アイ・アム まきもとのレビュー・感想・評価
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ホヘェー❕趣旨はわりと暗めだが…あれっ?あの人も!こんな人まで…⁉︎
趣旨は地味めかもしれない…
だが,実は深いのか? イヤそうでも無かったが… 一寸ズレて居たり〜 面白い処でこの人をこう使ってきたカァ〜とか…
わりとキャスティングで観る作品を決める私として、自分でも語っていたが「私は台詞が有りません。」と主題歌をやっていた宇崎竜童, (皆そうだろうが)波瀾万丈な生活を乗り越えた事で,女性の魅力を増したと私は思う宮沢りえ, 一応,今までのイメージを変えたつもり風の主役の阿部サダヲ, 演技&役者としても私が好きな國村隼。
そういう作品として,全てを引っ括(クル)めて印象には残ったかなぁ〜¿?( ͡° ͜ʖ ͡°)
メンソレータム
まあまあ
アスペルガーの主人公が実直にお見送り業務をこなす。孤独死を取り扱い、最後は非業の死。それから、過去にお見送りした孤独な霊逹に大団円でお見送りされる。
なんか引っ掛かりながらも、印象に残る映画。
察しの悪さも貫けば良い
正直、蕪木自体の魅力は分からなかったので
メインストーリーには共感しにくい事が多かったが
まきもとを取り巻く人(特にみはる)とのやり取りが良かった
さかなのこのミー坊のように
まきもとに関わり、何か感じる人が居る。
ただ
ラストシーンの展開に持って行きたいのは分かるけど
まきもとの最期はあまりにも唐突で
さすがにかわいそうだったなあ。
良い映画だと思います。
水田&阿部サダヲにハズレなし!
リメイクは成功、邦題は「?」
ウベルト・パゾリーニ監督の映画『Still Life/おみおくりの作法』 を原作に、日本翻案リメイクしたのが本作。
『エール!』に対しての、『コーダ あいのうた』 みたいな位置づけかな。
原作自体、「孤独死問題と、その遺体処理業」を報じた英ガーディアン紙のニュースから着想を得て撮った作品ですが、「孤独死」という概念・言葉は日本から行ったそうで、部分的な里帰りみたいな。
思った以上に原作通り。
ジョン・メイ(エディ・マーサン)に相当するのが牧本。
「孤独な自分に当てはめて懸命に働く」が「あまり人の心のわからない」ジョンより、一層「人の細かいニュアンスを理解できない」アスペルガー症候群 か、ASD(自閉症スペクトラム)っぽい描き方になったくらいか。
なのでラストの展開も同じ。
阿部サダヲのこれまで蓄積されたイメージや、今回の愚直なキャラの演じ方で、本来は暗くなる重いテーマをコミカルに見せてくれるあたり、配役は正解だったと思いました。
それと、日本の風土や日本人の気質を反映したリメイクは、『おみおくりの作法』 で感じた不条理さを薄めて、成功しているようにも思えました。
邦題はどうかと思ったけど。
生真面目だけど憎めない男
行動が生真面目で周りから煙たがれる存在なんだけど、何処か憎みきれない男性の生き方。
誰もが自分のことを考え生活する中で孤独死について考えさせられる。そんな彼が起こす小さな奇跡を通して観てるものの心の中に小さな灯火を着けてくれる。
伝えたいことって…
静かで沁みる作品
一人で死ぬということ
私も独りなので、一人で死ぬってこういうことなんだなぁと考えながら鑑賞。
まきもとの天然なところにクスッと笑えるシーンもあり、なぜそこまでするのかと考えてしまうところもあった。でも最後のシーンになると、まきもとの行動は無駄じゃなかったのだと思えた。「疲れた時は頑ったって言うといいんだよ」が最後そんな風に使われるとは。
最後の松下洸平の「牧本さん、あなたの粘り勝ちですよ」は涙腺やられた。頑張ったね、まきもと。賛否ありますが私は観て良かったです。
最近の映画では珍しい雰囲気
ラストが、、、
スルメの味
ちょっぴり切ない
全てはエンディングのために
死に向かい続ける男が「生」に触れた時。
めっちゃ阿部サダヲ。
最初から最後まで阿部サダヲ。
サダヲがもうほんとまきもと。
お話は、ずっと孤独死が描かれるのでわりときついです。でも笑える。自分が死ぬ時孤独であることよりも、死後に迷惑がられる方がずっとつらいなと思いました。
そして実は社会問題立ち向かっているのにファンタジーのような透明感があるのは、庄内の美しい景色とやっぱりサダヲのせい。
全体的は特に泣かなかったんですが、赤ちゃんをエア抱っこするところでじわっときてしまいました。ジャケットにしみがある。匂いを嗅いでみる。観客は「ん?なんだっけあれ?」と思う。抱っこのジェスチャーで、そのしみがやっと赤ちゃんによくあるミルクの吐き戻しであり、まきもとが昼間抱っこした赤ちゃんを思い出していることがわかる。空気は読めないし、なかなか人の気持ちもわからない彼、そして常々死に対面している彼だけど、「生」を慈しむ気持ちはちゃんとあり、もしかしたら子を成したかもしれない自分の姿にも思いを馳せたのかもしれない。まきもとのキャラクターを膨らませるとても良いシーンだった。
まきもとが孤独死のように事故死し、無縁仏になることで完結する物語、なのは理解できたが、やはり車椅子とかでカブラギの葬儀に現れて欲しかったし、葬儀の後塔子さんとも語り合って欲しかったな。
そして、ラストのラストの死者の集まりははっきり言って蛇足だった。
不思議な余韻
孤独死した方達のおみおくり係、マキモトさんの奮闘を描く物語でした。
最後に担当したカブラギさん、本人は全く生前のシーンが無いのに、葬儀に「あ、あの人来てくれたんだ。あぁあの車椅子の人も。あのホームレスの人も、船乗りの人達も?!!」って。。
孤独死しただけの見知らぬカブラギさんの葬儀にこれほど多くの人が参列してくれたことに喜ぶ自分の気持ちが不思議でした。
そのマキモトさんの最期は予想してないものでしたが、今度はマキモトさんに言ってあげたい。
頑張った。よく頑張ったって。
自分はどう死ぬのか、その後葬儀とかどうするのかを考えさせられるタイプの映画の中でも、また違う切口で表現する映画でした。
マキモトさんの粘り勝ちが心に沁みる作品でした。。
阿部サダヲさん
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