川のながれに
劇場公開日:2022年11月25日
解説
栃木県那須塩原市を舞台に、孤独な青年が周囲の人々や美しい自然に包まれて自身の生き方を見つめ直す姿をつづった人間ドラマ。
那須塩原を流れる箒川でSUP(スタンドアップパドルボード)のアウトドアガイドをしている君島賢司は、幼い頃に父を亡くし母と2人で生きてきた。その母も病気で他界し1人きりになった彼は、那須塩原に移住してきたイラストレーターの森音葉と出会う。7年間心の赴くままに世界を旅してきた彼女の存在をきっかけに、賢司はただ流されるように生きてきた自分の人生に疑問を抱き始める。
特撮ドラマ「仮面ライダーエグゼイド」の松本享恭が主演を務め、音葉を前田亜季、音葉が海外で出会った友人を青木崇高が演じる。「サマータイムマシン・ブルース」などの俳優・川岡大次郎がプロデュースを手がけ、「Diner ダイナー」の共同脚本を務めた杉山嘉一が監督・脚本を担当。
2021年製作/105分/G/日本
配給:コンセント
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2023年1月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
生まれた時から塩原に住み続ける27歳の青年と、そこに移住してきた世界の様々な国を見てきたイラストレーター。青年の母親の死から変わること、変わらないこと、自由、意味等を考える。。。
色んな人が色んなことを言っているが結局自然は美しいね♪ ってことかな?
終盤の源流を目指すくだりが長すぎて結局なんだったっけ❓ ってなってしまった。 街に出た人、帰ってきた人、残って変えようとする人、変わらず居続けたい人。集まって話して色恋あってそれでも前を向く。あれ?イラストレーターいらなかったんじゃ・・・。
ほのぼのと何も考えずいい景色を見ながら終わっていきました。
とても面白かったです。
那須塩原と箒川に行ってみたくなりました。
レディースディで、たまたま拝見しました。
とっても素敵な映画でびっくり‼️
秋の景色も素晴らしく☆彡
脚本もギターのBGM🎸
もピッタリ
おすすめの映画です!!
2022年12月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
地方の町(那須塩原)で生まれ暮らす人、何かを求めて町を出た人、縁あって町にやってきた人。そんな人々が折りなすストーリーは、町興しや夢に生きるといった前向きな物語だけでなく、流されたり停滞したり、過去にこだわりわだかまってもいいんだよと語っている。
主人公の青年もいいが、大人たちの演技、言葉がとてもいい。若い女性ふたりが役回りも台詞もギャルゲーっぽいのに苦笑したが、それでもキャラが本心からそう思っているんだと思えてくるのが不思議。それだけ作品に入り込んだのかも。上映館が増えるといいと思う。
余談:この映画は偶然知って、前田亜季が好きだったこともあり(本当に久しぶりに見た)気になっていたのだが、何だか惹かれるものがあって、思い立って那須塩原の映画館まで観に来てしまった。いま箒川のほとりの宿で書いている。自分は消費しているだけだが、こういう出会いを与えてくれた本作に感謝。
2022年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
この映画は、テレビの移住番組で那須塩原市の塩原地区に約4か月の長期に渡って滞在された川岡大次郎さんが、川岡さんならではの「澄んだ感性」で、その時感じた土地柄、人柄をありのままに表現、舞台化された作品だと思います。多種な樹木で彩る紅葉や先人の足跡で描く悠久の渓谷、車座で酒宴楽しむ人たちに慣れ親しんだ地元食、身近な人たちへの気遣いなど「塩原らしさ」が伝わってきます。
そして、その舞台を活かすべく、監督の杉山さんや出演の松本さん、前田さんをはじめ、スタッフの皆さんが一丸となって関わった事を舞台挨拶の中でお聞きして、一層愛着が湧いてきました。
私は、地元に住んでおり、5回、この映画を鑑賞しました。
登場されている方々の演技に、映画特有のオーバーな仕草や強烈さはありませんが、その分、別世界の映像を観ているというより、自分もその中にいるように感じる映画です。なので、観れば観るほど、登場されている方々のそれぞれの生き方への理解が深まってきて、込められた色々なメッセージがじんわりとそして深く伝わってきます。最低3回は観て欲しいと思います!
先日鑑賞した際は、エンディングが流れて終了しても、しばらくは場内はシーンとして、足速に席を立つ人はいませんでした。映像と音楽が一体となってエンディングを盛り上げ、しばし余韻を楽しみたくなります。
是非、多くの方に映画館で観ていただきたいです❗️