劇場公開日 2022年6月24日

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神は見返りを求めるのレビュー・感想・評価

全145件中、1~20件目を表示

4.0鑑賞後の苦さが、自らの人間関係を顧みるよう促す

2022年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

悲しい

怖い

芸能活動をしているAと、業界を裏で支える仕事をしているB。Bは親交のあるAに頼まれて面倒をみるが、Bが窮地に陥るとAは手の平をかえすように冷たくなる。怒ったBはAのスキャンダルをばらす暴露系YouTuberになる――。今年にわかに有名になった“ガーシー”こと東谷義和氏の動きと世間の反響を予見したかのような、吉田恵輔監督オリジナル脚本のユニークな新作だ(なお脚本は2019年から、クランクインは2020年10月とのこと)。

容姿についての心無いコメントもぶつけられる無名YouTuberだったが、人気YouTuberとのコラボをきっかけにメジャーへの階段を昇っていくゆりちゃんに、岸井ゆきの。穏やかで面倒見のいい性格だが、頼まれると断れない性格が災いして借金を背負い、ゆりちゃんの豹変によってため込んでいた感情を爆発させる田母神に、ムロツヨシ。この2人のキャスティングと真に迫った演技、的確な演出が素晴らしいのはもちろんだが、YouTuberという特殊な職業・業界を題材にしつつも、好意や善意に基づく奉仕や施しに対してどう報いるか、あるいは恩を仇で返されたときどうするのか、といった普遍的な人間関係の難しさに切り込んだテーマが観客の胸に刺さり、心をざわつかせるのだろう。

安直なカタルシスを提供しない点も吉田監督の作家性だろうか。後味は決してよくないが、このいつまでも残りそうな苦さが、自らの人間関係を顧みることを促すようでもある。

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高森 郁哉

3.0今の日本の多数を描けている気がする

2024年1月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

なかなか挑戦的な終わり方。終わり方的にどちらも救わないのは、日本の映画的に珍しい。YouTube全盛期だからこその「YouTubeは蓄積ではなく流れていくコンテンツであり、それにより馬鹿にされ軽く見られており、それを制作している側も認識しており、今間違いなく多くの人に見られているという事実」「みんな承認欲求に動かされており、それがなくなった時に人間は優しくなれない事実」を上手く見せており、それが今の日本を的確には映し出している気がした

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sdfghjkl

2.0過去と他人は変えられない

2024年1月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

この言葉を思い出しました。評論子は。本作を観終わって。
カナダの精神科医エリック・バーンの言葉なのだそうですけれども。

いかに登録者数を確保するために奇抜なアイディアに傾倒していったからとはいえ、田母神としては、優里がそういう立ち居振舞いをする人物だと分かった時点で、「所詮は彼女はそういう人間」と割りきるべきだったのでしょうね。
いみじくも、作中で優里が指摘したように、ストーカーみたいな真似なんかしないで。

彼女の場合は、元々そういう考え方をする人だったのかも知れませんが、人気デザイナー(?)の村上という、いわば「助燃剤」が加わって、余計に燃え上がってしまったんじゃあないかと思える節も、ないわけではありませんけれども。

しかしそれにしても、「誠意」とか「善意」とかなんて、返しようがないじゃあないですか。求められたって。
それこそ「無理難題」というものでしょう。

「変えられない他人を変えようとして、反対に自分が変質してしまうというのは、むしろ不幸な話」ということを、地でいくようなストーリーだったと思いました。本作は。評論子は。
(そういえば「縁なき衆生は度しがたし」という言葉もありましたっけ。)

他のレビュアー諸氏が指摘しているとおり「観終わって、すっきり爽やか」という一本では間違いなくありませんけれども。
「自分と他者との関係性」ということについて評論子自身にも再認識させてもらえたという意味では、「カネ返せ」「時間を返せ」という一本ではなかったのかも知れないと思います。

加えて、登録者数だけがモノをいうユーチューバーの世界(?)では、現実にこんな愛憎劇が起きても、不思議ではないとも思いました。
作中の優里の「どうせ今だけちやほやされるコンテンツと思って見下してるんでしょ。あたしたち、馬鹿以下の内容でも、毎日アタマ抱えて、寝る間も惜しんでやってるの」というセリフからは、その世界での生き残りの厳しさも垣間(かいま)見え、こんな種々の愛憎劇が起きても不思議ではないのかなぁとも思いました。

そのことに警鐘を鳴らすという製作意図も、もし本作にあったとすれば、観終わって幸せな、楽しい気分になれる作品ではなかったにせよ、それはそれで、良作としての評価が可能なのかとも思いました。評論子は。

(追記)
あと、「ありがとうって、ひとこと言って欲しかっだけ」というような田母神の台詞が、どこかにあったような記憶がありますけれども。
(評論子の思い込みであれば、ゴメンナサイ。)

