月の満ち欠けのレビュー・感想・評価
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スピリチュアル?
ホラーに感じた。
瑠璃と三角が生まれ変わっても、、という強い結びつきが感じられなかった。
オシャレな演出に抑えた演技だったのかもしれないけど。
三角と瑠璃との再会時の年齢差。
自分が親なら中身がおとなでも危険すぎて子ども一人で行かせない。
雑踏の中を歩く子どもにハラハラしたし、
実際抱き合ってるのは幼児とオッサンだし。
それより2回も妻を殺した田中圭と瑠璃との因縁の強さを感じる。
すぐに妻だと気付くし。絶対こっちの方が過去に何かある。
何度生まれ変わってもお前を手放さない、、みたいな。
それに本気で逃げようと思ったらあんな大荷物ガラガラしない。
最後にあんな小さな子が妻だとして、、どうするの?
こんな風に考える私にはロマンが理解出来ないのかもしれない。
初めてレビューで⭐️1つをつけました
ファンタジーだからこそ、作品にはよりリアリティーと納得感が必要で、それがないファンタジーほどつまらないものはない。
まず有村架純と目黒蓮が出会って恋に落ちてのくだりがあっさりした青春スケッチ風で、えっ?これで生まれ変わってでももう一度あなたに会いたい!てなる⁈ しかも2回も⁉️と全く腑に落ちない。
そして何よりも生まれ変わりの子どもが前世の記憶を発出するシーンがあまりにもお粗末。輪廻転生の神秘、驚きが全く観るものに伝わらない。演出のまずさと子役の平凡さ、しかも生まれ変わりの子どもが3人も出てくることで、辟易とさせられてしまう。(もし子役にこの任を託すならかなりスーパーな子役が必要。「妻、小学生になる」の毎田暖乃ちゃんやシックスセンスのハーレイくん並みの)
出演している俳優さんたちが豪華で、演技もうまくて、大好きな俳優さんばかりなので、作品のできが残念でならない。
感動…というよりちょっとホラー…
この作品は作中の音楽と淡い色彩のみを使用した描写が「生まれ変わり」という題材にうまく切なさを持たせていたと思います。
しかし大泉さん演じる父親の元に生まれてきた娘の瑠璃や、伊藤沙莉さん演じる親友の娘の瑠璃。幾度にも渡り「瑠璃」という人間が前世の記憶を持ち合わせ生まれ変わる部分が「え、親友の子供まで…?」と限度を超えてきて感動というよりホラーに思えてきてしまい、終いには大泉さんの妻役だった柴咲コウさん演じる梢もヘルパーで来ていた方の幼い娘のみずきに生まれ変わっていて鳥肌が止まりませんでした…
良かったところとしては、有村架純さんがこの物語において始まりの瑠璃である正木瑠璃役を演じたことが、儚さを体現することに相応しい方をキャスティングされたな。と思いました。
あと個人的には内容こそ違えど「今、会いにゆきます」をどこか彷彿とさせる作品でした。
生まれ変わっても逢いたい人はいますか?
瑠璃と名付けられた3人の女性。
正木瑠璃(有村架純)
小山内瑠璃(大泉洋の娘=高校生)
緑坂るり(小山内瑠璃の親友・緑坂=伊藤沙莉の娘)
3人には時空を超えた絆がありました。
佐藤正午の直木賞受賞作「月の満ち欠け」の映画化です。
【時空を超えた愛の物語】
あなたはこの物語に涙しますか?
心の純粋さとロマンチックさを問われる感じですね。
主人公の小山内堅(大泉洋)は不慮の交通事故で妻子を一度に奪われる。
悲しみに暮れる8年後のある日・三角哲彦(目黒蓮)が訪ねてくる。
「娘さん(小山内瑠璃)は自分の最愛の女性だった正木瑠璃の
生まれ変わりではないか?」
交通事故に遭った8年前のその日、堅の妻と娘は三角哲彦に会いに行く
途中だったことを堅は聞きます。
「小山内瑠璃は正木瑠璃の生まれ変わりではないでしょうか?」
そう言うのだった。
この【生まれ変わり】と言う設定を、
「あなたは信じられますか?」
少なくとも映画なら、その設定を観客に信じ込ませるだけの説得力ある
ディテールが必要です。
正木瑠璃は27年前に死んでいる?
それなら三角哲彦は50歳近い年齢になる筈です。
何故27年前にしたのか?
