リボルバー・リリーのレビュー・感想・評価
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本作こそ、東映は"周年映画"に指定して、宣伝費を多くかける冪だった。
原作は昔に読んだ筈だが、あまり記憶には残っておらず。しかしポスターが かっこよくて、観ました!
駄作「レジェンド&バタフライ」で、良いアクション&演技をしていた綾瀬はるかさん、今回も 主役 にふさわしい素晴らしい演技でした。
大河ドラマでもその独特な演技で、存在感があった古川琴音さんは、散弾銃を撃つシーンでも様に成り、初登シーンでは"どら焼きを1個持って行く"アドリブを入れたりと、実に興味深いキャラなので、今後も期待して観ていきたい。
劇中、馬賊の女性が登場するが、馬賊とは日本の忍者の1930年代版みたいなもので、西部劇中の騎兵隊側インディアンみたいに、ウィンチェスターを撃たせるよりも、その辺の隠密・諜報活躍があると、歴史好きな人は喜ぶのだが。。。
良い演技はしているし、恋愛映画ではセリフ回しにも"味 (あじ)” があって"大好きな俳優さんなのだが、豊悦さんは やはり下手だった。
主役:リリーの服は、流石にどれもこれも素晴らしい仕立てだったが
他の男優さんのスーツも、長谷川博己さん以外、みな良い仕立てでしたが
中でも、内務省官僚役の吹越満さんのベージュ系スーツ服が1番仕立てが良かった。
よって、この二人(長谷川さん、吹越さん)が同時に出てくる面談シーンでの 服の対比の演出が素晴らしかった。
また映画に出てくる帽子も、リリーの帽子を含め、みな良い形と仕立ての絶品でした。
誰か、著名な帽子デザイナーが入っていたのか? エンドロールでは見過ごしてしまいました。
リボルバー式拳銃(S&WのM1917)を持つリリーは、弾の入れ替えもスムーズで、どのシーンも絵に成っており、とてもカッコ良かった。
おまけに、モ式大型拳銃(モーゼルC96)1940年、南部14式拳銃、26式拳銃、38式小銃、ウィンチェスターM1894ライフル と言った、期待していなかった銃が次々に画面に登場し、ミリタリーファンの僕は大喜び!
しかし、映画の中で わざわざ2回も"奇怪な2別ロック"説明をした”ベレッタM1915” は銃器小道具を扱った、MGC ?には資料も模型も保有していなかったのか、
わざわざ見せているのに、機構が違っていた。
これは原作者が”銃知識 ”自慢する為だけに、原作に書き入れた部位を、それ以上の意味があると深読み過ぎて、無理やり映像化した為の事だろう。
模型がないなら、この手のカットは撮影はしても、本編からはカットして、映画に入れこまない方が良かったでしょう。
映画では2重ロックの説明ではなく、「ロックを外さないと撃てない」と、おそらく演出側も、この意味を理解せず、「子供だから、安全装置を知らない」と誤解解釈しているのでしょう。
しかし相変わらず、東映映画の興ざめする"銃口から出る炎(マズルフラッシュ)"は、SFXの時代なのだから、何とかならないのだろうか。。。
この映画を観ていて「野生の証明(角川映画)」をまた 観たくなってしまった。
「S&W M1917 リボルバー」
アクションシーンが美しい。。。
日本映画は銃撃戦も殺陣なのか
死傷者の数からして陸軍某重大事件。いや海軍省前の大殺戮など歴史には出てこなかったはずだが。(死者はあまりいないから揉み消されたのね)
それにしても帝国陸軍弱すぎだよ。古式ゆかしく出てくる順番にやられていく。やはりガンアクションはハリウッド(下手したら韓国映画も)との差は埋められそうにないことを痛感した次第。
アクション女優としての綾瀬はるかにとても期待していたのだけど、上記のような空回り感に加えてやはりあのコミカルな可愛さからどこか抜けきれなくて、いくらムスッとしてても「ホントはおしゃべり好きなんでしょ」とツッコミたくなってしまう。何とか演技の幅のある女優として大成してほしい…
「戦いでは人は守れない」と反戦思想の先駆けのような事を言ってるが大勢やっつけまくってから言われても説得力がね…。
刺激が強すぎるかも、、、
日本の最高アクション映画
大正の雰囲気が美しい
現実的かどうかはさておき綾瀬はるかの服装始めとして絵柄と空気感が美しい映画でした!森の中に人殺しにきて銃撃戦やってる集団が全員白のパナマハット?(ボルサリーノ、らしい)とか少し笑えるくらい美しかった。最後の白のドレスも霧に合わせて用意したわけでなくたまたま設定よね。
個人的にはシシドカフカがカッコよかった!
