「覚悟はあるか。俺はできてる。」エクスペンダブルズ ニューブラッド がばちょうさんの映画レビュー(感想・評価)
覚悟はあるか。俺はできてる。
エクスペンダブルズ4で2024年映画初め。
事前に、朝飯をしっかり抜き、前夜からの夜更かしによる寝不足と、起き抜けに脳トレ系ゲームで脳を充分にへたらせ、今シリーズを楽しむにはこの上ないコンディションを整えた。
準備万端、いざ劇場へ。
するとどうでしょう、眼前に繰り広げられたのは最早大スペクタクル、そして衝撃の大どんでん返し。黒幕がアイツだったなんて!ヒャッハー!
糖分の枯渇した脳と体に、瑞々しいカリフラワー(状の耳)達の野太い雄叫びが染み渡る。
残酷描写や倫理的にどうかという感想文も散見するが、そもそも傭兵が武器持って●し合うのがテーマなのに、残酷でなく倫理的な描写とかあり得ます?正義的なカッコ良さにあふれてたら気色悪くない?戦争は人が無惨に●ぬ。残酷で非倫理的で当たり前。
とは言え、随所で往年のキレが感じられなかったのは否定できない。人はいつか衰える。ヒット作はシリーズを重ねる毎に劣化する。それはエクスペンダブルズとて例外ではない。
ならばこちらから寄せに行くしかないではないか。
映画を楽しむのにそれは必要な行為なのかって?
その通りだ。
その作品が『エクスペンダブルズ』であるのならば。そしてその時に皆が気付くはずである。
最早我々こそがエクスペンダブルズであり、ニューブラッドであったのだと。
(枯渇した脳と体で書いています)
コメントする