しかし、ありがとうを言って欲しくて親切をするなら、その親切は、最初からしない方がいいと思います。評論子は。
「自分が勝手にした親切なんだから、ありがとうも言われないのが、ふつう」くらいの押さえにしておかなければ、本作のような軋轢(?)は、避けられないのではないでしょうか。

人のお世話にならぬよう。
人のお世話をするように。
そして、報いを求めぬように。

もし、そう思えないなら、人への親切なんて、よしておいた方がいいと思います。

(追々記)
せめてもの験(げん)直しとして、上記のエリック・バーンの言葉を、おしまいまで引用しておきたいと思います。
「過去と他人は変えられない。あなたが変えられるのは、自分自身と未来だ」

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talkie

4.5わ、 この監督の作品好きやわ❤️ 岸井さん初めて観たけど、ブス可愛...

2023年12月31日
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鑑賞方法:VOD

わ、
この監督の作品好きやわ❤️
岸井さん初めて観たけど、ブス可愛やけど演技上手いのに驚いた

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あきちゃん

5.0結び方

2023年11月23日
iPhoneアプリから投稿

爽快なとこがひとつもなくて、それが狙いだと思うので仕方ないですが、今の僕には合いませんでした。

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トロイメライ

3.5人の心理描写や行動の変化がとてもリアルに感じた

2023年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

実際にあった話のようなリアルさがあった。
YouTuberゆりちゃんの人気出ない頃の様子や、有名人とのコラボをきっかけに段々売れて、高飛車になっていく感じ。
過激な事をやるようになって最後は・・・・

裏方として役に立つだけで満足だった田母神さんは、ゆりちゃんがメジャーになっていくにつれてしてあげられる事が無くなり、用済みになった事を認められずに、ゆりちゃんに恨みをぶつけるようになる。
後輩に金を貸して、さらに保証人にまでなっていたが、その後輩は一度金を貸さなかっただけで自殺してしまう。

無償で人助けをする優しい田母神さんは、何を間違えていたのだろう。
後輩に金は貸さない方が良かったし、ゆりちゃんへの動画編集も最初から有償でやって、ドライな関係の方が良かったのだろうか。

最後はあのようなカタチになってしまったが、もしその後があったなら、熱心に見舞いに行くことで新しい人間関係が生まれたりしたんだろうか。

ラストは正直納得いかなかった。

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ジュンヤ

4.0こわかった~

2023年10月8日
iPhoneアプリから投稿

こーゆー恩着せがましいおじさんいるよな
若くて可愛い女の子と長い時間過ごせただけで見返りだろ!
おじさんの好意なんて恐怖だ

ムロツヨシ嫌いになりそうなくらい怖かった

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less_less_

4.0辛いけど見てしまう

2023年10月1日
Androidアプリから投稿

成功が絡むとこじれるのは必然か。救いがあるエンタメ映画ではなかった。

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ダビ

4.0岸井、むろ、若葉のキャラ立ちに大きな共感

2023年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 見返りを求めないというのは、良好な関係がずっと続くことが前提条件。
 関係がうまくいかなくなったとき、無償の行為は無償でなくなる。
 女性にいろいろやってあげた経験のある男性であれば、誰しも思い当たることがあるるはず。
 その男性の思い込みを、吉田恵輔は鋭く突いてくる。

 岸井ゆきのみたいな女性、確かにいるよね。
 その気も悪気もなくて男性の好意に甘えるタイプ。
 むろつよしは、まさに自分なのでは?
 小汚くて不器用で一途の勘違い。女性が場当たり的に変わることを容認できない。
 若葉竜也みたいな男いるいる。こっちにいい顔あっちにいい顔。
 自分を持っていることは、時として大きなマイナスポイント。
 カメレオンの若葉の恰好のカモになる。
 自分を持っていない人間たちが、YouTubeという自己実現もどきで自分を充たしていく。それも真なり。

 吉田恵輔は、それら幻想を見事に日常化させる。
 心憎いほどの岸井、むろ、若葉のキャラ立ちに、大きな共感を覚える。
 結末は、ハッピーエンドが答えにはならない、という彼の強い意志が漲る。

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ジョー

4.0記憶に残らないもの

2023年9月21日
iPhoneアプリから投稿

YouTuberのことはよく分からないけど、作品は記憶に残らないものなのかな。前半後半の反転がヒメアノ〜ルを思い出したけど監督が同じ方だった。ありがとうって心満たされる言葉だよね。

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みこ

1.5なんだこの女

2023年9月5日
iPhoneアプリから投稿

嫌いな終わり方だったのが残念すぎる
それまでずっと面白かったのに、え〜なにこの終わり方....結局なんなの....ともやもやしてしまう結末
あんな女にはなりたくない、感謝の言葉をちゃんと言葉にして相手に伝えるのは大事だなと(しみじみ)

