「どいつもこいつもマヌケ過ぎる」“それ”がいる森 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
どいつもこいつもマヌケ過ぎる
福島の田舎で果物栽培をしている田中淳一(相葉雅紀)のところに、突然息子の一也がやって来た。一也は母親の爽子(江口のりこ)と東京で暮らしていたが、受験勉強のため大好きなサッカーをやめさせられ、塾の強要や成績が下がった事を責められ、ケンカをして父のもとにやってきたのだった。しばらくの間、一也は淳一と一緒に暮らすことになり、田舎の小学校へ転校した。その頃、近くの森で子供が行方不明になったり大人の男女が殺されたりする事件が起きた。一也は森で見た得体の知れない、それ、を目撃していたが、話しても信じてもらえない。淳一は森に一也の友達の携帯を探しに行った。それ、は何なんだ?てな話。
まず、一也の友達が携帯持って森に行ってたのだから、位置情報をキャッチして捜索すべきで、それもせず捜索してたから、なんとマヌケなんだと思った。
一也の友達が失踪してるのに親を登場させないのも???だし、その後も、淳一が危ない単独行動したり、警察もどうしてあんなに人の言う事を信じないのか、教頭も同様、少しは人の話を聞けよ、という感じ。
小学校が襲われた時に、いったん逃げた一也が何も武器も持たず1人で友達を追っかけて何を考えてるんだ、と思ったし、それを追っかけた淳一も武器がジュースだけ?
それ、に襲われて体育館の奥に逃げた時の松本穂香も鉄の扉を突き破って襲われてるのに木の板で穴を防御?
もー、どいつもこいつもマヌケ過ぎて白けてしまった。
相葉雅紀は全く父親っぽくないし、セリフは感情こもってないし、イマイチ。
それと、タイトルだけど、それがいる森、じゃなくて、それが来た森、なんだよね。ネタバレしないようにタイトルも改ざんですか?
ウルトラセブンの55周年記念5作品上映の方が何倍も良かった。
矛盾点はおっしゃるとおりですね。親の登場せずは・・手を抜きすぎですね。端役で台詞が無くてもいいので登場すべきでした。行動パターンが人間の本能に反してました。