「いい話だが設定の張りぼて感が否めない」かがみの孤城 まままさんの映画レビュー(感想・評価)
いい話だが設定の張りぼて感が否めない
思春期の不登校児たちの悩み
悩みを共有できる相手や逃げ込める場所の大切さ
そういった、時代を超えた普遍的なテーマを扱っている点で誰しも共感できるところがあると思う
ただ謎の時間制限やペナルティ、願いを叶える鍵、なぜか記憶を消される…
などなどご都合主義な設定が大量。
デスゲームとかの謎設定では真にハラハラドキドキできないのと似ている感じがある。
最初にセリフで設定をひたすら説明するのもがっかりしてしまう。
作り物感が強過ぎて、せっかくの等身大の悩みが陳腐なハリボテに見えてしまう。
なにより音楽が残念
わかりやすさ重視なのか、すごいものが出てくるシーンにはすごそうな音楽、怖いものが出てくるシーンには怖い音楽、と単調なダサさがある
時間のずれが奇跡っぽく見えるのも既視感。
時をかける少女まんまの、未来で待ってる発言。
実は時間がずれていたんだ、なんてのは君の名はを思い出す人がほとんどなのでは。
あとPSPやってる子供がいたら1990年代の子供はびっくりするでしょうが!
すぐに、あ、違う時代じゃん、って気づくに決まってる
そういえば「狼と七匹の子ヤギ」という童話を久しぶりに聞いた。どんな話だったかと調べてみれば意外に狼への仕打ちが酷くてびっくり笑
原作小説はだいぶ前に読みましたが、読んでる途中、謎が明かされる前に、時間軸のずれには早い段階で気付いたし『君の名は』を見た人は簡単に気づけたと思います。『未来で待ってる』はもちろん私も『時をかける少女』と『ハウルの動く城』を思い出しました。信頼できる先生はこの7人の中の誰かが大人になった姿だということも、謎が明かされる前から気づいてしまいました。展開を読めてしまった人は結構いるんじゃないかなと思います。それでも、ラスト数ページは、登場人物の感情がしっかり伝わってきたので、とても感動しました。最後の数ページは大好きです。 で、大好きな小説を映画化されたので期待はしてましたが、まあ、見事な期待外れです。あれでは納得できませんよね。
原作小説はだいぶ前に読みましたが、読んでる途中、謎が明かされる前に、時間軸のずれには早い段階で気付いたし『君の名は』を見た人は簡単に気づけたと思います。『未来で待ってる』はもちろん私も『時をかける少女』と『ハウルの動く城』を思い出しました。信頼できる先生はこの7人の中の誰かが大人になった姿だということも、謎が明かされる前から気づいてしまいました。展開を読めてしまった人は結構いるんじゃないかなと思います。それでも、ラスト数ページは、登場人物の感情がしっかり伝わってきたので、とても感動しました。最後の数ページは大好きです。 で、大好きな小説を映画化されたので期待はしてましたが、まあ、見事な期待外れです。こころ以外の子達も主要人物なんだからもう少ししっかりエピソードを描いてほしいというの同感です。あれでは納得できませんよね。
同じくテレビで視聴しました。個人的にはあまり感動もなく、伏線回収と言うか答え合わせして終了という感じだったので他の方はどんな感想を書いてるのかと覗いてみたら全く同じ感性の方がいらっしゃったので思わずコメントしました。特に音楽のダサさにはびっくりしました。