映画なら原作と変えて、1年年前でも2年前良い筈だと思います。
ならば現在の正木(田中圭)だって、老けている筈。
運転している本人の顔は写らないし、見えない。
その正木が小山内妻子の交通事故の引き金を引いているのですから?
考えてみると佐藤正午の小説はけっこう複雑です。
「鳩の撃退法」でも時間軸が難しかったです。
その上この映画では【輪廻転生】が何度も何度も起きるですから。
原作を読んでないので、
分からないのですが・・・
この映画はファンタジーとして観るのが正解なのか?
ホラーとして観るのが正しいのか?
きっとミステリーとしても観る人は、この映画に向かない人ですね。
ラストは素直に泣けます。
緑坂るりちゃん。
小さい女の子がオマセで達者!!
お利口で大人みたいです。
有村架純さんは大好きなので、見たい女優No. 1です。
「ちひろさん」以来なので、禁断症状が出てました、私。
有村架純が画面に姿を現すと、途端に有村架純ワールドに映像が染まる。
その意味ではかなり満足でした、彼女の出演シーンは。
ラストの小山内梢(柴咲コウ)のビデオレターも、うるうるしました。
ここがラストシーンで良かった気がします。
前前前世でいま、会いにゆきます
どうも廣木隆一監督の作品は苦手だ。
評価の高いインディーズ作品は肌に合わない。かと言ってメジャー作品はあのベタな感じが…。少女コミックの実写化作品なんて特に。
本作はそれでも悪くはない方だったと思うが…。
数年前に妻子を失い、東京のエリート会社から故郷の青森・八戸に戻った堅。すっかり生きる気力を無くし…。
そんな彼の前にある日、一人の若い男・哲彦が訪ねてくる。全く面識無かったが、彼が言うに、かつて愛した亡き女性・瑠璃は堅の亡き娘の瑠璃の生まれ変わりではないかと…。
大切な人を失って今も悲しみが癒えない人にこんな変ちくりんな事を言うのはからかってるのか、頭がおかしいのか、それとも“マジ”か…?
でも、“輪廻転生”という言葉がある。身体は生きている時の入れ物に過ぎず、魂は死しても何度でも生まれ変わる…。
堅はそんな事信じてないが、あからさまに世迷い言と言いきれない節も…。死んだ娘・瑠璃には幼い頃から不可思議な言動があった。
“アキラくん”、7歳の時に一人で訪ねた高田馬場のレコードショップ、オノ・ヨーコの英語曲、高校生の時に描いた見知らぬ若い男性の画、瑠璃という名前の由来…これら伏線に。
世の中には自分のではない、前世としか思えない記憶を持って生きる人がいると聞く。それらもただの作り話とは言い切れず…。
死んだ娘の瑠璃はこの青年・哲彦が愛した女性の瑠璃の生まれ変わりなのか…?
大切な人を亡くした二人の男。やがて常識を超えた接点が見つかった時、その思いが繋がれていく…。
なかなか入り組んだ設定のヒューマン・ファンタジー。
原作ではもっと複雑らしいが、それを分かり易く泣ける感動作に仕上げている。
が、そこに巧みな手腕や作りは見えてこなかった。安全パイに置きにいった印象も…。
それ故本作は演者の魅力によるところが大きい。大泉洋、有村架純、目黒蓮、柴咲コウ、他子役も含め皆好演。
最近役者として売れっ子の目黒蓮の純情の青年は拾い物だったし、やはり有村架純は今何をやっても無双。ミステリアスで儚い年上の女性にKO!
死んでも尚生まれ変わる。それほどまでに会いたい人がいる。
タイトルの意味。月は欠け死んでも、また満ちて生まれ変わる。
生まれ変わり生まれ変わり、また巡り合って思いを伝えられた時、たった一人残って生きるあなたに、きっと…。
確かに感動誘う設定だ。
だけどどうしても引っ掛かる事が…。
娘に前世の記憶が。基本娘だが、その魂や思考に別人がおり、それは本当に娘なのか、赤の他人なのか…。
子供は空の上で親を選んで生まれてくるなんてメルヘンチックな台詞があるが、要はそれは、空の上から赤の他人の魂があの両親に狙いを付けて…って事??
