シャイロックの子供たちのレビュー・感想・評価
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行員なら一度は体験します!
行員時代を思い出しました。紛失も粉飾もほとんどが現実にありましたから破綻しましたけど。探偵めいた調査や内定捜査は傍から見ると警察の仕事だと今頃、気付きました。最後の売りさばきは別としてノンフィクション作品です(笑)
単純に脚本が面白い‼️
池井戸さんに阿部さん、当たりでした。
TBSの日曜劇場でやるドラマみたいだったけど(笑)物語が単純に超面白かった!やられたら倍返し!も出たね。(笑)
キャストが豪華な点も日曜劇場
玉ちゃん、役ピッタリだった。あれは玉ちゃんだわー
ラストもスッキリ。でも、なんか足りない。なんだろ?
いゃあ、楽しめた!
原作小説ファンです。
映画は映画で、痛快なラストで楽しめました。
豪華俳優陣の演技が良かったです。阿部サダヲは安定の、予想通りの、ですが、、
柄本明と橋爪功の、脱力系最強じいさんが、素敵でした!
あとは、忍成くんのくだりは、笑えて泣きました。。
あるあるだけど、最後までドキドキ
基本的に池井戸作品は好き。でもたくさん観すぎる(読みすぎる)と、多かれ少なかれパターンが見えてくる。
そんな感じを予想して観に行ったけど、いい意味で裏切られた感じ。
阿部サダヲさんがとってもいい味を出していて、彼がこのストーリーをうまく引っ張っていた。
突っ込みどころはいくつかあれど、話の展開にドキドキしたし、最後に倍返し達成したときはスカッとしましたね。また、いろいろあった人達もそれなりにやり直して、新しく歩んでいる。
気持ちのいい映画でした。
阿部サダヲさん、ほんとよかったなぁ
基本は性善説。だが、やられたら倍返し!ってね
池井戸潤さんの原作を阿部サダヲさん主演で映画化ということで楽しみにしていた本作。期待どおりのおもしろい作品でした。
ストーリーは、東京第一銀行のある支店で現金100万円の紛失事件が起き、盗みの疑いをかけられた銀行員・北川、彼女をかばう上司の西木、この二人に協力する田端の3人が、わずかな手がかりから犯人とその狙いを探り、銀行の裏側で行われていた大きな不正に迫るというもの。
全体的に落ち着いたトーンで進行し、映像的にも派手さは皆無ですが、ストーリーで魅せる作品なのでそこは問題なし。序盤は少々退屈なシーンではありましたが、地味で誠実な西木、はきはきとした北川、彼女とそりの合わない半田、優秀だが何かを隠している滝野、絶対的存在である支店長の九条、その太鼓持ち副支店長の古川、この二人からパワハラを受ける遠藤、封建的な体制に嫌気がさしている田端と、それぞれの人柄と支店内の人間関係を端的に描いています。
また、冒頭のATMでの出来事を始め、飲み仲間の沢崎との関係、売れない耐震偽装ビル、連帯保証による多額の借金、不自然にスムーズな稟議等、周到に用意した伏線を鮮やかに回収しながら見せる、終盤の大逆転劇は実に心地よいです。
一方で、多くの観客が共感したであろう成績至上主義のパワハラ、病める銀行員、上司の掌返し、部下への責任転嫁など、日本のありふれた職場風景が描かれたのですが、このあたりはナレーションだけのあっさりした回収しかなかったのは少々残念でした。とはいえ、終盤で黒田の新たな職場や滝野と家族のシーンが描かれたのは、心が温かくなりました。
それにしても西木の鋭い観察眼には恐れ入りました。ふとした違和感、ちょっとした異変を見逃さず、それをきっかけに冷静に真相をたどる様子は、「半沢直樹」並みのスーパー銀行員です。なおかつ、策略をめぐらせて仕掛ける「倍返し」もお見事です。そんな彼のその後も気になるところです。
主演は阿部サダヲさんで、相変わらずどんな役でもそつなくこなし、そこにしっかり阿部サダヲさんらしい色付けをしています。脇を固めるのは、上戸彩さん、玉森裕太くん、佐藤隆太さん、柳葉敏郎さん、橋爪功さん、柄本明さん、佐々木蔵之介さんらで、適材適所の豪華な顔ぶれで作品を盛り立てています。
やられたらやり返す勧善懲悪の話じゃなかった。
池井戸潤が原作の銀行もの。ちょっとハードル上げすぎたかな。
まずは佐藤隆太演じる滝野が、橋爪功演じる石本のプランに乗っかり、10億の融資を決める。