清水尋也くんはでてきた瞬間「半間〜!」と思ったけどここでも不気味な役ハマってた!
そして最近阿部サダヲ見てないなーとと思ってたから登場して嬉しかった。
トヨエツもさすがの美しさ。短いながらも存在感。
長谷川さんも三揃えとハット似合うわー。
あ、佐藤二郎はどんな役でもやはり佐藤二郎なのね、も面白かった。
そして白髪のおばばとかあれ、百合ちゃん心臓撃ち抜かれてるんじゃないの?と思ったりとか、謎も沢山。原作読めば解消されるのかしら。
綾瀬はるかさんのアクションが好きです。今回も文句なしでした!また衣...
日本の西部劇とアクション満載の最高なる作品でもありました!
遅くなりまして申し訳ございません。めちゃめちゃレビュー&レポートを書こうと思いましたが
なかなか書く時間がなくて大変に申し訳ございませんでした
本日は鑑賞した感想と観客のレポート&上映までの間を話したいと思います!
まるで日本の西部劇のようにアクションがとてつもなく満載過ぎて誰しもがかっこいいと感じた作品にもなっていると思います
特に主演の綾瀬はるかさんのアクションがすこぶるパワフルでかっこよさが抜群でした
明示が舞台なのですが戦争が起きる前にかつて日本のスパイと呼ばれた主人公が人を殺さず平凡な暮らしを望んでいたのに組織に狙われることがきっかけで再び自身の隠していた過去と向き合うことになります
個性豊かなる豪華キャストとスタッフに監督の力があっての作品なので
製作開始から出来上がるまで壮大なる肥料がかかったかと思います
特に一番しみずひろやにシシドカフカに古川琴音に長谷川さんも出ております
その他に阿部サダヲに豊川悦司にジェシーに板尾創路さんも出ていて
佐藤二朗もいます。
どんだけ豪華すぎるんだになるぐらい豪華なキャストでたくさんいました
そこに自分は驚いてしまいました
すべてが伏線ではなくすべての謎が一人の少年に限られていることから
少年とともに乗り越える絆もありながらも
少年の思いから再び主人公が人間としていられるきっかけにもなるんじゃないかなっと感じてしまいました。
悪役すぎる過去でもなく優しい顔も持つ主人公のダークヒロインが最高だよになりました。
まず日本の西部劇ともいわれますがそもそも西部劇を知らない方にもご説明しますが
西部劇は荒野の町とかが舞台でもある場所もあります
銃乱射ともいえる西部劇もありますが
そこに必ず人間ドラマとかが入っているため
誰しもあきない映画やドラマになるんじゃないかと僕は思いました!
綾瀬はるかがリボルバーとともに敵に向かいながら銃を乱射してゆく姿にマジでかっこいいな綾瀬はるかって僕は思いました。
僕はほかのキャスト様もかっこいいって思いましたがそれでも
あやせはるかさいこうすぎるじゃねって感じたのは
僕だけなんでしょうか?ちょっと気になる部分もあるため
あまり確信していないと思います
ラストまで目が離せないこちらの映画ですがアクションも最高だし
謎解き要素が凄く強い部分でもあり
人間ドラマとしての絆が凄く伝わるぐらいにとても素晴らしい作品でもありました
この作品で伝えたいきっかけが今そこで何が待ち受けているのか日本の平和が本当にあるのかを皆様に伝えたいんじゃないかと僕は感じました
是非ともこの映画を楽しみに見てください!
