「集団(化)教育の限界と弊害」かがみの孤城 lynx09bさんの映画レビュー(感想・評価)
集団(化)教育の限界と弊害
何かと集団を作らないと前に進めない日本。学校教育から擦り込まれて、マジョリティがマイノリティを淘汰(もしくは踏み付け)する世界を小学生の段階では立派に生育し、大人がやっている事そのままのイジメ社会を形成する。子供に「イジメやめましょうね」なんて言っても絵空事。だって子供は綺麗に大人をトレースしているだけなのだから。
中盤位までは「既視感のある秀作」といった印象でしたが、何かにピン!とくるそれ以降、グングン加速していき怒涛の伏線回収祭り状態。感情が渦巻いた先のエンディング。更に落とされましたね。お見事でした。しかも、今なら「大ヒット御礼オマケ映像」がエンドロール後にも。コレが贅沢過ぎて、エンドロールでもお腹いっぱいだったのに場内全員の涙腺を決壊させます。明るくなって暫く誰も動けないのは久々に見たな。私は颯爽と顔面グシャグシャで立ち去りましたけどね苦笑
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