かがみの孤城のレビュー・感想・評価
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エンドロール後に何か欲しかったけど大満足✌️
原作は未読。予告を見て気になるもタイミング的にキツイかなと思ったけど何とか鑑賞
で無理してでも見て良かったです😁
パンフやグッズも買いましたし😆
見る前はやや子供向けな作りかなと思ってたけど、大人が見ても満足できる
謎のところも(紅茶のシーンで)推理して思ったとおりになったけど、むしろそうなって欲しいと思ったので満足できた
ただリオンの存在が自分の中では推理するのにミスリードさせられ、逆に楽しく
オオカミに襲われるシーンは子どもが見たら怖いかなと思うけど好き
鍵の在り処やヒントとなった絵とのつながりが自分には分からなかった(絵の作者が誰かだった?)
個人的には全員がこころと何かしら繋がる存在だと思ってたけど、そこは意外な結果に……だからフウカとウレシノのその後とか気になる
原作ではその描写があるのだろうか?
あと入場者特典のポストカード?はみんな一緒なのだろうか?
①こころ、リオン、アキ(キタジマ先生)②マサムネ、ナガヒサロクレンの2枚でした
マサムネがもうコナンくんだし、あのセリフには…ニヤリ😉
アキの義理父?に襲われそうになるところは個人的に違うものにして欲しかったかなぁ🤔あのシーンは小学生とかが見て……とやや不満
城での生活にワクワクもしたし、子どもたちの悩みやその時々の感情が伝わり自然に涙が流れた
こういった作りの作品は毎度起源が分からなくなるけど、終わり方もキレイにまとまってたかなと思うし変にこころ主体しすぎない、恋愛に発展しすぎない辺りも良く大満足な映画でした。
丁寧に伏線回収をする良作(正確には評価4.2)
初日に行くほど楽しみにしていた作品ではなかったのですが楽しめました!
大きく3つ驚きポイントがあったと思います。
本作はかなり丁寧に伏線がばらまかれているので気づく人が多そう。
・1つ目
本作品の大筋である鍵の場所。
これだけは気づきませんでした。しかし、振り返ってみれば勘のいい人なら気づいた気がします(7人やオオカミの仮面やバツ印の場所などで、リオンの「フェイク」発言など)
・2つ目
時間軸のズレ。
真っ先に思ったのですが「パラレルワールドだ!!!」と来て!?となりました笑
・3つめ
オオカミさまの正体
どこで思ったのか覚えていませんが、まぁなんとなく思いました
恐らくギャグシーンだったはずの某探偵の決めゼリフで笑いを通り越してざわつきでした(笑い合いたかった)
残念ポイント
・音楽の使い方が微妙。劇場施設の問題なのかちょっとうるさすぎるところが何ヶ所か
・オオカミさまはプペルと被ってしまってミスキャストかなぁ…(上手いんだけど)
・安直かもしれませんがラストに全員が集結あるいはすれ違った方が個人的には好みです
↑入場者特典を見る前にレビューを書いたのでこんなこと書いたけど入場者特典がその役割を果たしてましたね…笑
【”苛め、様々なトラウマを乗り越えろ!”孤城に集められた7人の若者達の悩みや関係性が徐々に明らかになって来る中後半のプロセスに引き込まれる作品。哀しく切なくも、希望溢れるラストは心に沁みます・・。】
ー 序盤は、こころが同級生から謂れなき苛めを受け、学校に行けなくなっているシーンが続き、心重く鑑賞。だが、後半にかけて、ドンドン巧みな物語構成に引き込まれて行く。-
◆感想(原作を読んでいるが、当たり前だが、映画の感想を記す。)
ー 随所で明らかになる、物語構成の巧みさ。ー
・集められた7人は、劇中にもあるように”パラレルワールドから・・、”と思わせての7年の時間軸を経て集められたという設定。
・グリム童話の「狼と7匹の子山羊」との関連性。
- こころが、唯一の友人の家に掛かっていたグリム童話の絵を見ながら”×”を見つけて行き、”鍵”に辿り着くシーンは、秀逸である。-
・7人の若者が、夫々苛めやセクハラ、過剰な親からのプレッシャーなどトラウマを抱えている点を、最後半7人の関係性を時系列で表す事で、彼らが時空を越えて繋がって行く姿。
- 特に、1991年に中3だったアキが大人になって、苛められている人のカウンセラーになって居る姿は、心に沁みたなあ。
こころが一番頼りにしていた人が、彼女が必死になって”鍵”を探し、蘇らせた人であったのであるから・・。
そして、彼女はその後年を取ってもカウンセラーを続け、苛めに会っている仲間に寄り添い、癒しているのである。-
・オオカミさまの本当の姿が明らかになるシーンは、とても沁みる。
- 7年刻みの中で、唯一空白の年。そして、リオンが皆が鏡を通って戻った後に一人残り、オオカミさまに掛けた”亡き姉への言葉と願い”。
そして、その答えは、”善処しよう・・”。
病床のドールハウス、幼きリオンがその中に置いたオルゴール。-
<今作は、かがみの孤城で心を通わせた男女7人の、苛めやトラウマを乗り越えて行く再生の物語であり、時空を越えて人と人とが助け合う物語でもある。
物語構成の秀逸さも、とても効果的な良き作品でもある。>
素晴らしかった
小説もずっと前から読んでみたいと思っていたのだけど、原作を知っていると答え合わせのように見てしまうため、読んでいなくて新鮮に感動することができてとてもよかった。お話が面白いし、登場人物もすごくいい。
アキが彼氏ができて、おばあちゃんに会わせる時に、彼氏がすごく迷惑そうな顔をしている場面に、うっ……となる。それは若者が彼女のおばあちゃんに会ったって楽しくもなんともないし、自然なことだ。しかしアキにとってはとても大切なおばあちゃんで、そんな気持ちを汲んであげられるような子に、うちの子は育って欲しいと考えていたら泣けてしまう。
うちの長男は不登校気味の気質があるため、この映画をもし一緒に見たら、不登校もありだと思ったら困ると考えて誘わなかったのだけど、不登校のつらさを存分に描いていてむしろ一緒に見るべきだ。
他にも、僕自身学校や社会を嫌ってこもっていた時期もあり、ありとあらゆる方向から心に突き刺さる映画だ。何よりまず第一に面白いし何度でも見たい。
予想外
原作の知識も前情報も無しに見てきました。
タイトルと看板から、鏡で繋がった古いお城の世界に行くのかな?程度でスタート
学校でのいじめ。それに立ち向かう女子中学生。現実世界には居場所がない。
お城の世界は救いだけれど、そこに馴染めない。仲間も6人いるが違和感が…
合計7人?連発されるヒント。小人か?お城と小人は白雪姫?鍵を探す?約1年もの長期間?