パパとママの子供に生まれて幸せだよ…なんていじらしく言うが、何かちょっとしっくり来ない。
生まれ変わりは瑠璃だけかと思ったら、ある人も…! 執念深い女。本当に。
って言うか、あっちでもこっちでも生まれ変わり。
純愛、一途でピュアな思いに見えて、ある意味ホラー。
死んでも何度でも生まれ変わって、前世の記憶を持ってあなたに会いに行く。
来るぅ~、きっと来るぅ~♪︎
純愛を装ったホラー
原作は既読。
原作もホラーだと思ったけど、映像化すると余計にホラーだった。正木(田中圭)の設定を少し変えた事で更にサイコパス風味もプラス。
原作での転生は映画よりもう一回多く、二時間強の映画では分かりにくかったので削った事は良かったと思う。が、原作での瑠璃(有村架純)と正木の結婚は、瑠璃の自業自得な部分も有り、正木が元々DV+ストーカー気質とは言え、瑠璃の転生に人生を駄目にされた被害者的な部分も有った。が、映画ではサイコパスな部分だけが強調された。
原作では確か、瑠璃の事故は本当に事故だったと思ったが、映画での死に方はおかしいでしょ。なんで、あのタイミングで踏切内に入るの?
原作のレビューでも散々書かれているけど、やはり瑠璃が何度も転成してまで三角に逢おうとする程の繋がりは感じられない。それは映画でも同じ。と言うか、映画だと余計に思う。
瑠璃の転生にしても、もう一人の転生にしても、ロリと中年(三角)、ロリと還暦過ぎ(原作では)で再会してどうすんだろう?
映画では三角と瑠璃の再会をロリでは無く、有村架純の姿に変えたけど・・・・・実際には中年の三角とロリが抱き合ってるワケで・・・・通報!
伊藤沙莉のJKは流石にキツい。
三角と瑠璃のラブシーン。有村架純だから仕方ないんだろうけど、普通、パンツ(ズボン)は脱いでからベッドに入るよね。凄い不自然。だったら他の描写にすれば良いのに。
レンタルがDVDのみしかなく、80インチプロジェクターにすると凄い画質が悪い。5.1chも何処に効果が?
タイトルなし(ネタバレ)
原作未読です。やりたいことはなんとなくわかりましたが…いい音楽と大泉さんの泣きを流したからと言って感動出来る訳ではないしストーリーがSFホラー的で感情移入がしにくかったです。個人的には半分の月がのぼる空の大泉さんの泣きの方が良かったです。気になった点は昭和風のセットなのに髪型は現代風、元の人格は消えてない感じですがやはり怖い。田中圭さんが最後出て来て何かするかと思ったけど何もなくて消化不良感。自分が有村さんファンなので昭和パートは特に良かったと感じたのでもう少しいい感じに繋げなかったのでしょうか…あと余りにもポンポン転生しすぎですよせめて1人くらいにしないとご都合主義も大概にしろって言いたくなります。
生まれ変わりが何度出来ようとも
テレビのワンコーナーや特番で先にメイキングや撮影の裏側などを観ましたが、セットやエキストラを豪華に使っていてすごいなと思いましたが映画の内容としては、、、て感じでしたね笑
もうざっくり映画の内容に触れていきますが、柴咲コウと大泉洋さんの小山内夫婦とその娘に不運が起こるがそれすらも田中圭さんが演じた役の正木さんによってぶち壊される不遇が重なるなんともお涙ください感が拭えなかった。有村架純さんが演じた時の瑠璃が目黒蓮が演じた三角と駆け落ちしそこからのいざこざが関係してここまでの悪いことになるとはって感じであまりに胸糞悪くないって思いました。
生まれ変わり怖いですね。
有村架純を見るための映画
みんな演技も良い。
柴咲コウ、大泉洋も田中圭も良い。
大泉洋の娘役も良かった。
んー。
心が落ち着かない。
大泉洋が娘を思う演技素晴らしい。
伊藤沙莉の娘役が、高田馬場に行かなければ、気持ち悪いながらも、なんとか纏まった作品だったとは思う。
とはいえ、このシーンも原作を読むと眼の前がクリアになる。
原作では、たまにホラーを感じる。
宗教?
良かった点
・大泉洋の家族への気持ちが伝わってきた
・有村架純がかわいい
・柴咲コウが綺麗
・目黒蓮の部屋の中がおしゃれ
悪かった点
・田中圭のモラハラ発言から目黒蓮がそれを受け入れてくれるところまで描いてから有村架純が転生しないと、そういう境遇に陥っている女性は転生しましょうって推進してるように感じた。
・身内とか近しいところで転生できるなら、もっと目黒蓮の近くに転生すればよかったのでは?(大泉洋の夫婦を挟んだ意味がわかりません)
・田中圭が転生を確信して詰め寄るシーンがぶっ飛びすぎ。もう少し丁寧にしてほしい。あと上司の娘なんだからさ…
・最後の小さい瑠璃は、大泉洋にあった時にすぐにでも大泣きして謝るべきなのでは?お母さんのこともあるんだし。なんで、そんなにすましてるの?
