「ポップなのかなぁ、、、」グッバイ・クルエル・ワールド くまっちさんの映画レビュー(感想・評価)
ポップなのかなぁ、、、
もうちょいみんなが頑張れば、もっと面白かったのかも
ポップというには、そんなにおしゃれでもなく
不快感を煽る登場人物が多い
ヒールって感じでもなく、ただ不快
突き抜けて悪ければそれはそれで面白いのに
斎藤工の役もただのズルい奴で
宮沢氷魚と玉城ティナはセンチメンタルを煽るかと思えば、
考えのない(刹那的とは言いたくない)変なカップル
一般人まで殺すなよ
三浦友和に雇われてた若者もイラつくし
西島秀俊のヤクザ時代の舎弟もムカつく
「彼女がその名を知らない鳥たち」は、登場人物にイヤな奴しか出てこないって
蒼井優が言ってたけど、それが物語として引き込む要素だった
なぜこの映画を撮ろうと思ったのか不思議
俳優陣は精一杯、役を演じてる感じがするんだけど
製作陣のどうすれば面白くできるかが60点仕事(まぁよしとする的な)感じ
いやこれどうがんばってもこれ以上面白くならないよっていう諦め?
こんなもんでいいでしょ感?
この監督は、幅広いジャンルを撮ってるから、実験的にやってみたのか?
ひょっとして園子温っぽく撮ってみようと思ったとか?
それともどっかから依頼を受けて、撮っただけなのか?
来る仕事は断らない的な?
登場人物は豪華で、ワンシーンを切り取ればかっこいいとこも
あったかもしれないけど
映画として観たら、えーっ、それはちょっと、、、
みたいなとこがあちこちに
ネトフリのサムネイルを見たときから
きっと面白くないんだろうなとは思っていたけど
(宣伝のグラフィックが強めの映画って、大概面白くないのは何故だ)
なんかもったいなーって感じ
奥田瑛二とかカッコよかったのに
「エゴイスト」で観た宮沢氷魚がよかったから、なんか幻滅
おしゃれ音楽も
これのBGMに使われるとちょっとイメージダウンかも
三浦友和がコンビニのロイヤリティは
売上が上がると上がっていくっていう話をするシーンがあって
それに関してはコンビニえぐいなって
知識を得たけど