「西島秀俊と三浦友和は・・・イマイチ」グッバイ・クルエル・ワールド りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
西島秀俊と三浦友和は・・・イマイチ
お互いにどんな素性なのか知らない5人組の強盗組織(三浦友和、西島秀俊、斎藤工、宮川大輔、玉城ティナ)が、ラブホテルで行われていたヤクザの資金洗浄現場を襲い、1億円近い大金の強奪に成功した。強盗たちは下っ端の2人(宮川大輔と玉城ティナ)には数万円と借金チャラで済ませ、大金は残りの3人で山分けし、それぞれの日常に戻っていった。しかし、金を奪われたヤクザが現役の刑事(大森南朋)を金で雇い、警察組織を使って身元を調べ、5人を追い始めた。騙されて分け前をもらえなかった玉城ティナは斎藤工から殺されかけ、ヤクザ組織の情報を提供したラブホテルの従業員(宮沢氷魚)も殺される直前に救われ、ヤクザ組織と刑事に脅され斎藤工など喫茶店で大量殺人を実行した、元ヤクザの西島秀俊と元政治家秘書の三浦友和も狙うのだが、西島秀俊はやはり元ヤクザ(奥野瑛太)に付きまとわれ周りの人に元ヤクザだと吹聴し金をせびられた。
誰が生き残るのか、てな話。
強盗組織で金を分けた3人のうち斎藤工はそれなりに悪そうな演技をみせてくれたが、西島秀俊と三浦友和は全然ダメ。
全く怖さがない。この2人は善人役しか向いてないかも。
刑事役の大森南朋と宮川氷魚、玉城ティナ、鶴見辰吾、奥田瑛二はそれなりでそこそこ良かったかな。
西島秀俊を強請った身体中刺青の元ヤクザ・奥野瑛太は一番怖さが有って良かった。
西島秀俊の妻役の片岡礼子はさすがで悲壮感有って良かった。
ヤクザの目的だった奪われたお金の回収は出来たのか、出来なかったのか、ちょっと気になった。
共感ありがとうございました😊
片岡礼子さんは木村多江さんと並ぶくらい幸薄い役が合いますね笑
でも今回は薄幸なだけでなく、元ヤクザの旦那と一緒になるという、一度腹括った感じも出ており、良かったです☺️