・ビールがぬるそうだし、喉乾いた人にビールは良くないのでは?(大学生らしくてかわいいかもしれないけど)
・あんなに綺麗なホテルにどら焼きは絶対に売っていない(偏見)
生まれ変わりをテーマにしたラブストーリーはこんなにも心が打たれる映画とは誰が想像したのか…
幸せだった男の人生が事故で娘と妻を同時に亡くすシーンから始まります。
そんな時に現れた1人の青年が前世の彼女の生まれ変わりではと言うがそんなことは信じないと言います。
しかも青年の付き合ってた彼女は別の男性と結婚していたがDVに遭い逃げた先に人身事故で亡くなった後、別の男の娘として生まれ変わったが、またしてもDV男と再会し妻と逃亡するがその矢先に衝突事故で亡くなってしまいます。
この映画を観て思ったのは許されざる恋をした男女から始まり亡くなると同時に娘として生まれ変わりずっと一緒にいたかったのではと思いました。
大泉洋さんはいつも娘さんの話をします…
…大泉洋さんのキレッキレのトークで何回も笑わせていただきましたが、毎回娘さんの話題が出てきます。
娘愛が半端ない大泉さんにぴったりの映画でした。
瑠璃ちゃんの秘密。
人は生まれ変わったら…とよく口にしますが前世の記憶が7歳で蘇る設定に輪廻転生という言葉が浮かびました。
役者は素晴らしい
大泉さんも、有村さんも、目黒くんも、田中さんもお上手。でも完成したものを見て、なんでこんなに説明過多?
っておもわれたのでは。
そこまで丁寧にフラッシュバックを入れなくてもわかります。
その方が、何度も見る楽しみがあるのかもしれないのになあとおもったり。
目黒くんのラブシーンに悶絶しました。
私だけ?
観ていて真剣に途中退場したくなった
ショートカット姿の美しい柴咲コウさんの映るポスターに見惚れ、セブンイレブンで前売り券まで購入して観に行きました。
大泉洋・柴咲コウ・有村架純という豪華メンバーが3人揃っていながら、12月30日の時点で近所の映画館では19時からのひと枠しか上映されておらず"あれ?"と内心感じていましたがやはりでした。
確かに前半のオシドリ夫婦の仲睦まじいシーンと中盤の有村架純の禁断の恋のシーンは見ていてとても心地よさを感じましたが、終盤からがきつかった…
正木という実業家の男の危険な本性と小山内母娘の事故死の原因と執着
かなり胸糞悪く感じましたね…
原作に忠実にする以上仕方ないですが、単純に柴咲コウと大泉洋のオシドリ夫婦物語と禁断の恋の行方くらいで留めてほしかった…
劇場から出た瞬間つい声に出ました。
"もうくどいなぁ"
ひとことReview!
何だかしっくりいかない物語。『あちらにいる鬼』、『母性』に、そして今作。何故だか3作集中となった廣木隆一監督の新作上映だが、どれもこれも満足させる作品は無かった。このヒトは「ただ撮っているだけ」の無能なんだな。
すみません。これは「良い話」なのですか?
原作未読。
役者が良いので観に行きましたが、これを所謂「良い話」として捉えるのは、個人的には無理です。
気になる点を箇条書きしていけば、
・いくら親友が死んだとしても、自分の娘に同じ名前つける?
・子が親を選んで生まれてくるって話がお花畑すぎる。
・お前何でそのこと知ってるの?が多い。例えば7歳の瑠璃がレコード店に行ったことを田中圭が知ってることとか。
・輪廻転生を何の抵抗もなく受け入れている伊藤沙莉が(田中圭も)とにかく不自然。瑠璃の転生についての説明もほぼ伊藤沙莉によるものなので、やばい女にしか見えない。
・死んだ自分の娘の自我が他人のものだったって話を美談にしようというのはどうしても無理がある。
・ラストのオチもご都合主義すぎて。転生ってそんなに身近な範囲で起こっていくものなの?
このように引っ掛かりポイントを挙げればキリがないが、原因が、そもそもの原作にあるのか、それなりの文章量の原作を2時間映画にしたことで生じた歪みによるものなのか、どちらなのだろう。
けど、役者の芝居は良かったです。全員良いですが、特に大泉洋と目黒連は大変素晴らしいと思います。
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