ん?滝野いい人にしか見えないぞ。ははぁん、良い人が悪事に巻き込まれる話で、阿部サダヲ演じる主人公の西木と上戸彩演じる北川が2人でそれを暴いてハッピーエンドってやつかなって思ってたら、あら?融資ってこんな感じで確定していくもんなの?柳葉敏郎演じる店長の九条が1番悪い奴みたいな流れなんだけど、法的には犯罪ではないって事?この感じだと銀行員は皆んな詐欺まがいの仕事してるみたいだ。知人が銀行員で融資の担当だとこんな事やれるんだあ〜。まさか西木が!自分も銀行員の友人が欲しくなっちゃったよ。
内容とは関係ないんだけど、この東京第一銀行の支店がある場所、自分家の近所の長原。びっくり!洗足や雪谷や旗の台や自由が丘など親しみのある地名がバンバン出てきて楽しかった。
素晴らしい・ワクワク・ハラハラ
さすが池井戸潤の作品ですね。
キャストも完璧で、阿部サダオと上戸彩のコンビネーションが最高でした。
半沢直樹張りの「倍返し」が心に染みました。
ただ最後の寂しさがちょっと残念に感じました。
良かったとは思う
25本目。
痛快さがなければ、成立しない所はあると思うけど、そこに不満はなく、面白かった。
最初の疑問も、納得できたし。
でも、チョロい過ぎかなと思ったのと、劇場型的な感じ、茶番劇的な感じ、ヒソヒソ話が最早ヒソヒソじゃなかったりな、まあ日本映画的な所と、それ接客用語じゃないでしょと、もう少しなぁってな感じかな。
はっきりと詐欺だな
前日にリザーブしたのが仇となったのか、両隣に人(T . T)
しかも後ろの人、何度も反応声に出してるしー。
池井戸潤作品、好きです。
わかりやすくて面白かった。
西木(阿部サダヲさん)頭キレすぎ
「人生は自己責任」であることが心に強く刻まれる
本作は、池井戸潤原作の銀行を舞台にした倍返し劇であるが、半沢直樹のような痛快無比の強烈な倍返し劇とは一線を画した巧妙な倍返し劇である。半沢直樹のイメージは忘れ無心に鑑賞して欲しい。
本作の舞台は東京第一銀行長原支店。行員達は営業成績向上に躍起になっていた。結果が伴わず、副支店長・古川(杉本哲太)に叱咤される日々が続いていた。そんな状況の中で、100万円紛失事件が発生する。お客様係の西木(阿部サダヲ)は、この事件に疑念を抱き、仲間の支店行員、北川(上戸彩)、田端(玉森裕太)と協力して、事件の真相を究明していく。そして、重大な真実に辿り着く・・・。
銀行の融資を巡る、支店行員達を中心にした群像劇であり、虚々実々の騙し合い劇が展開する。赤裸々で生々しい人間ドラマである。人の弱みに付け込む悪党達の巧妙な手口が際立つ。帯封が物語のキーアイテムになっている。金の魔力=悪の魔力の象徴になっている。
西木が物語の道先案内人であり、事件の真相への倍返し決着のリーダになっている。西木役の阿部サダヲのキャラが奏功し、悪役のベテラン俳優達の怪演も加わって、シリアスになり過ぎない程良い塩梅のエンタメ作品になっている。
金に人生を翻弄される支店行員・滝野(佐藤隆太)のエピソードが主軸であり、彼は、金の誘惑に負け弱みを握られ、その弱みに付け込まれ悪に手を染める、という転落の人生を辿っていく。全ての真実を知って呆然とする滝野に西木が放つ「自分の人生は自分で決める」という台詞が本作のメッセージである。
滝野は悪と決別する。
出所した時、そこには彼を信じて待っていた家族の姿があった。彼が悪と決別した因果応報の証である。
ラスト。西木はどうなったのか。まさか西木が・・・と推理する程、思わせ振りな幕切れ。原作、TV版への配慮なのだろうか。尻切れトンボで勿体ない。
本作は、エンタメ作品ではあるが、「人生は自己責任」であることが強く心に刻まれる作品である。今後の人生の指針にしたい。
ちょっと物足りないけど、面白かった!
『シャイロックの子供たち』鑑賞。
*主演*
阿部サダヲ
*感想*
池井戸潤の作品は、空飛ぶタイヤ、七つの会議、そして最近だとアキラとあきらは観たことがあります。
TVドラマは半沢直樹しか観たことがありません。映画は新作が出る度に観に行ってしまうんですよね。
シャイロックとは、シェークスピア「ベニスの商人」に登場するユダヤ人の強欲な金貸しだったんですね~初めて知りました。
冒頭のある人物の台詞がこの作品を通して深みがあるように思いました。
東京第一銀行で起こった現金紛失事件。
阿部サダヲが演じる西木係長が良いキャラでした。個人的には一番好きです。
パワハラする副支店長が超ヤバかった!