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わんわん

3.5❇️下着姿になる岸井さんとムロさんの肩掛けが落ちるシーン最高‼️

2023年8月4日
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泣ける

悲しい

怖い

神は見返りを求める

🇯🇵関東エリア

合コンで出会った泥酔した女子の介護をした事をきっかけに彼女のYoutube撮影を手伝う事から2人の距離が縮まる。

人の良すぎる田母神(ムロさん)の奮闘劇からのサスペンス映画⁉️

◉80B点。
❇️YouTuberの裏側など知れる若気の至りダークドラマだと思いました。

★彡凄くインパクトがあるストーリーでした。
身を削って成長していく2人が気づいた時にはどうなるのか?メッセージも感じられる良い作品でした。

★彡『今日クソ天気いいな〜』が伏線。
このフレーズも良かった。

🟡見所5!
1️⃣女優さんの新たな一面を発見できた。
この間観たボクサー役から一変し、不思議な魅力を感じる女優さんだなぁと思いました。
★彡なんか嫌な役でしたけど😅

2️⃣下着になった岸井さん。肩のショール的な掛け物がちょいちょい落ちるタイミングが⭕️

3️⃣若気の至りなのか⁈
★彡若い頃の感覚はこんな時もあった気がする。ほんのり苦いストーリー。

4️⃣YouTubeあるあると思われる業界の大変さ!プライベートなんかあったもんじゃない!★彡暴露系になってしまう思考も流れもなんかわかる。

5️⃣呪いの魔法か解ける瞬間に涙。
★彡この映画メッセージが素晴らしい👍

😅🥹😰🤔👋💁🏻‍♀️💁🏻‍♂️

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シネマを喰らう

4.0キャラとストーリーを、ひねりにひねって、最後まで搾り汁を出そうとする怪作。

2023年7月1日
iPhoneアプリから投稿

売れないYouTuber女子と、少し器用で孤独な中年男が出会う。

男の手助けもあり、ドイヒーコンテンツを量産するが、女子は売れっ子YouTuberに引き上げられるにつれ、中年男に冷たくあしらう。

そして、中年男は女子に対して暴力的なまでに執着していく。

(以下ネタバレあり)

男は経済的にも社会的にも孤立していくなか、暴露系YouTuberとなり、女子とディスり合いの泥仕合に発展。

その模様を利用しようとする周囲のYouTuberたちへの嫌悪感がMAXに達した女子は、中年男に対して歪な安心感を覚えてしまう。そして、過激な撮影により大火傷を負う。

病室で未成年迷惑系YouTuberの魔の手から女子を救った中年男は、それでもなお見返りを求め、女子と決定的な確執を残してしまうが、すべてを投げ打ってでも手に入れたかった、孤独を埋めるマスターピースを手に入れる。

人生の再出発を誓う男だが、二度と戻らない過去の幸せな世界に囚われつづける。

▼「出会いが最悪なふたりほど実は最高のパートナー」という定番シナリオパターンの真逆をやってる

・この作品では「出会いは最高だけど実は最悪のパートナー」という展開にしている

・しかも、主人公の両者が善vs悪のキャラで対立させるのではなく、悪vs悪(未熟vs未熟)というキャラで見事なまでに泥仕合に発展させる

・しかも!そこだけでは終わらず、中年男ってもしかしたら実はいい奴なのかも..?と思わせる仕掛けがあったり、女子の中で中年男に対する歪な安心感が芽生えたりと、キャラクターにどんどん捻りを加えていく

・主人公両者自身の豹変ぶりで捻りを加えたあと、中年男よりも邪悪なYouTuberどもといった、外的要因により、女子主人公に捻りを加えているのが、すごい曲芸。

・暴力まで振るわれたトラウマ級のストーキングされたのに、もう一度中年男に気持ちが傾くという無茶さに対して、なんとか説得力を持たせる必死な工夫だったと思う

▼とにかくキャラとストーリーを、ひねりにひねって、最後まで搾り汁を出そうとする演出と演技がものすごい。

・病院で、中年男が未成年迷惑系YouTuberに対する「顔を晒したらお前の人生終わり。気が向いたらネットに上げるから毎日ビクビクして過ごせ」という演技の中に、青年の今後を気遣う優しさが、滲み出ちゃってるのがすごい。

・この今後を案ずる優しさは、アダルティーなボディペインティングに走るYouTuber女子に対するものとリンクして、あぁ根はいい奴なんだなぁ的な印象を持たすひねりを、ここでも加える。

・しかしその直後、病室で大火傷の女子に対してカメラ回して嫌われる &「ありがとう」マスターベーションを繰り広げる中年男を見せて、やっぱだめだわこいつという捻りを即座に加える。笑