銀幕のスターに会いにいく幸せ
チープだからいいんですよ。
チープでないと庶民は追いていけないんです。
出来が悪いとか、揚げ足取らないでくださいね(笑)
綾瀬はるか って
思うに、松坂慶子の後釜になる人ではないだろうか。
松坂慶子は、どっしりとした存在感。図太さと滑稽さを兼ね備えた美しい女優さん。
デビュー以来、どこか線の太い綾瀬はるかさんは、きっとその立ち位置にいる人だと思う。
今後もひみつのアッコちゃんになったり、先生やOLになったり、そして新妻や刺客になったりと、
日本映画界の中で、長く自由に活躍してもらいたい人だ。
封切り後、本作品「リボルバー・リリー」は、興行成績は他作品との競合もあり、足踏みをしているらしいが、
吾輩は《推し》を拝みに、いざ映画館へと馳せ参じました。
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大正時代は、わずか14年。
そのわずかの期間に起こった国内外の目まぐるしい動きがストーリーの下敷きになっています。娯楽映画の舞台としてはこれは申し分がないだろう。
明治と昭和の狭間で、
震災、大戦、2度勃興した護憲デモクラシー運動。天皇の急遽の代替わりと首相暗殺もあった。各国で王政が廃止され、日本も民主主義の隆興や共産主義への戸惑いに、社会全体が大いに揺れた頃なのだ。
そこに持ってきて陸軍と海軍の主導権争い。
海軍諜報部員のリリーは夫を失い、子を失い、そして死んだはずの息子の生まれ変わりに再会する感激・・
いい筋書きです。これこそ大衆映画の鑑ではないでしょうか。
東映は ”信長バタフライ“から2作続けての綾瀬の抜擢。さすが日本映画界の女王です。この女王を引き立てるために脇役も一流で、見応えは十分でしたね。
「殺し屋にも身なりが必要だ」と、リリーにも美しい装いでいることを勧めたのは、リリーの上司にして夫となったトヨエツ。お陰でアール・デコのお洒落も堪能させて頂きました。
モガのスタイルがとっても綺麗なんですよ。
カフエの女給たちも最新のモードで目を奪います。
男たちは中折れ帽やパナマハットが粋です。
折しも銀座の資生堂パーラーの時代。
千疋屋パーラーも、そして文京区本郷に健在の万定フルーツパーラーも「大正浪漫」の香りを残すお店ですね。
シネコンのお客さんは中高年層でまぁまぁの入りでした。
メイドカフェなんてもう要りませんから、大正浪漫の綾瀬流ファッションが、また現代にも復古流行してくれればなぁと。おじさんとしてはあの洋装に しごくウットリなのですが。
で、
個人的なことを言えば、
(と言うか きりんはいつも個人的レビューなんですが)
綾瀬さんは、僕のかつての妻に大変風貌が似ておられる女優さんなのでね、
元気に活躍したり 怒ったり ボケたりする彼女を見ると、他人の空似ながら、ついつい応援したくなります。
《推し活》ですから、この際 映画の冗長な尺や、突っ込みどころ満載の演出の瑕疵も全て許す。
綾瀬はるかさんは、銃創を幾つ喰らおうが、鎖骨下動脈に刃物が突き立てられようが、永遠にあなたは地獄から立ち上がってください。
ドンパチやっても不死身の女。
手刀と居合で男どもをなぎ倒し
剛毅なピストルで、オイラはもう一度、女たちから蜂の巣にされてみたくもなるんです(笑)
もちろんその涙も思い出しますが。
Kill me softly honey forever.
和製ミラジョボビッチ⁉︎
いつのまにかアクション俳優さんになってしまった、綾瀬はるかさんw
可愛らしい女優さんから、カッコイイ女優さんになりましたね!
この映画のユリコさん役は、最強の女性役で、
とにかく、死なないw
撃たれても、撃たれても、死なない!
綺麗で強い女性は憧れますが、ちょっと最強すぎましたw
まだまだ男性優位の社会の中で、強くたくましく生きてる様は、憧れる!
ジェシーの役が嫌な奴やったけど、凄く役にハマってたと、私は感じました。
個人的に最近、『山本五十六』さんの事知ったばっかりだったから、登場して『おっ!』ってなって、ちょっとテンション上がったw
自衛隊の人が見たら、また違う感想になるんだろうなぁ。
綾瀬はるかのアクションでシリーズ物できたらいいのになぁ〜!!
ひたすら退屈な2時間20分
悪くないけど面白くない
カッコいい快作
奇をてらわず(誤解を招くかもしれませんが)「普通に面白い」。
めっちゃ楽しかった。
特撮、VFXがカッコいい。
アクションがカッコいい。
キャストがまた豪華でしたし綾瀬はるかもよかったんですが、何より二人!
テーラーの野村萬斎と、元馬賊な主人公・百合のパートナー・奈加を演じるシシド・カフカが抜群にカッコいい!
物語が埋蔵金争奪戦的なのが『ゴールデン・カムイ』っぽく、スパイ・殺し屋が子どもを助けるのが『グロリア』『レオン』っぽく、「どこかで見た展開」ではあるものの。
全体に丁寧な物語づくりで、肉体の動きを美しく見せるカメラワークと編集が好感度高し!
大正時代や台湾の建物をミニチュアやCGで作り上げた街並みも、自然でよかった~!
ってか、室内以外のシーンには、ほぼVFXで手が入ってましたね。
すげーなーと思いながらエンドロールを見てたら、尾上克郎さんや鈴木啓造さん、三池敏夫さんら『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』『仕掛人 藤枝梅安』『いだてん』などでおなじみの方々のクレジットを発見!
なるほど、と唸りました。
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