神は見返りを求めるのレビュー・感想・評価
全163件中、41~60件目を表示
YouTubeで流せば?
まともな人が一人もいない映画でした。
・・・なんてことを言う私がまともじゃないのでしょうか。
人間なんて表裏一体、いろいろあるけど
折り合いつけてそれでも生きているのが人間なのでしょうか。
まともな私から見るあなたは変人で、
そんなあなたから見える私は狂人なのでしょうか。
というこの映画の根底には、
やはりYouTuberに対する、そこはかとない偏見が垣間見え
ジェネレーションギャップというギャップを自ら生み出した
大人たちの欺瞞がチラつきます。
この映画はどのような層が見たいと思い、
どのような世代が面白いと思ったのか知りませんが、
おそらくムロツヨシ世代(映画世代)でしょう。
ボロボロになりながら、背中を刺され、
血を流しながら、「まだ、まだ、まだやれる」
なぜなら、今日はクソ天気いいから。
でもホントに見せたいのは
ムロツヨシ世代でありながら、「もう、無理」と
決め込んで、PCモニターの前に居座り続ける
逃げたムロツヨシ世代でしょう。
その人たちがYouTubeを見ている途中で
この映画が流れてきたらメチャささるとおもうので、
映画館じゃなくYouTubeで流せればよかったのに。
と、思います。
サブスクじゃなくね、YouTubeでね。
ま、ありえないのですが。
相対的に良い
あんまり好きじゃないんですよ、なんか世間一般のイメージのまま
脚色して共感を得ようとする描き方。
これもyou tuberは世間では考えられない突拍子もないことして短絡的でバカという視点で
それを皮肉り上から目線で映像化。
女性が裸でボディペイント?撮影許可なく店のメニューのレビュー?(しかも堂々と)
何これ?あり得ないしさすがに馬鹿にしすぎw
って思ったけど、
最後まで見ると、この胸くそな世界感に妙に引き込まれた。
きらびやかな世界って正直胸くそだろうし
光が強ければ強いほど闇は濃いとも言うし、
朱に交われば赤くなるという言葉もあるから
みんな気づかない内に少しずつ狂っていくんだろうな。
こんな世界もあり得るなと思わされた。
この映画の登場人物は誰もがおかしく映るけど
誰もが自分は間違っていないと思っている。
人間の小ささや愚かさがシュールに、現代社会に上手く投影されて
描かれているなと感じました。
なんか、しんどい。
人間は神様じゃ…ないから
やっと観れた。
見返りを求めない
見る価値なし
善意は時には悪を増長させる
吉田監督にハズレなし!
登場人物クズばかり!
薄っぺらい社会を風刺
大なり小なり、生きている人間は見返りを求める
全163件中、41~60件目を表示