いくらなんでも怒鳴りすぎだろうって思いたくなりましたが、部下に説教するシーンが緊張感があって、部下が可哀想だった。。。
もし、自分だったら、即辞めます!!!
見てて苦しい場面はありましたが、ストーリーはめちゃめちゃ面白かった!
裏を暴く所は良かったけど、ちょっと物足りなさはありましたが、個人的にはそこに行き着くまでのストーリー展開がかなりハラハラしたので、なかなか面白かったです!\(^^)/
映画のスケールではないかな
無難におもしろいけど、期待したほどでは無かったかなぁ。。リアリティに欠けるし、地味だし。全体的にいい人があんまり出てこないし、哲太さん超パワハラだし、そんなに気持ちよくみてられないというか、笑。
久しぶりに映画で上戸彩が見られてよかったなーというそんな感じ。あとやっぱ柄本さんは好き、笑。
ちょっと物足りないかな
池井戸作品、面白いけど。
今までよりラストが物足りないかな。
ニシキさんが啖呵切る所も無いし、逮捕される場面も無かったし。
倍返しの場面が無かった。
池井戸作品、スッキリしたラストだったけど
今回は、弱かったな。
御前会議って言い回し好きだよね~
原作もTVドラマも知らずに観賞。
東京第一銀行長原支店で巻き起こる、銀行員による横領と詐欺に纏わる話。
当該支店に配属されたばかりの主人公が、以前の勤務地で絡んでいた不動産業の男に10億円の融資を持ち掛けられて巻き起こるストーリー。
銀行の内情とか不動産や建築の知識は無いけれど、印鑑証明の偽造を知りつつも何の見返りも無く加担しちゃう行員って???どんな関係?
他の書類や事業計画は全部問題無い様だし、そこまで出来るなら印鑑証明も何とかして知らない行員に話した方が良い様な…と感じる序盤。
しかしながら主人公だけじゃなく、売り上げ至上主義の太鼓持ちパワハラ副支店長にやさぐれ行員に巻き込まれ行員に病んでる人まで、様々なエピソードを絡めつつ展開していきそこに現金紛失だ何だと上手く繫げていてとても面白い。
そして終盤はまさかのコンゲーム?
伝票に帯に打ち合わせ場所にと登場人物の警戒心の無さとか、かなり作りが雑なところもあったけれど、池井戸作品にありがちなあり得ん大袈裟演技も無かったし面白かった。
みんな本当にいそうな人ばかり。誰もが誰かのモデルです。
メガバンクだろうが、地方銀行だろうが、信金だろうが、とにかくこの業界の経験者なら皆さん納得のシーンばかりです。
ATMの現金装填を思い出すだけでも手の感触が蘇るし、地場企業訪問、無理筋な貸出稟議書で本部と対決‼️なんて場面も懐かしく思い出しました。
金融、不動産、決済に立ち会う司法書士。
どの業界にも足を突っ込んだことのある自分にはもう臨場感が半端なくて。
(でも、ついぞ銀座のママさんとは昔も今も無縁のまま…😂)
この作品は、正攻法で正義を貫くという感じの熱血系ではないので一般的なヒーローものを求めると、いささか違和感を覚えるかもしれません。
欲得、出世、保身、不正な手段での巻き返し…
人間の醜さがふんだんに描かれます。
決して爽やかではないけれど、決して人ごとでもない…登場人物の誰かが、必ず自分の一部の真実でもあるのです。
転職を目論んでいた彼にも〝残念ながら縁がなく〟という趣旨の無情のメール。
銀行の営業店の雰囲気を描いたものとして、バカリズムさんの『架空OL日記』と併せて見れば、かなりの真実(に近い雰囲気)が体感できると思います。
柄本明さんと橋爪功さんの大物対決は見応え十分で、
それだけでも見る価値のある映画です。
【追記】
ラスト他一部は原作と趣向を変えてますが、楽しめるということでは遜色ありません。
それぞれの好みの問題として見るならば、また阿部サダヲさんと上戸彩さんを西木と愛理に当てながら原作を読むならば、相当に味わい深く楽しめると思います。
誘惑に負けても再出発できるか
世の中にはたくさんの誘惑がある。豊かさ=資金力である限り、誰でも一攫千金を狙います。誘惑と一攫千金の方程式は外れた道に活かされます。その良心を反する行動をしつづけなければいけません。しかし、いつかは誰かに暴かれます。その際は恐れずに罪を認めることが人生への再出発になります。暴かれるのが怖いではなく、何がどうあっても、バレさせないようにしようとする自分が恐ろしいかもしれません。また職場ではね間違っていないけど、怒られたり。無理な数字を言いつけられますが、その際は自分がやっていない、間違ってないと思える信念が大切です。誘惑と理不尽だらけの人生を楽しみましょう!
全239件中、201~220件目を表示