判らないことと不思議なことだらけ。真実はひとつか?
などと鑑賞しながら異世界に迷い込んだ気分です。
クライマックスでは涙が止まらなくなりましたが、画面展開が早すぎ!
もっと泣かせてよ。と思う中…
良い映画でした。
赤ずきんちゃん
原作は未読です
どんな物語なのか興味が
そそられた
仮面を被ったオオカミと
七人の赤ずきんちゃん
…学校に行けない
同じ中学の子供たち
鍵を誰が見つけるのか
アニメとしてはとても
見やすいstory
今、考えるテーマです
上手く鏡を使った
時空を越えたファンタジー
でも
鍵をみつける切っ掛けになった
六ひきの子やぎとオオカミの
絵が…
友だちの家に飾られていた
…そこが
分からなかった
最終的に願いを叶える
ことが出来て
清々しさを感じる
余談…
試写を当ててくれた
友に感謝です🙏
歩むこと、踏み出すこと。
辻村深月さんの原作に感動したので、映画化するには内容が多すぎるのではないか、と心配しました。ちゃんと2時間の物語となっていて満足できる作品でした。
おおかみさま役の芦田愛菜さんの迫力のある声は、少女でありながらこの城の支配者だと納得。7人の子ども達の声も合っていました。
とても辛いことを扱っているので、気分良く見られるわけではありません。けれど綺麗な画面や魅力的なキャラクターに惹きつけられてのめり込んでいけます。
孤城を歩く時に響く靴音、階段を駆け上る足、朝の通学路、様々な場面での歩みが印象に残りました。
実は本編が終わったあと、最後に一番泣けました。あれはずるいです。映像作品ならではの演出でした。
(試写会につき、ネタバレなしではあるとは思うけど、念のためネタバレありの扱いにしています)
今年356本目(合計631本目/今月(2022年12月度)9本目)。
大阪市のテレビ局開催の試写会で一足早くみてきました。
あるお城になぜか集められた7人の子と、そのお城をつかさどるオオカミさまを通じて、お城の秘密とそれぞれのキャラクタの過去と未来を描いていく映画です。
試写会であること、さらに試写会で「2つ、重要で見落としやすい点があるけど、もしわからなかったら本上映の時にまた来てね」(概要)というように、「どこにヒントがあるでしょう?」というタイプの映画です(謎解き要素もあります)。
特によかったのが音で、かなりのこだわりを感じました。この点は、2020年で高く評価された「ヴァイオレット~」と同じ程度のものを想定されるとよいかな、と思います(いわゆる一般のドルビーシネマ等でなくても、音にこだわりがあることは開始1分でわかります)。
この映画、いろいろな見方ができると思いますが、一つに「数字」というものがあります。ネタバレにならない程度にちらっと触れておきましょう(ネタバレには関係しませんが、てがかりのヒントになります)。
・ いくつかのヒント
→ この冬の時期、日本で21時ごろに見える星座で、赤い星で0.8等星ほどの1等星を持つ星座であって、その星座でとても有名なもので、それを天体望遠鏡で見ると「何個かの星」に見ることができ、「日本の有名な古典」でもでてきて、さらに「車の名称」にもなっていて、日本語名では一般に「3文字」(漢字では、通常一文字)で表記されるものは何でしょう?
さて、公式ホームページで登場人物の一覧を見ると…?
そして、この映画の登場人物は(広い意味でとると)何名でしょう?
→ 登場人物(公式サイト等参照)の中で、明らかに「苗字」で名乗っている子がひとりいますが、「自己紹介のときに、「下の名前ではなく」、あえて苗字で名乗ることがある理由で、特に「本人が気にすること」」として考えられるものは、何でしょう?
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