・中年男は真の満足も得られたことだし、再出発するかと思いきや、未成年YouTuberの焦りと恨みを買い、刺される。

・裏切りに裏切った挙句、主要キャラをラストで全滅させるという展開は、マカロニウエスタン的なド定番な流れに持っていってしっかり締めるという。。

・1時間40分というコンパクトな尺の中で
、レール捻りまくりのジェットコースターすぎるシナリオに、最大限の遠心力を与える主人公たちの演技力。ただただ、すごいものを観た。。。

・主人公同士はどっちもどっちで悪。そしてそれを取り巻く人間たちはもっと悪。という究極性悪説な設定のお話。

▼強烈なキャラのあとに、より強烈なキャラをだすというカブせ方

・悪いもの(主人公たち)を登場させて、いろいろやったあとに、もっと悪なもの(YouTuberたちや会社の同僚)を登場させてる

・未熟なもの(主人公たち)のあとに、もっと未熟なもの(少年迷惑系YouTuber)を登場させてる

・あとからもっと強烈なキャラを出していくという被せ方は、ポンジュノ監督の「母なる証明」や「パラサイト」でみられる、弱者を出したあとに、もっと弱者を出すというカブせ方に似ている

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DEPO LABO

4.0youtuberの裏とモラルの大切さ

2023年6月19日
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とても物語は面白かったです。
ラストは、そうなるんだなぁ〜
バットエンドかぁと思い観ました。
結果自分に返ってくる。
yotuber動画の暴走、モラル、
人と人との繋がり方、価値観、
色々な事を感じられる映画でした。
信憑性がありすぎて、
yotuberの世界は
こんななんだろうなと感じれた。
社会的に訴えてくる内容でビックリしました。
軽い映画と思ったので面白かった。

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にゃん

3.0あり得そう

2023年5月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

難しい

ネットの世界であり得そうな話です。
序盤は、楽しく見れましたが、後半は全く楽しい気分はでないのが残念。
ラストも救い難いです。

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たけお

3.5ムロツヨシは深い演技がいい

2023年5月26日
iPhoneアプリから投稿

コメディとか面白いイメージがあるかもやけど、しっかりした演技が1番凄いと思うんよなムロツヨシ

モヤモヤした最後もいいねこの映画
その後どうなったかとかかなり気になるけど、そこは視聴者に任せる感じ

ユーチューバーに関してはクソな奴も多いけど本当に面白い人もいるからなぁ

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w_MAXL_rose

3.5胸糞悪い〜けど面白い

2023年5月9日
iPhoneアプリから投稿

予備知識なしに見たら、
思った以上に胸糞悪い映画でした笑

演技がうますぎてリアルすぎるから余計に!

YouTuber大っ嫌いな人たちが作ったのかと思ったけど

握手会の女の子のセリフ

「残るものってそんなに偉いんですか?」

は、監督がYouTubeに対するリスペクトを込めたシーンだとか…

面白かったけどやっぱり後味悪いので
星は低めに…

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のん

2.5いい意味で?胸糞悪い

2023年4月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

気持ち悪い、痛々しい、目を背けたくなる
悪い印象が見た後も後味悪く残る。

それが返って、自分の今を見つめ返すきっかけになる。
人に優しくしよう、感謝しようと思える。

ムロツヨシの独特な演技が作品をより強烈なものにしている。

胸がヒリヒリ、チクチクする作品

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まっしー

3.5動画

2023年3月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

今の時代を反映しているようなシーンが多い。
再生回数のためにいきすぎた撮影をするユーチューバー。
過ちを繰り返す若者。

田母神を狂わせたのは、YouTubeという動画コンテンツだが、ユリを許そうと決心し、また一からやり直そうと思い直すきっかけは、ユリとの昔の動画とユリのありがとうという動画だった。
動画に狂わされ、動画に救われた。

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ABCD

4.0完璧な善人なんて居ない

2023年3月20日
iPhoneアプリから投稿

snsで話題になっていて知った本作
アマプラで配信開始されたので観てみた

鬱映画は好きだけど今回も後味にため息をつく展開
でも中盤の田母神を無下に扱うゆりちゃんの描写を見ている時よりもクライマックスが痛々しくなかったのは気の所為?

なにかをしてもらえたらできる範囲でも返したい、とできているか分からないけど意識している自分だけど本当にできているのか不安になった
ただゆりちゃんや周りのYouTuberたちに嫌悪感を覚えるくらいには落ちこぼれてない自分の価値観を再確認はできたかも

どれだけ優しい人でも何か見返りを期待してしまうのは絶対にある、それを狂気的な展開で魅せる吉田監督、恐ろしい、ヒメアノ〜ルも数年前に観たけど面白かったな

ムロツヨシのネタに走らない演技をもっと観たい!と思った

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名無し