劇場公開日 2024年1月5日

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「過去作品を見ていないと理解にかなり詰まるが、今週の本命枠。」エクスペンダブルズ ニューブラッド yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0過去作品を見ていないと理解にかなり詰まるが、今週の本命枠。

2024年1月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

単純

知的

今年10本目(合計1,102本目/今月(2024年1月度)10本目)。

 ※ 本作品前に10分差で bloody escape を見てからになりますが、アニメ作品については憲法論的な解釈が可能な映画以外はレビュー対象外です。

 さて、こちらの映画です。
初日なのに平均3.1というのがほぼ全てなのかな…という気がします。

 まずそもそもこのシリーズを見ているのが前提のストーリーなので、特定の固有名詞など出てくるものはわからない場合飛ばすしかないのですが、その見極めが難しいです。

 そのため、過去作品の「未履修」の場合、本作品についてはアクションシーンでのみ評価が可能なのですが、この点については他の映画とあまり変わらないのですよね…。換言すれば過去作品を見ているのが前提の「ファン向け作品」と解するかどうかで評価はかなり割れそうな気がします。正直この3.1という評価もそこに極端に表れているような気がします。

 少なくとも過去作品の一つか二つはVOD課金するなりしてみないと本当に理解不能になってしまうので要注意…といったところです(評価が割れるのもそのためと思います)。

 ただこの点については「過去作品を見ていないほうが悪い」というのも理解できるし評価上考慮せずの扱いで、また対抗としてくるであろう「コンクリート~」も実は特殊な韓国民法の話であり(こうした「裏の論点」があることの理解がかなり難しい。一応私でわかる範囲では書きました。そちら参照のこと)、以下の点が気になったものの切り上げでフルスコアにしています。

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 (減点0.2/動詞requestのthat節以下が取る法の配慮が足りない)

 要求動詞の類はthat節内が「その意味で用いられている場合」は、接続法になりますので、映画内の一部の発言はややまずいかな…(直説法になっている。「説」である点注意のこと。正しくは接続法(仮定法)現在になるのが正しい)というところです。

 ただこの点は字幕版はカバーされていますし、ここを聞き取ってどうこう言うのは難しいかなと思うので(実際、英語ではフランス語、スペイン語などと違い、法の概念(ここでは、文法用語。直説法、条件法、接続法ほか)が退化しているため、間違っても気が付かないケースが多い)、この程度です(かつ、誤っていても一つの解釈しかできない)。
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yukispica