「(先行オンライン上映会という事情もあるので)ボリューム少なめで。」瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
(先行オンライン上映会という事情もあるので)ボリューム少なめで。
今年140本目(合計414本目/今月(2022年5月度)17本目)。
コロナ事情も「一応」今はおちついていますが、まだまだ映画の試写会といえばリアルのものとオンラインのものがあり、こちらは2週間先の映画の先行オンライン上映会(抽選制)でした。当選しましたのでこちらに。
このように先行上映会という場合ネタバレを防ぐのが普通ですが、ここでも紹介されている通り、事実上のドキュメンタリー映画で、人生観がどうのといった話に少し寄る(仏教的な考え方はあると有利かも?)ものの、ネタバレも何もそういう観念が想定できないような気がします。
こちらのオンライン先行上映会では、そのあとにミニトーク(25分ほど)がついていたのですが、こちらも今回の(どうも、日本では最速だった模様)先行上映会について、どのように考えるか、個人の色々な考え方があるろうかと思います、という扱いです(ドキュメンタリー映画ですが、解釈を1通りに定めるのは多分無理。10通りもあるとは思えませんが、2つ3つという筋が考えられます)。
コロナ事情もやってきた令和にもなると移動(や、今(2022年)現在の表記で)ご遺族の方)の移動にも制限がかかったのは周知の事実ですが、4時代(大正~令和)を生きてきたこの方の人生観がドキュメンタリー映画として描写されていて、決して「派手な」映画ではないですが(おそらく、正規の公開日もミニシアター中心?)、「生き方に迷ったときに見る映画」のタイプなのかな…というところです。
特に採点にあたり減点対象にすべき点がないので、フルスコアにしています。
※ 公式HPなどから事前に価値観、人生観などの情報を得ていると、理解がしやすくなるのでは…とは思えます。