミッションに向かうが、前ミッションで起爆装置よりバーニー救助を優先したリーは除名されてしまう。しかしリーはCIAとは関係なく、バーニーの仇討のために、バーニーの遺した情報を基に単身でテロリストの船に向かう。
【感想】
シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム作品として、期待されるドンパチ・アクションは堪能することができます!
でも、それだけかな。
不満として感じるのは「作りが雑」。
「どこが?」と聞かれたら、「そこかしこ」。 「派手なアクションを撮ろう」ということだけが先行して、つなぎや展開が大雑把な感じ。
“雑”の最たるものが、終盤に用意されているバーニーに関するどんでん返し。「もしかして」と思ってはいたけど。 「どういうこと?」という疑問に対する解答は用意されているとは言え説明が雑。 ある意味大どんでん返しなのだから、もっと丁寧な設定と説明が欲しい。
万事そんな感じで、設定・展開の練り方が足りない。